Category Archives: 本の紹介

本の紹介653 〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る (ハヤカワ・ノンフィクション)

著者は、ハーバード・ビジネス・スクールの准教授で社会心理学を専門とする方です。

「パワーポーズ」をとることの大切さを説いています。

とても納得できる内容で、すぐに実践できるものです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・しかしあるとき、彼女はアプローチを変えます。『うまくできたりできなかったりを繰り返した後、インストラクターが言ったのです。どこかの時点で、自分はボードの上にとどまるんだと腹をくくらなくてはいけない、と。・・・すると驚くことに、そう決めて、決めたのだからそのとおりにしようとしただけで大きな変化が現れたのです。何度も海に投げ出されていたのが、波に乗れるようになっていきました。うまくできるとうれしい、うれしいとまたうまくいく。自分にはできる力があるという気持ちが、挑戦を繰り返すうちにふくらんでいきました。』」(206~207頁)

「腹をくくる」

大切なのは、細かいやり方などではなく、腹をくくれるかどうかだということです。

ここでも大切なのは「知識」よりも「意識」なのだと気づかされます。

腹をくくる意識ができていないのにテクニックだけ磨いても役に立たないということです。

本の紹介652 成功へのアクセスコード(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成功へのアクセスコード―壁を越えて人生を開く―

著者が考える成功に必要な要素を解説してくれています。

多くの本が共通する要素をあげていることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

大きな魚を水槽に入れると、急にそのほかの魚が大きくなる。大きな魚の餌となってしまわないように、心を突き動かされ、大きくなる。魚にとって大きくなることは努力なのか?それは努力というより、自己防衛本能だ。本能は努力を瞬時に凌駕する。それは人間も同じ。自分をどんな環境に置くか?それを意図的にやることで、人生は大きく変化する。」(82頁)

この例えが実際に正しいのかどうかなんてどうでもいいことです。

著者の言わんとしていることは十分に伝わりますよね。

自分をどんな環境に置くかはとても大切なことです。

ただ、反面、うまくいかないことを環境のせいにしてはいけません。

そんなもん、環境のせいなわけなくて、自分のせいだと思うしか先へは進めません。

いや、実際、環境のせいなのかもしれませんが、そんなことどうでもいいことです。

うまくいかない原因を常に自分に求めなければ先へは進めないのです。

その原因を分析して次につなげることこそが成功へつながっている道だと強く信じることがとっても重要だと思います。

本の紹介651 自分を高く売る技術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
自分を高く売る技術 〜なぜ「値上げ」をしてもお客さまが離れないのか?

集客のためには「値下げ」ではなく「値上げ」すべきだと説いています。

自分が提供できるサービスの価値に応じて判断すればよいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・メンターにかわいがられるという意味でも、素直であることは大事なことなのです。
もちろん、メンターの言うことに疑問を感じることもあるでしょう。自分の価値観や考え方で判断したくなるときもあるでしょう。しかし、これまでその価値観、考え方でやってきたからうまくいっていないのだから、いったんその価値観、考え方を封印して、素直にメンターの言うことにしたがってみるのもいいのではないでしょうか。まずは言われたとおりにやってみる。」(79~80頁)

素直じゃないのにメンターなんて求めてはいけませんよ(笑)

自分の思い通りにやりたいなら、そもそもメンターなんて必要ありませんから。

教えを乞う以上、すべては「はい。」ですよ。

メンターの下にいるうちは、清濁併せ呑む覚悟を持つことです。

成功している人、うまくいっている人は必ずその理由があります。

一部を真似するのではなく、全てを受け入れることがメンティーには求められているのだと思います。

本の紹介650 電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。
電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり (講談社+α文庫)

