Category Archives: 本の紹介

本の紹介457 「最高の結果」はすべてを「捨てた」後にやってくる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
「最高の結果」はすべてを 「捨てた」後にやってくる

これまでにも何冊か紹介をしてきました早川勝さんの本です。

「捨てる」ことにフォーカスした本です。

著者の本を読むと、日常生活における弱さや甘えが吹っ飛ぶので、とても好きです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私の人生においても、誰に相談することなく、捨てて、捨てて、捨てまくってきた。安定を捨て、積み上げた実績も捨て、ときには地位や名誉も捨ててきた。『逃げることなく、チャレンジしてきた』のだ。
人生における重要な決断をするとき、最も相談してはいけない『不幸のメッセンジャー』は”両親”である。両親は反対するのが仕事だ。親の願いは、子供の成功や成長ではない。実の子供には、『ぬるま湯』で苦労することなくヌクヌクと育ってほしいのだ。それが親の愛なのである。『いつまでも子供でいてくれること』それが親の願いなのだ。親のいうことを聞いていたら、成功を手に入れることはできない。両親へは、100%事後報告にすること。人生の重要な決断を下すときには、絶対に不幸のメッセンジャーに相談してはならない。」(37~38頁)

本当にやりたいことについて、事前に誰かに相談するという感覚が僕にはよくわかりません。

相談して、「やめておきなさい」と言われたらやめるのでしょうか。

その程度の気持ちならば、やらないほうがいいでしょう。

きっと少し挫折したら、すぐにやめてしまうでしょうから。

多くの場合、事前の相談をする人は、「相談」ではなく、単に「背中を押して欲しい」だけなのです。

甘えん坊さんなのです。

安定を捨てて、次のステップに進むことこそが、成長だと考える人には、この本に書かれていることがわかるのでしょうね。

本の紹介456 限界はあなたの頭の中にしかない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
限界はあなたの頭の中にしかない

ジェイ・エイブラハムさんの本です。

著者の本をたくさん読んできましたが、どの本もとても勉強になります。

今回の本もおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

凡庸で終わる人々が決して本気でやろうとしないことがあります。目指すゴールに近い人々や、違う背景や違う発想をして成功している人々と話をすることです。わざわざ会いに出向くことです。彼らの話を真剣に聴いてみることです。…しかし、多くの人はそれをやりません。自分の居心地の良い世界から出ようとしません。ゴールの設定もしません。メンターも持ちません。成長も決意をしません。それで現状から抜け出せるはずがないのです。…ゴールのビジョンを明確に持つことは大切です。しかし、願っているだけでは何も変わりません。…目標を紙に書いているだけでは何も変化しません。」(198~199頁)

いかがですか。

ここまではっきり言われると気持ちがいいですね(笑)

本気で変わろうとしていないから、変わらないのだと。

願っているだけでは何も変わらない。 目標を紙に書いているだけでは何も変わらないのです。

目標を明確に持ち、それに向かって、毎日、怠けることなく、やるべきことをやり続けることです。

とても地道で気が遠くなることかもしれません。

でも、この方法が、目標を達成するための最も確実な方法だと確信しています。

本の紹介455 最高の営業デビュー(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
日本一のセールスコンサルタント直伝 最高の営業デビュー

セールスコンサルタントの本です。

テクニックというよりは、心構えが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今、日本人が使わなくなりつつある言葉で、『惻隠のこころ』という言葉があります。これは、誰かが困っているのを見たら、自分のことのように心を痛めるような、そういった心のことです。それを『惻隠のこころ』といいます。平たくいえば『思いやりのこころ』になるのですが、『思いやり』という言葉だけでは、十分に言い表せない、もっと深い情愛を感じさせる言葉です。…お客さんを気遣い、心配し、目を配って、親切にする。相手の心をくみ、降らぬ先の傘をさしてあげようとする。そうした優しさを大事にしてほしいと願っています。」(186~187頁)

姿勢・考え方とテクニックを分けるとして、テクニックが効果を発揮するのは、姿勢や考え方がセットされていることが大前提です。

どれだけ自己犠牲を払えるか。

そして、そのことを自己実現として捉えることができるか。

嫌々やるのでは、とても続きません。

特に私たち弁護士は、このような気持ちを持ちあわせているかどうかで、仕事に対する幸福感が天と地ほど変わってきます。

本の紹介454 「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「一流の存在感」がある人の振る舞いのルール

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

社会的信用を重視する大手企業や大手事務所では、プロフェッショナルな印象の服装を選べないような人間は上に行くチャンスをつかめません。特に欧米の競争社会では、中身に自信があるなら、それとわかる外見を持っているはず、という考え方が一般的で、自分の外見さえマネジメントできない人間には何もできないと評価されます。」(139頁)

内面こそが大切だという方からすれば異論のあるところでしょう。

しかし、内面が大切だというきれいごとを貫くとしても、外見を軽視してよい理由にはなっていません。

両方大切なのでしょう。

実際、外見からその人の人となりを推察する以上、外見そっちのけ、というわけにはいかないでしょう。

服装、時計、車などから、その人を評価されることを理解し、マネジメントするという意識を持つだけで身につけるものが変わってくると思います。

本の紹介453 いますぐキャラを変えなさい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
いますぐキャラを変えなさい

東進ハイスクールの安河内先生の本です。

少し前の本ですが、もう一度読み直して見ました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

よく『体が資本』と言われますが、みなさんは『キャピタル』です。すなわち収入を生み出すための原資です。そして、このキャピタルの評価は『あなたが身につけている能力』によってなされます。そう考えると、給料、すなわち、インカムを増大させるための最も確実な方法は、キャピタルを増やす、つまり、あなたの能力を向上させるということになるわけです。
インカムを得たとき、それを勉強に遣わないで、つまりキャピタルに還元しようとしないで、そのまま支出に使っていると、キャピタルは永遠に同じ状態のままか、目減りして弱っていってしまうのです。」(96頁)

