Category Archives: 本の紹介

本の紹介1001 独自性の発見(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

原題は、「DIFFERENTIATE OR DIE 2nd Edition」です。

これでもかというほど「差別化」の重要性を強調しています。

膨大な例を挙げて説明しており、マーケティングの考え方がとてもよくわかります。

何度も読み返すに値する本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功したスペシャリストはスペシャリストのままでいなくてはいけない。ほかのビジネスを追っかけるのはまずい。スペシャリストというイメージが壊れるからだ。心臓外科医はこのことを本能的に知っている。いくら儲かっても、人口膝関節置換術に手を出したりはしない。」(185頁)

ブランドの独自性を失わせる原因を一つあげるとすれば、『成長願望』だ。」(236頁)

そうなのです。

「スペシャリストというイメージ」を守り続けることは思いのほか大変です。

お蕎麦屋さんでうどんを出してはいけないのです。

仮においしいうどんがつくれるとしても。

他の分野に手を出せば出すほど「スペシャリストというイメージ」は壊れます。

一途に一か所を掘り下げていくことこそが「差別化」のキモなのです。

本の紹介1000 はたらく人のコンディショニング事典(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

強いカラダ・ココロ・アタマをつくる」とあるように、3つの視点でまとめられています。

カラダは食事でできていますので、日頃の食事について正しい情報を知っておくことはとても重要です。

カラダを鍛えるには、単に運動をすればいいわけではなく、栄養と休養の視点が必須です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

超回復には休息が必要不可欠。筋肉トレーニングを行うと、損傷した筋肉を修復するため、筋肉はその材料となるアミノ酸をとり込み、たんぱく質への再合成を始めます。・・・超回復のリズムを利用することで、より効果的に筋肉を発達させることができるというわけです。」(138~139頁)

運動、栄養、休養の3要素をしっかり満たすことが大切です。

何か1つが欠けてもうまくいきません。

やるべきことはわかっているのです。

それを飽きずに投げ出さずにやり続けられるかどうか。

ただそれだけ。

多くの人が途中でやめてしまいます。

だからこそ続けることには価値があるのです。

本の紹介999 「変わる」ことを恐れる貧乏人 「変わり続ける」成功者(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

二極化がますます進む現代社会において、いかにして生きていけばいいのかが書かれています。

タイトルからもわかるとおり、時代の流れを察知して変わり続けることが求められています。

そう。みなさんが大好きな「安定」とは真逆の「変化」が求められているのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多様性の原因も『好き勝手』です。人々の多様性が表面化した理由は、みんな昔より好き勝手にやっているからです。自由が拡大し、人々がどんどん好き勝手になっています。・・・この流れはおそらく、しばらくは続くでしょう。ですから、もっと自分勝手に、もっとわがままに、もっと自由にやらないと唯一性は埋もれていきます。」(78頁)

生き方についての「好き勝手」度数についても二極化がどんどん進んでいます。

Diversityが尊重される時代だからこそ、自分が生きたいように生きればいいのです。

好き勝手生きていいと言われても、これまで好き勝手生きることを許されなかった世代とその世代から教育を受けた次の世代の方は、何をどうしたらいいのかわからないのです。

首輪はもう付けられていないのに、大草原を自由に走り回っていいのに、結局はじっと座ったままです。

どんどんやりたいことをやりたいだけやればいいのです。

本の紹介998 働かない働き方。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイトルだけを見ても、著者の意図が分かりにくいですが、いかに必要以上に働かずに利益を上げていくか、ということです。

空いた時間で様々なことを考えることができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『働かない働き方』は、あなたひとりで完結するものではない。パズルのように、人間界における凹凸を見つけ出し、うまく組み合わせることで成り立つ。あなたがすべきことは、自分のエッジに気づいて、それを活かすことだ。そして、そこから他人のエッジを見つけ、愛を持って伝え上げることだ。」(213頁)

すべてを自分でやろうとしないということがこの考え方の原点にあります。

自分が得意なことにフォーカスし、それ以外は他の人に任せることが「働かない働き方」の基本です。

あれもこれも手を出しているほど人生は長くありません。

時間には限りがあります。

だからこそ自分のエッジにフォーカスすることが結果を出す秘訣なのです。

本の紹介997 101歳現役医師の死なない生活(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

長寿の秘密を101歳現役医師の著者が教えてくれています。

帯にも書かれていますが、問題は、「それらを毎日続けられるかどうか」です。

すべては習慣の問題です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・反対に体に悪い習慣があれば、そのマイナス面をちゃんと認識して、やめたり改善したりする必要があります。不規則な生活、バランスの悪い食事、お酒やタバコ、運動不足、睡眠不足、過度なストレス、マイナス思考といったものは、すべて悪い習慣につながります。悪い習慣が一度定着してしまうと、それを変えるには、相当な努力が必要になります。」(49頁)

