Category Archives: 本の紹介

本の紹介2195 99%の絶望の中に「1%のチャンス」は実る#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

この本を読むと、いかにマインドセットが大切であるかが本当によくわかります。

もう無理と思えば、もう無理。

まだいけると思えば、まだいける。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

お金を借りるという『リスク』よりも、何も変わらないことの『リスク』のほうが強い。いつ人生が終わるかわからない中で、動かないことのほうが、よほど大きいリスクなのだ。」(120頁)

リスク、リスクと言っているうちに人生は終わります。

ゼロリスクなんてこの世の中に存在しないのに。

リスクがあると言って、抽象的かつ大したリスクでもないことを針小棒大に評価して、やらない理由探しをしているだけですから。

リスクの有無ではなく、リスクの内容、程度を分析して、テイクできそうかを判断すれば足ります。

本の紹介2194 頭をよくするちょっとした「習慣術」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から20年以上前の本ですが、再度、読みかえしてみました。

読んでいてつくづく思うのは、やはりどこまでいっても、習慣が人生を決めているということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

もう『おやじ』になっちゃったからとか、『おばさん』になっちゃったから、などと自分の加齢をマイナスに捉えて口にする人はいっぱいいる。そういう言い訳をすることによって、感情はよけいに老け込んでいく。『感情』というものも意識して使っていかないと老化する。この『感情の老化』が実はいちばん怖い。感情が老け込むと人間は、動かなくなる、考えなくなる、勉強しなくなるという状態に陥る。そうすると頭も悪くなるし、体も弱くなり、次から次へと悪いことが起こってくる。」(138頁)

「もう年だから」は、単なる言い訳です。

暑いから、寒いから、眠いから、だるいから、疲れるから、面倒だから、と全く同じです。

いつもやらないための言い訳探しばかり。

Age is just a number.

老けたとどうかは、年齢という数字が決めているのではなく、その人の感情・思考が決めているのです。

本の紹介2193 必ず役立つ!!「〇〇の法則」事典(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

世の中には、いくつもの法則があります。

この本では、70の法則が紹介されており、読み物としてとてもおもしろいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

幸運は突然、天から降ってくるものではなく、心がけ次第である。決まった習慣を身につけさえすれば、つまり、自ら決めた考え方や行動で幸運を招くことができる」(140頁)

ワイズマンの法則というらしいです。

法則それ自体を知らなくても、なんとなくそんなものかなと、多くの人が思っていることだと思います。

要するに、幸運は、日頃から準備をしている人のところにやってくる、ということです。

単に神頼みをしているだけでなく、毎日、コツコツと努力を続ける必要があります。

言うは易く行うは難し。

やっている人は、言われなくてもやっている。

やらない人は、どれだけ言われてもやらない。

本の紹介2192 人は見た目が9割#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう!

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

いいかどうかはさておき、多くの人が論理よりもなんとなくの直感で判断していることがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

見栄えと言葉、我々はどちらを信じればよいのか-。マルチ商法や新興宗教などで、ぼろ儲けをした人が逮捕されて、マスコミに顔が出てくる。その人のインチキ臭さは、顔や風体に如実に表れている。だがどの事件の場合でも、弁舌がたくみだったからつい信じてしまった、と被害者はいうのである。私は言葉より見栄えの方が、よりその人の本質を表していると考えている。」(14頁)

性格は顔に出て、生活は体に出ると言います。

私たちは、その人の人となりを、その人の全要素から判断します。

それこそ、意識的、無意識的を問わず、一挙手一投足を見て、その人のことを判断しているのです。

騙されやすい人とそうでない人の差は、その判断の巧拙から来るのかもしれません。

ベースが性善説の方と性悪説の方でも異なりますね。

本の紹介2191 本の紹介784 地道力#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!」です。

人生は、短距離走ではなく、マラソンのようなものですから、長期的な視点で物事を捉え、準備することがとっても大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功する人と成功しない人の間に、能力やビジネスの才覚など、それほど差はないと思います。もし差がつくとしたら、『ビジネスの才能=能力×時間』という、ビジネスの本質がわかっているかどうかです。人の二倍、三倍の仕事量をこなせば、アッという間に学生時代の順位など逆転します。」(83頁)

私の知る限り、能力がある人は、長時間労働に耐えられるタフネスも持ち合わせています。

フィジカル、メンタル、ブレインすべてが強いのです。

いつ休んでいるの?と不思議に思うくらい様々なタスクを平気な顔してこなしています。

一流には一流の理由があり、成功する人には成功する人の理由があります。

本の紹介2190 読書する人だけがたどり着ける場所#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

今の時代、特に若い世代で、どれほどの人が、動画ではなく、読書に時間を割いているのでしょうか(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

驚くべきことに驚けるのは、実は教養があるからです。知識豊富で教養豊かな人は、もうあまり驚くことがないのではないかと思うかもしれませんが、逆なのですね。知れば知るほど、心の底から驚くことができるのです。知識がないと、何がすごいのかわからない。ぴんとこない、ということになります。」(99~100頁)

驚くべきことに驚ける、感動すべきものに感動できるというのは、一定の知性・教養がないとできません。

微差に気付けるというのもその一種だと思います。

同じものを見ても、感じ方、捉え方は人それぞれです。

世の中は、解釈でできている所以です。

本の紹介2189 集中力はいらない#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も1週間がんばりましょう!