収入を増やすために、最も確実な方法は、自分に力をつけることです。

代えがたい存在になることです。

自分に投資をし、一歩ずつ向上していくことです。

自分自身ではない、会社や両親などのキャピタルに依存せず、自分自身のキャピタルで勝負をする気構えが必要です。

日々、多忙なのはみんな一緒です。

その中で、毎日、1%ずつキャピタルをプラスしていく意識が大切だと思います。

毎朝15分早く起きて、日常の仕事とは違う何かを習得するために勉強する。

こういう意識、姿勢が1年後、5年後の自分を変えるのだと信じています。

本の紹介452 華僑の起業ノート(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
失敗のしようがない 華僑の起業ノート

大物華僑のもとで修業した著者が、華僑の成功法則について説明してくれています。

起業に限らず、日常のビジネスにおいてもとても役に立つ内容です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分で経験してわかったことを人に伝えるのはなかなか難しい。なぜかと言えば、相手は経験してないんだから。もし自分のことを相手がすぐに理解したら自分のレベルがまだまだ低いと思わないといけません。そういう意味では、理解されないことが多いほどステップアップできたなあ、と喜ぶべきですね」(187頁)

逆転の発想です。

実際、そうかもしれませんね。

そもそもなんでもかんでも周りの人に理解されようと思わないことです。

自分が考えていること、成し遂げようとしていることにいちいち共感を求める必要などないのです。

共感されずとも、理解されずとも、自分がやるべきだと思うことをやればいいのです。

「わかる人にはわかる」

この程度の感覚がちょうどいいのですよ。

本の紹介451 中国古典からもらった不思議な力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
中国古典からもらった「不思議な力」

10年以上前の本ですが、紹介します。

著者は、SBIホールディングスの北尾社長です。

中国古典から、今の時代を生き抜くために必要な言葉を紹介してくれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自らの運を強くするためには、困難に遭っても悲観せず、前向きに受けとめることも大切なことです。『冬日の閉凍や固からずば、即ち春夏の草木を長ずるや茂からず』 これは『韓非子』にある言葉です。冬のこの大地が凍るような寒さがないと、春から夏にかけて盛んに草木が生い茂っていくことはない。まさに『艱難、汝を玉にす』ということです。・・・『死地に陥れてしかる後に生き、これを亡地に置いてしかる後に存す』これは『十八史略』の中にある言葉ですが、絶体絶命の境地に自分を追いやる、そして、そこから生き残っていってこそ、強い自分ができる。」(45~46頁)

平和な日常、平穏な生活を送り続けていると、ピンチに対する耐性が落ちてしまう気がします。

飼いならされて、毎日、苦労せずに、同じ時間にエサをもらえる飼い犬を長いこと続けてしまうと、いざ野生に戻されても、サバイバルで勝ち残ることはできないでしょう。

安定とは真逆の方向に進むことでしか幸せを感じられない体質なのです。

毎日がサバイバルです。

毎日がガチンコ勝負です。

本の紹介450 机の上はいらないモノが95%(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
机の上はいらないモノが95%―世界一シンプルな整理法

机の上を整理しましょう!という本です。

机の上を整理することにより、仕事の効率を上げることができますね。

机の上がいつも泥棒が入った後のような状態の方は、是非読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の目標に沿った優先基準を見つけなければ、あなたは永遠にその目標に近づくことはできません。」(87頁)

短い文章ですが、重要なことです。

日常生活における優先基準を設定することは、目標に到達する上で必要不可欠なことです。

そうでなければ、いくら時間があっても足りません。

「人生には無駄なことなどない」と言いますが、目標を達成するためには、人生には無駄なことが溢れかえっています。

何かを得るためには、何かを犠牲する覚悟が必要なのだと思います。

本の紹介449 プロフェッショナルの言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
プロフェッショナルの言葉―仕事の壁を破る!

少し前の本ですが、紹介します。

この手の本はいっぱい出版されていますね。

自分の心に刺さる言葉との出会いを楽しみに読んでいます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

創業時に決めたのが、『週110時間労働』。これを実行するには、平日18時間、土日10時間働かなければなりませんでした。-藤田晋」(46頁)

これを労基法・労契法上の労働者に強制することは認められていません。

私のように何時間働いても、法律違反にならない人だけが参考にすべき話です。

人生を賭けて、仕事で成功したい、頂点に立ちたいと考える人たちの多くは、ハードワーカーです。

特に若いうちはそのように見えます。

少しがんばっている人が多くの成果を求めるのは虫が良い話です。

他の人が真似しようもない程の努力を重ねるからこそ、他の人がたどり着けない場所に立てるのだと信じています。

本の紹介448 60分間・企業ダントツ化プロジェクト(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
60分間・企業ダントツ化プロジェクト

神田昌典さんの本です。

10年以上前の本ですが、何回も読み直してきた本です。

豊富な具体例によって、商売の正しいやり方を教えてくれています。

素晴らしい本だと思います。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どんなマヌケな経営者でも、失敗しようのないシステムをつくるのである。つまり、賢い経営者がいるから会社が繁栄するのではなく、マヌケでも繁栄してしまうビジネスモデルをつくるのだ。たいていの人が、このようなモデルを構築できないのは、ビジネスをひとつの側面からしか見られないからである。」(283頁)

これだけを読んでもどうしたらよいのかわかりませんよね。

この本では、いくつもの具体例を示してくれています。

自分の業界に落とし込み、どのようなシステムを構築すればよいのかをいろいろな角度から検証していくのです。

属人的なシステムではなく、組織として対応可能なシステムをいかに構築するか、がポイントになってきます。