Category Archives: 本の紹介

本の紹介556 経営者が絶対に「するべきこと」「してはいけないこと」(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
経営者が絶対に「するべきこと」「してはいけないこと」―50「Do’s」&「Don’ts」FOR BUSINESS SUCCESS

タイトルのとおり、経営者がするべきこととしてはいけないことが書かれています。

奇をてらうのではなく、原理原則に基づいた経営をするのが王道であることを再認識することができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

40年以上の経営経験から、強く実感していることがある。それは『優れた経営者には例外なく原理原則とバランス感覚がある』ということだ。・・・原理原則の対局には我流、自己流がある。自己流のみに溺れると企業の成長は早晩止まってしまう。優れた経営者は、自己の個性やアイデンティティは大切にしながらも、原理原則を見事に身に付けている。これが第一の能力であり、第二がバランス感覚だ。」(3頁)

問題は、この「原理原則」や「バランス感覚」をどう学ぶか、です。

私は、自分がメンターだと思う経営者に教えを乞うことが一番だと思っています。

頻繁に会い、直接話を聞く、本を出しているのであればすべて読んでみる。

そしてとにかく真似をしてみる。

それも中途半端にではなく、徹底的に真似をするのです。

「こういう場面であの人はどういう行動をとるのだろう」と想像してみる。

この繰り返しです。

いつしか、真似をしていることすら忘れてきます。

無意識にメンターと同じような行動や考え方をとるようになっていたら完璧です。

本の紹介555 たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人

タイトルに出てくる「たった1人との出逢いで人生が変わる人」と「10000人と出逢っても何も起きない人」の差って何でしょうね。

この本では、安易な「人脈づくり」はおやめなさいと言っています。

すればするほど人生を変える「たった1人」から遠のくわけです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人脈がすばらしいということは、人望が厚いということ。ここに議論の余地はない。では人望の厚い人というのはどんな人だろうか。誰にでもいい顔をする人ではない。反対だ。身近な人を大切にする人が人望の厚い人だ。仕事でいえば関わった人を大切にする。この人と一生付き合っていこうと決めた人をとことん大切にする。一生付き合っていこうと決めた人が、助けて欲しい時にすべてを放り出しても飛んでいく。」(127頁)

そうです。これが「たった1人」なのです。

どれだけたくさんの人を知っていても、それが浅い関係であれば、1000人であっても、10000人であっても、同じことです。

助けてほしいときにすべてを放り出しても飛んでいける関係は、もはや「人脈」などいう薄っぺらい言葉では言い表せません。

そういうつながりを「仲間」「兄弟」と呼ぶのではないでしょうか。

生きているうちに、仲間・兄弟が1人でもできれば、10000人の人脈よりもよほど価値があると思います。

本の紹介554 私たちの人生の目的は終わりなき成長である(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
私たちの人生の目的は終わりなき成長である

タイトルがいいですね。

人生の目的は、「成功」ではなく「成長」だということです。

それも「終わりなき」成長です。

こう考えた時点で、「やりきった」という、いわゆる「燃え尽き症候群」のような感情は生まれないのでしょうね。

死ぬまでにどこまで成長できるのか、それこそが人生の目的だと考えています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

相手の短所を指摘するのはそれこそ幼児でもできるが、相手の長所を見つけることは知性がなければできない。」(153頁)

寛容という言葉が死語になりつつある現在の日本においては特にそうですね。

いずれも習慣の話だと思います。

人の良いところを探すくせがついている人は、自然とそれができるのに対して、その逆もまたしかり。

これは、メンターとの関係についても同じことが言えると思います。

メンターから学ぼうとするときは、メンターの良いところだけを見ればいいのです。

メンターに100%の完璧さを求めてはいけません。

そんなの無理ですから。

100%完璧な人などいないことは、自分が一番わかっているはずです。

100%を求めているうちは、永遠にメンターは見つかりません。

本当は目の前にいるのに。

いいところはそのまま受け入れる。

よくないところはそのまま受け流す。

そのくらいの寛容さをメンティーは持つべきです。

よくないところがあっても、それを含めて、自分がメンターとして選んだわけですから。

本の紹介553 熱狂しやがれ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
熱狂しやがれ - 転職せずに100倍楽しく働く方法 -

本の1頁目にこのように書かれています。

仕事をおもしろくする唯一の方法は、熱狂することだ!

