Category Archives: 本の紹介

本の紹介300 リーダーのための仕事術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 

さて、今日は本の紹介です。

 負けてたまるか! リーダーのための仕事論 (朝日新書)

著者は、元伊藤忠商事の社長、前中国大使の丹羽さんです。

リーダーはどうあるべきか、ということについて、真正面から書かれています。

リーダーのみなさん、リーダーを目指すみなさん、是非、読んでみて下さい。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

リーダーたるもの、私心を捨てて努力あるのみです。皆が笑っているときには『ちょっと待てよ』と思わなくてはなりません。皆が泣いているときには、平常心で穏やかな顔でなくてはなりません。仕事がうまくいかなくて周りが気落ちしているときこそ、リーダーは明るく振る舞わなくてはならないのです。・・・自分だってしょんぼりしているのです。誰よりも泣きたい気持ちでいるのです。そこをグッと抑えて、率先垂範で逆境に耐え安心できる顔をみせなくてはなりません。リーダーの逆境に対する強さこそ、闇を照らす一筋の光でしょう。」(197頁)

僕の好きな言葉のひとつに「率先垂範」があります。 

いつも心の中に置いてある言葉です。

人の上に立つ者は、自分に対して最も厳しくなければいけないと思っています。

その覚悟を持ちながら、日々の生活を送っています。

本の紹介299 世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

__

←先日、いつもお世話になっている社長とホテルセンチュリー内の「けやき」の特別賞味会に行ってきました。

写真は、「うずらのグリル ガーリッククリームと共に」

です。

うずらをガーリッククリームと一緒に食べるとパンチが出て、おいしゅうございました。

今日は、午前中は、新規相談が1件入っています。

午後は、浜松の裁判所で刑事裁判の判決が1件、その後、浜松の会社で打合せが入っています。

夜は、事務所で新規相談が1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた: グローバルエリートは見た!投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだ15の仕事の極意、そしてプライベートの真実

この本は、著者が、投資銀行、コンサル、資産運用会社、プライベート・エクイティ、MBAで学んだグローバル・エリートの仕事の極意やプライベートについて書かれています。

僕たちのような一般の人でも、彼らの考え方や行動規範を取り入れることは十分可能です。

とてもいい本です。 刺激を受けたい人は、是非、読んでみてください。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

30代半ばで大手金融機関の東京支社長にまでなった元上司のオーストラリア人やイギリス人に、『とくに投資銀行の若手アナリストの場合、つまらない仕事が大量にふってくるが、それをどう乗り越えたのか?』と何度か尋ねてみた。すると彼らは異口同音に次のように答えた。
『とにかくつまらない仕事でも絶対にミスがないよう、120%の力で極力早く正確にこなした。たえずベストクオリティを心がけ、周囲から信頼と評判を得ることに注力した』
よく、『会社や上司が責任のある大きな仕事を任せてくれない』とこぼす人がいる。しかし、はたしてそういう人は、自分がいま任されている目の前の小さな仕事を完璧にこなしていると証明できているだろうか。
目の前の小さな仕事を完璧にこなせていないのに、もっと『大きな仕事を任せろ』といわれても、上司や会社の立場からすれば危なっかしくて仕方がない。」(43頁)

もうあまり付け加えることはありません。

まずは、誰でもできる単純な仕事をミスなくできるようにする。

それを積み重ねていくことが上司や同僚の信頼につながるのです。

100回に1回、特大ホームランを打つ選手よりも、毎回、バントでもフォアボールでもいいから塁に出る選手のほうが、監督としては、選手として使いやすいのです。

つまり、基本に忠実で、ミスが少ない人の方が、大切な仕事を任せやすいのです。

一流の選手ほど、基本を大切にすることはよく知られていることです。

今日から、誰でもできる単純な仕事をミスなくこなしてみてはいかがでしょうか。

きっと周りの評価が徐々に変わっていくと思いますよ。

凡事徹底。

本の紹介298 頭がよくなる逆説の思考術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

__

←先日、ある会社の社長宅にご招待いただきました。 完全に料亭でした(笑) すごすぎます。

写真は、石鯛、伊勢エビ、平貝のお造りです。

身が締まっていて、めちゃうまでした。

社長、ご馳走様でした。

今日は、午前中は、裁判が1件入っています。

午後は、沼津の裁判所で離婚調停です。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 頭がよくなる逆説の思考術