タイトル通り、「鬼」気くばりが紹介されています。

すぐに真似できることからここまではできないな、と思うことまでいろいろ紹介されています。

仕事ができる人の「気くばり」「配慮」を学ぶことはとてもいいことです。

おすすめです。

『義理』とは、言い換えれば『借り』のことだ。日本のビジネス社会は、『貸し』『借り』を基軸通貨として、ものごとが回っていた。『借り』に鈍感なヤツは相手にされないし、『借り』を返さないヤツには仕事は回って来ない。だから、何かにつけて相手に小さな『貸し』を作っておいて、その『貸し』を貯めて、どこかでまとめて返してもらう。それが日本の商慣習の基本であることに、会社に入って4~5年経ってから気がついた。」(35頁)

こういうことをちゃんと先輩から教えてもらえた人はとても幸せです。

このことを学ばずに年齢を重ねてしまうと相手にされなくなってしまいます。

仕事ができる人を見ているとほとんど例外なくこういうことがちゃんとできています。

見城社長の言葉を借りるならば、「GNO」が大切だということです。

本の紹介649 仕事のヒント(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

今日は本の紹介です。
仕事のヒント (中経の文庫)

神田昌典さんの本です。

仕事をする上で、どの様な点に着目すればうまくいくのか、ヒントがたくさん書かれています。

とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いまの時代、お客は商品自体に対する欲求ではなく『自分の重要性を認められたい』『大切にされたい』という欲求を満たすために消費する。例を挙げれば、行きつけの居酒屋では、『いらっしゃい!』というのと、『あっ、いらっしゃい!』というのとでは、後者のほうがお客に喜ばれ、お客が定着しやすい。なぜなら、自分がお得意さんであることを覚えていてくれたからである。あなたの会社では『あっ、』の部分をお客に感じさせるために、どんな工夫ができるだろう?」(19頁)

とてもわかりやすい例ですね(笑)さすがです!

「あっ、」にあたる部分が自分の仕事では何にあたるのか。

こういうことって、ある日突然できるようにはなりませんよね。

日頃から繁盛しているお店に行って、観察してみるといいですね。

たまたま繁盛しているということはありません。

必ず理由があって、お客さんがリピーターになっているのです。

そこで見つけた「あっ、」を自分の仕事に応用するというくせを身につけているかどうかなのでしょうね。

本の紹介648 これ、いったいどうやったら売れるんですか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
これ、いったいどうやったら売れるんですか? 身近な疑問からはじめるマーケティング (SB新書)

「100円のコーラを1000円で売る方法」の著者の本です。

マーケティングってどうやればいいのかをわかりやすく教えてくれています。

考え方の基礎を学ぶにはとてもいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私も商品開発をやっていたので実感するのだが、商品開発の現場では商品を開発することが常に頭の中にあるので、いつの間にかお客さんのことをすっかり忘れて、商品を中心に考え、『バカの壁』のようにプロダクトアウトに陥ることがとても多い。このプロダクトアウトに陥らないようにするための2つの魔法の言葉がある。
『そもそも、お客さんって誰だっけ?』
『これってお客さんにとって、何がいいの?』
もし商品開発に行き詰ったら、この2つの言葉が必ずヒントになるはずだ。」(80頁)

日本の製品によく見られることですよね。

お客さんはそんなこと求めていないのに、終わりのない商品開発に没頭してしまうということ。

独りよがりになっていないか、

顧客のためのサービスになっているか

を考え続ける習慣を身につけることが大切ですね。

本の紹介647 堀江貴文 人生を変える言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
堀江貴文 人生を変える言葉

堀江さんのこれまでの本やブログ、メルマガから「人生を変える言葉」を抜粋した本です。

この本を読んだだけでは当然人生を変えることはできませんが、

今までの自分とは違う価値観、考え方に触れることが人生を変える第一歩になることはあると思います。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人より何倍も情報収集ができれば、必ず未来が見えてくる。未来が見えるようになれば、必ず勝てる。」(186頁)

今君たちに最も必要なのは、資金でも人脈でもない。情報だ。情報を所持するということは、未来を見ることだ。・・・後追いで動いている人は、損をして当たり前だ。」(192頁)

堀江さんらしい考え方です。

情報の重要性をこれでもかというほど説いています。

情報格差はそのまま経済格差につながってしまう、そういう時代です。

知っているか知らないか。

ただそれだけで勝負がついてしまうことがたくさんあります。

人より何倍も情報収集ができれば、必ず未来が見えてくる。」という言葉は重いですね。

そして、「未来が見えるようになれば、必ず勝てる。

まさに仰るとおりだと思います。

さて、情報収集のためにみなさんは何をしますか?