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルから離れた内容も多分に含まれており、むしろそちらの内容のほうが共感します。

この閉塞感満載の現代社会において、それでもなお楽しく幸せな人生を送る秘訣が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

現代の社会では、個性が埋没している。『人間』そのものが個人の中で割合として低下している。個人の中で、考えない時間が長くなっている分、『人間割合』が減少している。すなわち、1人が0.5人になっているようなものだ。人口減少よりもずっと速いペースで、人間が減っていると見ることができるだろう。」(195頁)

一方で個性が大切だと言われ、他方で、個性的な人は排斥されるこの国において、個性を殺さずに生きるためにはどうすればいいでしょうか。

私の答え。

①個性が殺される組織に属さない、又は距離を置く。

②自分に力をつける。

以上。

何事に対しても、できるだけ依存度を上げないことが自由に生きる秘訣だと思っています。

本の紹介2188 人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる。#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

強く生きるためのメッセージがたくさん書かれています。

何度読んでも素晴らしい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

戦う前から白旗をあげているから舐められるのです。
わかりました、と引き下がることは生きるのをやめること。簡単にあきらめるわけにはいきません。」(64~65頁)

いつだって、本当の敵は、弱い弱い自分なのです。

敵前逃亡したくなる、やる前から負けた時の言い訳を考えてしまう、そんな弱い自分との戦いなのです。

人間は習慣の生き物です。

一度、逃げ癖がついてしまうと、そこから抜け出すのはとっても大変です。

「敬遠は一度覚えるとクセになりそうで。」(上杉達也-タッチ)

本の紹介2187 親は100%間違っている#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

まあ、タイトルは大袈裟ですが、本を読めば、言わんとしていることはよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

目の前にあるチャンスに気づけないから、チャンスをつかめないんだよ。だから、最初はみんなチャンスに気づけない。まずはチャンスを教えてもらわないといけないわけよ。そのときに重要なのが、『理不尽』を受け入れることなんだ。これもよく言うんだけど、人生は上の次元の人に引っ張り上げてもらうことでしか上のステージに行くことはできない。だから、ここで重要なのが『理不尽』なんだよ。一見、何のメリットもないようなことを一生懸命やっていると、上の人に気に入られていくようになるんだよ。」(198頁)

今の時代に、このことを共感できる人がどれほどいるでしょうか。

まあ、パワハラだの老害だの言われるのが関の山ですかね。

ジェネレーションギャップを受け入れ、多様な価値観を排斥しない寛容さこそが、今の時代に必要な素養ではないかと思っています。

理不尽や居心地の悪さを受け入れられる、もしくは受け流すことができる人は、どんどん上のステージに引き上げられることでしょう。

今の時代は、理不尽さや当たりの強さみたいなものに対する耐性が明らかに下がってきているので、このような鈍感力、レジリエンスを持ち合わせた人が、相対的にますます重宝されることでしょう。

本の紹介2186 キーエンス流 性弱説経営(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは、「人は善でも悪でもなく弱いものだと考えてみる」です。

文脈的には「性悪説」という用語でも十分意味は通じると思いますが、あえて「性弱説」とする意図は理解できます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『そんなに大事なら事前にアドバイスしてくれればいいのに』という部下の思いは切実です。できる前提で何もしないのではなく、大事なことであればあるほど、漏れがないように確認すべきだというのが性弱説的な考え方です。そういうアドバイスをしないで後から怒る上司に限って、部下のほうから確認しようとすると『それくらい自分で考えて動け』と言うものです。」(80頁)

いつの世も、このようなコミュニケーションギャップが存在します。

「そのくらいわかるでしょ」という察する力を相手に期待しないことです。

お相手は、あなたのコピー人間ではないのですし、能力も考え方も異なります。

立場の優位性に乗じ、自身の言葉足らずを棚に上げるのはもうやめましょう。

そして、他人に対して、過度な期待をするのはやめましょう。

Expectation is the root of all heartache.

変えるべきは、他人ではなく、仕組みです。