この本は、「超訳ニーチェの言葉」の著者の本です。

30分もあれば読めてしまう本ですが、良い本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・こういうわけだから、安定を求めるほどに不安定さを強く感じるようになる。一方、不安定さこそ人生の姿だと覚悟しておけば、変化や出来事をいつでも起きうるべき当然のこととしてすんなり受け入れることができる。つまり、免疫を持っているようなものだ。このほうが、とにかく安定と平穏を求めるみみっちい生き方よりも、ずっと大胆で強い生き方になるだろう。」(135頁)

もともと安定なんてくそくらいに思っている人にとってみたら、「まあ、そうだよね」と思う程度だと思います。

私たちの世代は、バブルを経験していないせいか、もともと「安定的な成長」というものをほとんど信じていません。

状況は刻々と変化するに決まってるじゃん、くらいに思っています。

「神様、お願いですから、この安定した状況がどうか変わりませんように」とお願いしても、変化するものは変化するのです。

変化を楽しめなくなり、恐れるようになったら、そこが引退ラインなのではないでしょうか。

変化を恐れるどころか、こちらから変化を起こすくらいの勢いが必要なのです。

本の紹介297 マイケル・ポーターの競争戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。__

←先日、事務所の近くにある「金乃鶏」に行ってきました。

写真は、「鶏前菜盛り合わせ」です。

ジムで筋トレをした後は、鶏肉を食べたくなります。

おいしゅうございました。

今日は、午前中は、島田の裁判所で離婚調停です。

午後は、静岡に戻り裁判が1件、新規相談が1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 〔エッセンシャル版〕マイケル・ポーターの競争戦略

この本は、マイケル・ポーターさん全面協力によるポーターの競争戦略論のエッセンシャル版です。

めちゃくちゃわかりやすいです。まさにエッセンシャル版ですね。

いろんな事例をあげて説明をしてくれているので、とても説得力があります。

やはり具体的な例示は、説得力を高めます。

僕のような一般の人には、この本で十分です。 おすすめです!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ポーターのいう戦略的競争とは、他社と異なる道筋を選ぶことをいう。企業は最高を目指して競争する代わりに、独自性を目指して競争することができるし、そうすべきである。この競争では価値がすべてだ。生み出す価値の独自性と、それを生み出す方法がものをいう。」(48頁)

トレード・オフは、『何をやらないか』の選択を、『何をやるか』の選択と同じくらい重要なものにする。戦略を策定するにあたっては、どのニーズに対応し、どの製品を提供するかを決定することが重要なカギを握る。だが、これと同じくらい重要なのが、どのニーズに対応しないか、どの製品や機能、サービスを提供しないかの決定だ。・・・何かを万人に提供しようとすると、競争優位を下支えしているトレードオフを緩和してしまうことが多い。長年にわたって競争優位を持続させてきた組織は、あまたの猛攻から主要なトレードオフを守ってきたことがわかる。」(190~191頁)

ポーターさんは、「最高」を目指す競争はよくないと言っています。

あるべき戦略的競争とは、独自性を目指して競争することだと。他社と同じ道筋で「最高」を目指すのではなく。

なるほど。

普通に考えれば、ライバルと競争して、「最高」を目指すのが当然だと思いますが、そうではないのですね。

ポーターさん曰く、ここで重要なのが「トレード・オフ」なのです。

やろうと思ったらできるけど、あえてやらないという選択をすることにより、独自性を表現するわけです。

実は、「やろうと思ったらできる」ということを全てやっていこうとするほうが、「あえてやらない」ことよりも簡単なのです。

本の紹介296 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

__

←先日、久しぶりに鷹匠の「アンアン」に行ってきました。

写真は、定番の「ミックスピザ」です。

ピザです。 ピッツァではありません。

他のこじゃれたピッツァとは一線を画していますね。

生地が独特で、やみつきになります。

おいしゅうございました。

今日は、午前中は、新規相談が1件、交通事故の裁判が1件入っています。

午後は、建物明渡しの立会いが1件、新規相談が1件、裁判の打合せが1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか

著者は、サンリオの常務取締役、DeNAの社外取締役の方です。

この本はいいです! 