これが習慣というものです。

良くも悪くも人生を決定付けているのは、日々の習慣です。

どのようなことを習慣にするかでほとんど人生は決まってしまいます。

習慣化するのが苦手な人が多い一方、習慣化が得意な人も実際にいます。

習慣化が得意な人は、あらゆることをいとも簡単に習慣化できます。

そういう人たちは、習慣化は、「才能」ではなく単なる「技術」「方法論」の問題だということを知っているからです。

このことを知っていれば、習慣化はそんなに大変なことではありません。

本の紹介996 小さな会社の生きる道(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

著者は、京大法学部を卒業後、富士通を経て、家業を継いだ13代目社長の方です。

著者がコンサルティングした実例に基づき、「小さな会社の生きる道」についてさまざまな角度から解説しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どの会社でもそうだが、新ブランドやリブランディングのプロジェクトは、一部の人しか直接的に関わらないことが多い。すると、直接関わらない人たちはどこか他人事に捉えてしまう傾向がある。しかしブランドは、直接的であるにせよ、間接的であるにせよ、外から見たときに関わっていると思われるすべての人がつくるものである。すべての人がそのブランドを理解し体現しないと、本当の意味でブランドにはなり得ない。」(232頁)

個人のブランディングであれば、本人だけの問題ですので、このようなことは問題になりません。

しかし、組織のブランディングとなるとそうはいきません。

そこで働くすべての人が自社の「ブランド」の本質が何かを理解し、それに矛盾しない行動を取ることが求められます。

組織が大きくなればなるほど実現するのが難しくなります。

だからこそブランドを守るということはとても大変なのです。

本の紹介995 筋肉こそ金なり(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

タイトルからわかるとおり、筋肉を鍛えることの重要性を「肉体改造」×「最新機器」×「栄養学」の3つのアプローチから説いています。

基本的かつ重要な事項を説明しつつ、新しい情報を入れてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

論文の統計では3ヵ月の段階で約65%の人が脱落してしまいます。さまざまな理由が考えられますが、もっとも多いのは、すぐに効果を実感できず嫌になってしまうケースだと思います。」(61頁)

続けられない理由なんて簡単に何個も出てきます。

時間がないっていうのもその代表例です。

スマホいじっている時間はあるのに、ジムに行く時間はないと。

いずれにしても、継続できなければ結果なんて出るわけがありません。

だからこそ体つきを見れば、その人が継続することができる人かどうかがわかるわけです。

本の紹介994 リアルビジネス3.0(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは「あらゆる企業は教育化する」です。

複数の例を取り上げて、1.0→2.0→3.0のそれぞれの段階をわかりやすく説明してくれています。

これを自分の仕事に当てはめて実験をしてみるというのがビジネスの楽しさです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

モノの時代が終わった日本では、製造業はサービス化し、サービス業はより進化したサービスを展開してきました。モノを売り買いしていた時代が『1.0』だとすれば、サービス化の時代は『2.0』、そして教育化が『3.0』と位置付けられます。」(4頁)

この「教育化」というキーワードは、この言葉を見ただけでは、その意味することを十分に理解することはできません。

こういう系の本は読んだだけで満足してしまうのですが、それでは意味がないわけです。

本に載っている具体例や方法論をいかに自分の仕事に応用するかが勝負です。

この本が言わんとしていることは読めば誰でもわかります。

でも、多くの人は実践しないのです。

勝敗はそこで決まります。

本の紹介993 「複業」で成功する(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

著者は、弁護士で「弁護士ドットコム」の創業者で、かつ、参議院議員の元榮先生です。

「三足のわらじ」の著者が、「複業社会のなかでの生き方」を説いています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自由に生きたいと口にしていても、実際のところはルールに縛られた社会のほうが『生きやすい』と感じている人も少なからずいるものです。どうしてかといえば、やるべきことを細かく決められている状況に慣れているからです。ルールや枠がなくなることで不安になる人がいるのはわかりますが、それを怖がるか、楽しむかで人生は変わってきます。一歩、前へと足を踏み出す。その勇気をもつだけで人生がまったく違ったものになっていきます。」(203~204頁)

こんな時代からこそ、自由にやりたいことをやればいいのです。

いろんなことを我慢して自由がほとんどない生活をしている人もいれば、その逆の人もいます。

いずれも自らの選択ですから、良いも悪いもありません。

ただ、どちらかに慣れてしまうと、もう抜け出せなくなります。

自分の人生は自分で決める。

生きたいように生きる。

やりやくないことはやらない。

それだけで幸福度は大幅に上がります。

本の紹介992 あなたのダイエットはなぜ結果が出ないのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

日頃からワークアウトをしている人にとっては、自然とツイッター、インスタ、YouTube等で情報収集するため、特段、目新しい情報ではありませんが、そうでない人にとっては、目から鱗が落ちる本だと思います。

どれだけ巷に多くの間違ったダイエット法が蔓延しているかを知るだけでも全然違います。

特にこれから始めようとする方にはおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

もし今、目の前に等身大の鏡があって、鏡に映る自分の姿を『太っているな』と思うのなら、それはすべて自分の責任。責任は自分にあるのだと思わねばならない。これ、大前提です。『仕事が忙しいから』とか『付き合いが多くて』などと言い訳をしてはいけない。そう考える人は、まずダイエットなんか、成功できない。なぜなら、あなたの身体や生活習慣を管理しているのは、あなたの友達でも、あなたの職場の人でも、むろん私でも、ないッ!100%、あなた自身なのだ。」(17頁)

筋トレを始めとする日頃のトレーニングは、100%、自分への投資ですので、やらない理由が見当たりません。

ゴルフのように拘束時間も長くありませんし、ジムの会費なんて飲み代を考えたらタダみたいなものです。

週2~3回、たった1時間の筋トレを続けられない人に何が続けられるのでしょう・・。

人間が最も苦手とすること、それは「継続すること」です。

だからこそ途中で投げ出さずに続けることには価値があるのです。