おもしろい仕事じゃないと熱狂できない、という甘えん坊さんは、一生、仕事で熱狂することはないのでしょう。

仕事を変えるのではなく、考え方を変えるのが先です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたの今は、過去の選択の結果にすぎない。そして過去から現在までの変化を人は『成長』と呼び、現在から将来への変化を『可能性』と呼ぶ。可能性を広げるためには、我々は絶えず前進しつづけなくてはいけないのだ。天才的な物理学者だった、アインシュタインのこんな言葉がある。
『いままでと同じことをしていて、違う結果を期待する人間。それを本当のばか者と言う。』」(25頁)

このアインシュタインの言葉をよく覚えておきたいと思います。

原因と結果の法則からしても、これまでとは違う結果・成果を求めるのであれば、その原因となる日々の準備を質・量ともに変える必要があります。

自分の可能性をどれだけ信じることができるかは、つまるところ、どれだけ日々、努力を続けているかにかかっています。

自分だけは知っているのです。

「俺、そんなに真剣に仕事に向き合っていないな・・・」

「人並みの努力しかしていないな・・・」と。

僕ら凡人は、突き抜ける程の努力をするしかないのです。

「これさえ飲めば1か月で10㎏痩せる!!」みたいな幻想を抱いているうちは、今の状況は一向に変わりません。

毎日、頭から煙が出るほどの努力を続けることからしか可能性は生まれないのだと確信しています。

本の紹介552 筋トレが最強のソリューションである(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

帯には「あらゆる悩みが筋トレで解決します」と書かれています(笑)

普段、筋トレをしている人が読むと、共感できる内容であり、とてもおもしろい本ですが、筋トレの習慣がない人にとっては、「???」という本だと思います(笑)

視点・切り口が最高です。

筋トレの習慣がある方にはおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

筋トレ→筋繊維破壊→同じ負荷では壊れないよう筋繊維太くなり復活→更に強い負荷でぶち切る→∞のループで筋肉大きくするんだけど、ジムに行くたびに限界突破していく訳ですよ。『自分の限界を知れ』なんて言ってくる大人の多い現代社会においてこんなにも限界突破の経験くれるのジムだけじゃないですか?」(96頁)

これ、本当のことですよ(笑)

筋トレと仕事は本当に似ています。

同じ負荷を掛け続けても、筋肉も人間も大きくなりません。

1日にして大きな筋肉、仕事はできません。

日々の習慣が大切なのです。

日々、超回復をして、更に上を目指すのです。

「もうこのくらいでいいにしよう」などという限界は筋トレと仕事にはありません。

スタッフに「先生、何を目指しているんですか?」と質問されますが、そんなことは鉄アレイとプロテインに聞いてみないとわかりません。

最近、ボクシングを始めて、輪を掛けてそう思われています。

本の紹介551 お金の9割は意欲とセンスだ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
お金の9割は意欲とセンスだ ―年収がぐんぐん伸びるビジネスセンスの磨き方―

お金持ちになりたい、成功したい、と思っている若手は、読んでみましょう。

きっと参考になるはずです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

年収の低い人と、年収が高い人の共通点がある。それは気の合う人としか付き合わないことだ。・・・すでにあなたが平均的なサラリーマンの生涯賃金を稼ぎ終えた成功者であれば、気の合う人同士で平日の昼間からワイン片手に国家や人生を語って盛り上がるのもいいだろう。
だかこれから年収を上げていきたいのであれば、気の合う人より成長できる人と付き合うようにすべきだ。成長できる人というのは、必ずしも気が合うわけではない。否、むしろ気が合わない人のほうが多い。」(124~125頁)

よくいろんな本に書いてある「コンフォートゾーン」を出るということと共通する視点です。

自分のレベルを上げていきたいと思ったら、自分が快適に過ごしている現状に甘んじていてはいけないのです。

成長するときは、いつも「コンフォートゾーン」から出る勇気が必要です。

これまでの自分を変えたいのであれば、これまでとは違う生活、意識、習慣を作られなければいけないのは当然のことです。

多くの人は、人一倍変わりたい、成長したいと願うのですが、人一倍の努力はしない。

変わりたい、成長したいと願うのは自由ですが、それだけでは一生変わりません。

変わるはずがありません。

人が寝ているとき、休んでいるときにどれだけ汗をかけるか、です。

本の紹介550 日本電産 永守重信 世界一への方程式(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
日本電産 永守重信、世界一への方程式

日本電産永守社長に関する本です。

経営に対する姿勢を学ぶには最適の本です。

甘えなど1ミリも感じられません。

経営者及び経営者を目指す方は必読の本です。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

会社を創業して間もない頃、出張先のアメリカで、体調を崩して病院に運ばれたときのことである。『ハウ・アー・ユー?(調子はどう?)』と尋ねられた私は、全身にじん麻疹を出しながら『ノット・ファイン(良くない)』と答えた。すると、私がベンチャー経営者だと知った医師は、『ベンチャービジネスの経営者がそんな弱気なことを言っていたら、会社は危ないですよ。ファインと答えなさい』とアドバイスをしてくれた。ベンチャー経営者としてビジネスを成功させるには、態度も言葉も性格も消極的であってはいけない。常にファインでなければというのである。」(99頁)