仕事を命を懸けているという方は是非、読んでみてください。 

きっと「まだまだ自分も甘いなあ」と思い、さらに仕事に打ち込むことになると思います。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私がつねに意識しているのは、『不安定さのなかで生きていく強さを持たなくてはならない』ということです。・・・サンリオ米国法人のCOOに就任したときに、サンリオの創業者である辻信太郎社長から、『社長の仕事は何か、知っているか?』と聞かれたことがあります。『会社がうまくいっているときは『何か見落としているんじゃないか』と胃薬を飲み、会社がうまくいかないときは、『どうやって会社をよくすればいいのか』と考えて胃薬を飲んでいる。それが社長の仕事なんだ』-。結局のところ、『安住の地』はどこにもないのです。」(54~55頁)

結局のところ、「安住の地」はどこにもないのです。

今、がむしゃらに仕事をしているみなさん、どこまで走りつづけても、安住の地はないそうですよ(笑)

どこかに頂上があって、そこから見える景色ってどんな感じなんだろう・・・と思うことがときどきあります。

でも、きっと、頂上なんてない。 

死ぬ直前にたどり着けたところが、自分の頂上なんでしょうね。

ミスチルもこう言っています。

地平線の先に辿り着いても また新しい地平線が広がるだけ

「もうやめにしようか?」 自分の胸に聞くと

「まだ歩き続けたい」と返事が聞こえたよ (GIFTより)

力が続くかぎり、仕事を通じて社会貢献をしていきたいです。 

本の紹介295 成功哲学(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばっていきましょう!!

__

←毎週日曜日は、海まで2時間ジョギングをしてから1日が始まります。

継続は力なり。 

続けることにより、あきらめない心を養っています。

今日は、午前中は、裁判員裁判の公判前整理手続が入っています。

午後は、離婚訴訟が1件、新規相談が2件、顧問先会社の社長との打合せが1件入っています。

夕方から、月一恒例のラジオです。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。
成功哲学

ナポレオン・ヒルさんの本です。 自己啓発本の王道です。

先日、「悪魔を出し抜け!」を読んで、改めて著者の本を読み返してみようと思いました。

今回の本は、1967年に刊行されたものです。超ロングセラーですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世の中には、目には見えないけれども、社会の隅々にまで行きわたって働いている力がある。徳は必ず報いられ、犯した罪は必ず罰となって帰ってくるという『代償の法則』がそれである。『代償の法則』をきちんと理解していれば、恐れや悪意が自分の心の中から消えていくのは、自分の良心に従って徳を積んでいくことで、自然と、それが自分に報いてくれるからである。人の窮状を救うために手を差し伸べれば、自分の窮状まで救われる。目に見えないこの力の働きを信じよう。」(358頁)

この「代償の法則」という言葉を知らなくても、同じような考えに基づいて生活している人は多いのではないでしょうか。

周りの経営者を見ていても、日頃から支援をしまくっている人は、いざというときに仲間が自然と集まってきて手を差し伸べてくれています。

私の周りの仲間は、みんな、もらいっぱなしなのは気持ちが悪いという感覚を持っています。

この本で出てくる「徳」という言葉、いい意味の言葉であることはわかりますが、正確な意味を考えることはありませんでした。

いい機会なので、辞書で調べてみました。

【徳】 1 精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。「-が高い」「-を修める」

2 めぐみ。恩恵。神仏などの加護。「-をさずかる」「-を施す」

いい言葉ですね。

日常生活の中でいかに徳を積んでいくか。 まさしく修業です。 

ストイック人間には、たまらないですね。 30代は、とにかく徳を積みまくっていきます。 

本の紹介294 勝負論 ウメハラの流儀(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

さて、今日は本の紹介です。

 勝負論 ウメハラの流儀(小学館新書)

