Category Archives: 本の紹介

本の紹介912 人生は攻略できる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
人生は攻略できる

決してゲームの攻略本のようなハウツー本ではありません。

人生をどう生きていくのかを考えるヒントを与えてくれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

なにかに依存していると、逃げ場がなくなってしまう。そこでしか生きていけないなら、なにをされてもひたすら耐えるしかない。これでは、自由な社会における『奴隷』だ。経済的に独立していれば、理不尽なことが起きたらいつでも別の場所に移っていける。『自由』とは、イヤなことをイヤだといえることなのだ。」(99頁)

経済的独立は「自由」を手に入れるための条件です。

そういう意味では、専業主婦はとてつもなくリスクの高い職業です。

経済的に完全に夫の収入に依存せざるを得ないからです。

自由な社会における「奴隷」にならないためには、自分に力をつけるしかありません。

自分の商品価値を高め、不測の事態が起きてもなんとかできる力をつけるのです。

本の紹介911 「意識しない」力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「意識しない」力 うまくいくときは、結局みんな、自然体

サブタイトルは、「うまくいくときは、結局みんな、自然体」です。

無意識や潜在能力について書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日常の空き時間のほとんどをスマホに占領されてぼんやりする機会が減ってしまい、そのせいでデフォルトモード・ネットワークの機能が落ちてきているのではないかといわれているのです。・・・デフォルトモード・ネットワークのぼんやり時間が失われるのは、自分の中の無意識を照らす時間が失われるのと同じようなものだから。」(118頁)

たしかにこれはよく思うことです。

多くの方が、通勤時間や待ち時間は、スマホで何かをしていますよね。

そうすると、何かをゆっくり考える時間ってほとんどないのではないでしょうか。

スマホで情報をインプットする時間はどんどん増えていきますが、他方、それらの情報をどう使うのかを考える時間がほとんどないために、結局、情報の仕入れを活かすことができないという状況に陥るわけです。

そのため、私は、ネットや本からインプットをする時間とそれに基づきアウトプットする時間を意識的に分けています。

意識しないと前者ばかりが多くなってしまうからです。

情報や知識は使ってはじめて意味があります。

仕入れ(インプット)をしたらちゃんと売上げ(アウトプット)に変えましょう。

売上げにしてこそはじめて仕入れた意味が生まれるのですから。

本の紹介910 情報だけ武器にしろ。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。
(169)情報だけ武器にしろ。: お金や人脈、学歴はいらない! (ポプラ新書)

これまた堀江さんらしい本になっています。

どの本でも、合理的に考え、行動することの大切さを説いています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

情報を調べずに手つかずにしておくことで、貴重なお金や時間を『搾取』されている人は思いのほか多い。『忙しいから』『ほかのことに集中したいから』などと理由を並べて、わずかな手間を惜しむ。それは時間の倹約ではなく、思考停止状態だと指摘したい。」(98頁)

情報格差と経済格差は相関関係にあります。

知らないということを知ることが大切なのですが、実際は難しいです。

情報とお金はあるところに集まる習性があります。

だからこそどんどん格差が広がってしまいます。

知っているか知らないか、もう本当にただそれだけの小さな差でも積み重なることでとてつもなく大きな差になってしまうのです。

本の紹介909 仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか?

帯には「『スピード』と『質』は同時に上がる」と書かれています。

確かにそうですね。

うっかりミスが多いと感じる人は、是非読んでみてください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私たちは慢性的な学習不足です。その原因の一つには、世の中が楽しくなりすぎて、娯楽などに費やす時間が増えてしまったことがあります。」(232頁)

ネット見て、SNS見て、「いいね」押して、LINE見て、コメント返して、YouTube見て・・・。

あー忙し(笑) 勉強なんてしている時間ないですよね(笑)

ただでさえ忙しい生活の中で、勉強することはとても大変なことです。

大人になると多くの人は勉強することを止めてしまいます。

時間をどう捻出するか。その1点だけです。

簡単です。

ネット見て、SNS見て、LINEして、YouTube見る時間を減らせば、いとも簡単に時間が生まれます。

あとはやるかどうか。

本の紹介908 1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

タイトルから想像する内容ではありません。

終始、考えることの大切さを説いている本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

では、いったい、何を考え出せば『本当に考えた』と言えるのだろうか。考える目的を端的に言えば、『代替案を出すこと』『具体案を出すこと』『全体像を明らかにすること』『本質を見抜くこと』の4つである。・・・『アイデアがある人は悩まない』というものである。・・・その意味することは、『代替案(Bプラン、Cプラン)を持っている人は安心して生活することができる』というものだ。」(50~51頁)

代替案を持っていないというのは、つまるところ、自信過剰もしくは想像力の欠如が原因だと思います。

そのプランがうまくいくことしか想定していないわけですから、仮にうまくいかなかったときは大変です。

「想定の範囲」をできるだけ広げることは新しいことをやる上で極めて重要です。

どこまでのリスクなら取れるのかを把握するからこそ、その範囲で大胆なチャレンジができるのです。

本の紹介907 ブチ抜く力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
ブチ抜く力

久しぶりの与沢さんの本です。

痩せましたね!