態度も言葉も性格も消極的で後向きな経営者に誰がついていきたいと思うでしょうか。

最もエネルギッシュでバイタリティーに溢れているのがトップにいなくて、誰が一生懸命仕事をするでしょうか。

猪木さんが「元気があれば何でもできる」と言っていますが、そのとおりですよね。

「あなたと一緒にいると元気になる!」と言われるような人間を目指さなければいけません。

経験も実績もないのなら、せめて誰にも負けない元気とバイタリティーで勝負するのです。

本の紹介549 30代で頭角を現す69の習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

事務所は暦通りにGW中はお休みとさせていただきます。

もっとも、私はGW中も普通に仕事をしていますので、顧問先会社様は、何かありましたらいつでも栗田の携帯電話にご連絡ください。

今日は本の紹介です。
30代で頭角を現す69の習慣 (だいわ文庫)

本を開くと最初のページには以下の文章が大きく書かれています。

はじめの5年でついた習慣を、人は一生繰り返す。

最初が肝心だということを端的に表現していますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仕事がデキる人は仕事を趣味にするか趣味を仕事にしているから、趣味と仕事をいちいち分けて考えない。だから毎朝起きるのが楽しいし、常に仕事に集中できる。
ダメ30代に『趣味は何ですか?』と質問すると目を輝かせるが、デキる人は不思議そうな顔をする。これは趣味と仕事を一体化させることに成功したからだ。」(65頁)

そもそもここ最近、「趣味はなんですか?」という会話をした記憶がありません。

逆に趣味を聞かれても、「趣味ですか・・・?えーと・・・・」と焦ります(笑)

趣味は仕事です、というのも違いますよね。そんな甘くないですから、仕事は。

趣味を本格的に始めるのは、老後でいいかな、というのが私の考えです。

私の場合、今から趣味を始めても、中途半端になるのが目に見えていますので。

趣味に時間を割くと、「時間がもったいない」「仕事したい」と感じてしまううちは、趣味に手を出さないほうがいいのでしょうね。

本の紹介548 お金を稼ぐ人は、なぜ、筋トレをしているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
お金を稼ぐ人は、なぜ、筋トレをしているのか?

帯には、「金力=筋力」と書かれています(笑)

どうでしょうね・・・。周りを見ても因果関係はよくわかりません。

ただ、日々、筋トレをしている身からすれば、筋トレと仕事は密接に関連していると確信しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・男性同士の名刺交換では裏メニューの戦いが繰り広げられている。それは名刺交換の際に相手と対峙して、どちらの腕力が強いかを暗黙のうちに比較して勝敗を決めているということだ。会社名や肩書というのは、所詮人間がこしらえた人工の産物であり建前に過ぎない。しかし腕力比べというのは、生物界に予め備わった自然の摂理であり本能なのだ。どんなに立派な会社の社長でも、へナチョコ野郎だと建前はともかく心の底ではバカにされてしまう。」(13~14頁)

女性にはまったく理解されない話でしょうかね。

私も著者と同じ考えを持っています。

はじめて握手をした際、相手の方がどのくらいの強さで握手をしてくるのかによって、その人がどういう人なのかを推測してしまうのです。

ビジネスの場でお会いした方と握手をした際、細くて薄い掌で力がほとんど入っていない握手をされるよりは、分厚い掌で力強く握手されたほうが、信頼度が増すような気がします。

あまりにも力弱い握手をされると「この人と仕事して大丈夫かな・・・」と不安になります。

天下をとることが目標だと言っている人が、握手は弱々しいでは、う~ん・・・となってしまうわけです。

特に若い人は、知識も経験もないのであれば、せめて溢れるほどの元気とプラスのオーラで人と接するべきです。

握手で負けているようでは、仕事で勝てるわけがないと思いましょう。

本の紹介547 人生って、それに早く気づいた者勝ちなんだ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
人生って、それに早く気づいた者勝ちなんだ!

「それ」が何かを知りたい方は本を読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

根も葉もない噂を流されるのは、成長中の人にとっては例外なく身に降りかかってくる通過儀礼のようなものだと考えたらいい。
換言すればあなたが噂する側でいる限り、出世も成功も覚束ないということだ。」(117頁)

そのとおりだと思います。

成功している人との会食で、人の噂話をすることはまずありません。

そんな話には興味がなく、どうでもいいと思っているのでしょう。

成功している人は、そもそも人の噂話をしてくる人を信用しない傾向にあります。

この人はいろんなところでこうやってあることないことしゃべっているんだろうな、と思うわけです。

「あなたが噂する側でいる限り、出世も成功も覚束ない」というフレーズは頭の片隅に置いておくのがよいと思います。