本の紹介646 成功する練習の法則(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成功する練習の法則―最高の成果を引き出す42のルール

サブタイトルは、「最高の成果を引き出す42のルール」です。

全米で話題のカリスマ教師が明かす、ビジネスに活かせる最強メソッド」だそうです。

間違った練習をいくらしても上達しません。

この本では、どうやったら成功する練習ができるのか、正しい練習のしかたとは何かを教えてくれています。

先生やコーチにはとても参考になる本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

勝ちたいという意志は誰もが持っているが、勝つための準備をするだけの意志を持っている人はほとんどいない。-ボビー・ナイト」(15頁)

成功したいという気持ちが強いかどうかは問題ではないと思っています。

成功するためにどれだけの準備、どれだけの努力をすることができるかが問題なのです。

大きな目標を掲げても、それに見合う準備・努力をしなければ結果など出るはずがありません。

人が休んでいるときにどれだけ準備・努力できるか。

今も昔もそこで勝負がついているのだと確信しています。

本の紹介645 世界最強の商人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
世界最強の商人 (角川文庫)

物語形式になっており、ストーリーを通じて、成功するために必要な要素について教えてくれています。

結局、いつの世も、成功するために必要な要素は変わらないことを確認させてくれます。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功するためには障害はつきものだ。なぜならば、物を売るとき、他の重要な仕事と同じように、勝利は多くの努力と数えきれないほどの敗北の後にしかやってこないからだ。しかし、一つひとつの努力とそれぞれの敗北が、お前の技術、強さ、勇気、忍耐力、能力、自信を磨き上げてくれる。そして障害物の一つひとつがお前をよりよくするための・・・・・・またはあきらめさせるための同志なのだ。挫折こそ前進するチャンスなのだ。そこから逃げ出し、そこを避けようとすると、お前は未来を捨ててしまうことになる」(46頁)

挫折こそ前進するチャンスなのだ。そこから逃げ出し、そこを避けようとすると、お前は未来を捨ててしまうことになる

いい言葉ですね。

仕事でもスポーツでもそうですよね。

挫折・失敗を経験することなく成功・勝利することなどありません。

そう考えると、挫折や失敗は、ある意味、成功・勝利の必要条件とさえ思えていきます。

必ず挫折や失敗を経験しなければゴールにはたどり着けないと信じることがとても大切です。

このように考えれば、挫折や失敗をしても、あきらめる理由にはなりません。

辛い状況から逃げ出さず、また避けようとせず、見城さんの言葉を借りるならば、「正面突破」しかありません。

もうそれしかないと覚悟を決めるのです。

本の紹介644 アイデアの接着剤(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
アイデアの接着剤 (朝日文庫)

著者は、アートディレクター、クリエイティディレクターの方です。

タイトルからもわかるとおり、アイデアとアイデアのくっつけ方のお話をしています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

主観で何かをつくったら、必ず客観性で答え合わせをしましょう。
感覚で生み出したものは、理論で再確認。
理論で構築したものは、感覚でとらえ直してみる。
客観性と主観性。
左脳と右脳。
理論と感覚。
両方を行き来することで、より幅広く、深みのあるものがつくれるようになります。」(51頁)

頭でわかってもなかなかすぐにできるものではありません。

自分がとても良いと思っているものも、1日、2日寝かせて、改めて別の角度から見直してみると、さらによくなる視点が見つかることがよくありますよね。

1日、2日寝かせることによって、冷静に見返すことができるからなのでしょうね。

見返すときには、あえて意識的に別の視点で検証してみるということが大切なのでしょうか。