今回の本は「一つの事に魂を売れ!」がテーマです。

結果を出す人がどんなことを考えているのかがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

10年あれば基本的に人は何者にでもなれます。ですが、惰性で生きたら人は衰退していくだけです。10年後に自分はどうなっていたいのか。これは本当に真剣に考えた方がいい事です。
・・・常に種を蒔き、10年後に最も華やかなもの、場所、銘柄、ビジネスなどを想像しながら先手を打っていく事が必要です。リスクを取らなければ、大きなリターンはあり得ません。10年後にこうあるべきだと思うならば、そのゴールを目指して今から着手していく事が重要です。未来を放置する事は、自分の人生を放置するのと同じ事です。
」(144~145頁)

以前にも書きましたが、自分の商品価値を向上させる努力・準備を日々するか、しないか。

ただそれだけの話です。

忙しいのはみんな同じです。

それでもやる人はやっているのです。

僕たち凡人は、人が休んでいる時、人がスマホをいじっている時に努力を積み重ねるしかないのです。

自分の人生は自分で切り開く。

その覚悟があれば絶対にできます。

本の紹介906 一切なりゆき~樹木希林のことば~(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
一切なりゆき 樹木希林のことば (文春新書)

希林さんのことばをまとめた本です。

言葉言葉に生き方、考え方がストレートで出ており、飾らない人柄が伝わってきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

着飾っても甲斐がないし、光りものも興味がない。それより住むところを気持ちよくしたいなあって。若い頃は安物買いの銭失いだったんですよ。でも、モノがあるとモノに追いかけられます。持たなければどれだけ頭がスッキリするか。片付けをする時間もあっという間。」(24頁)

希林さんも物に囚われないことの大切さを伝えています。

あれが欲しい、これが欲しいと物欲には際限がありません。

どこまでいっても満たされないのです。

日常生活をより快適にしたいという願望は私も持っていますが、よりいい時計や車を持ちたいという願望は皆無です。

物に対する執着・こだわりがないので、特に不足を感じません。

このような状態を幸せというのではないかと思います。

本の紹介905 人生でいちばん大切な三つのことば(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
人生でいちばん大切な三つのことば

ときどきお坊さんの本を読むと心が落ち着きます。

慌ただしい生活を送っていると忘れてしまいがちな大切なことを教えてくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仏教は声高に『世のため、ひとのため』とは言いません。ある日師匠が『世のためひとのためと言っている者にかぎって、じぶんのためにやっている人間がおる。だから『人』の『為』と書いて『偽り』というんだ』とおっしゃっていました。」(65頁)

人の為と書いて偽り。なるほど。使わせていただきます。

あと、ビジネスをしているのに、「お金じゃない」という人は信用しません。

いかなるビジネスも利益を上げるために仕事をしているのです。

利益が出なければ従業員に給料を払うこともできませんし、早晩、つぶれてしまいます。

聞こえの良い綺麗事に逃げないことがとても大切だと思っています。

本の紹介904 労働2.0(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
労働2.0 やりたいことして、食べていく

オリラジの中田さんの本です。

キングコング西野さんもそうですが、もはやお笑いの枠を完全に飛び越えていますね。

仕事の仕方、発想の仕方など、とても勉強になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

もし、成功者に嫉妬などしていたら、そういうチャンスを根こそぎ失います。ライバルだと思う存在、勝てないと思う相手がいたら、良いところを見て吸収するのが得策です。」(187頁)

現在、仕事がうまくいっていない人は総じて、先ほど述べた『成功例を見習えない』という共通点をひそかに抱えている、と私は思っています。」(192頁)

嫉妬なんてしていないで、うまくいっている人の良いところをどんどん参考にすればいいのです。

うまくいくには必ず理由があるのです。

素直に柔軟に良いものは良いと評価できることはとても大切なことです。

成功例はいくつもあるわけですから、そんなに難しいことではありません。

あとはやるかやらないか。ただそれだけの話。

本の紹介903 中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
中小企業の「ストックビジネス」参入バイブル

いかにしてサブスクリプションビジネスを生み出すか。

さまざまな成功事例を紹介し、注意点等を解説してくれています。

同感の点もあれば、「うーん、そうかなー?」と思う点もありました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

このように、連続増収増益の上位企業は、すべてストック性の高いビジネスを展開している企業でした。さらにストックビジネスからの安定収入を他のストックビジネスや新たな店舗に再投資することで多角化(多店舗化)成長している企業が多数含まれていました。この「ストックビジネスの多角化(多店舗化)」こそ、長期にわたり安定成長できる要因なのです。」(55~56頁)

特に目新しいことは書かれていませんが、結局のところ、日頃の単発の仕事をいかにしてストックビジネスにするかを考えることが大切です。

異業種のストックビジネスの手法を知ることで、形を変えて自分の業界に導入してみるというのがいいと思います。

業界の常識に囚われないことで自由な発想で考えてみることがとっても大切です。