著者は、先日、紹介しました「勝ち続ける意志力」と同じ方です。

前作がとてもよかったので、買ってみました。

こちらもとてもよかったです。おすすめです。

ゲームで勝つことに限らない、ビジネスにおいて勝つために必要なことが書かれています。

基礎・基本をこれでもかというくらい重視している姿勢に共感します。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・トンネルを抜ける瞬間が来るのは、本当に直前になるまでわからない。だんだん明るくなるとか、遠く向こうのほうに明かりが見える、ということはあまりない。急にふわっと視界が開ける。だから、その直前まではひたすら地味で、我慢、我慢の連続だ。それでも『開けるときは急にやってくる』と信じて、毎日マイペースで努力を続ける。終わりはないようで、やっぱりあるのだと思う。少なくとも今までの僕の経験上、終わりがなかったことはない。」(152頁)

司法試験などの資格試験をやってきた人は、この感覚がわかるのではないでしょうか。

最初のうちは、なんかわかったようなわからないような状態が続きます。

全体像(いわゆる「森」)がちゃんと見えていないので、どこを走っているのかよくわからないのです。

一周して、二周して、と何度も繰り返しているうちに、徐々に1本1本の「木」が「林」になっていき、最後に「森」の形が見えてくるのです。

大切なのは、「森」が見えるまで、我慢して走り続けられるかどうかなのです。

じっと我慢して、いつの日か必ず「森」が見えることを信じて、こつこつ努力を積み重ねられる人こそ、成功(合格)する人なのです。

1度、このプロセスを体験している人は、どんな仕事も試験も、結局、最後には「森」が見えることを知っているので、トンネルの中で走るのをやめたり、引き返したりしないのです。

地道な努力の積み重ねに勝る成功術は、未来永劫存在しないと確信しています。

本の紹介293 悪魔を出し抜け!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

__

←先日、顧問先の社長と七間町にある「天文本店」に行ってきました。

昔ながらのお店で、伝統の味を提供しています。

おいしゅうございました。

今日は、午前中は、離婚調停が入っています。

午後は、浜松の裁判所で刑事裁判が入っています。

夜は、静岡に戻り、打合せが2件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。
 悪魔を出し抜け!

 「思考は現実化する」で有名なナポレオン・ヒルの最新刊です。

1938年に書き上げながら、親族の反対により70余年封印されていたそうです。

ヒルさんと悪魔との対話という形で話が進められています。

なかなか読み応えがある本でした。 

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どんな一時的な敗北にも、どんな失敗にも、どんな逆境にも、必ずそこにはそれに見合うだけの成功の種が含まれているということだ。・・・四半世紀にわたる研究の結果、私はさまざまな原理をいくつも発見してきたが、なかでも最も印象深かったことは、過去の偉大な指導者たちの中で私が記録を調べた人々は、一人残らずその『到着』の前に、困難にさらされたり、一時的な敗北に襲われていたことだった。」(64~65頁)

要するに、成功というゴールの前には必ず失敗がつきものだということです。

このことは、多くの成功者の本を読めばよくわかります。

途中で、何度か失敗を繰り返すことが、成功への必要条件であるようにさえ思えてきます。

すぐにあきらめずに、修正を加えながら、最後までやりきることが成功する最良の方法ではないでしょうか。

本の紹介292 白鵬のメンタル(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

さて、今日は本の紹介です。

 白鵬のメンタル 人生が10倍大きくなる「流れ」の構造 (講談社プラスアルファ新書)

著者は、スポーツトレーナーの方です。

横綱白鵬が若い頃からトレーナーとして支えてきたそうです。

白鵬の強さの秘密は、体ではなく、心にあるということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

「『一流の人は、どんなときも、つねに一つのことを考え続けている』『限られた時間の多くを、自分の仕事に割いている』 彼らは遊んでいるときも同じことを考えている傾向にあり、そこから様々なヒントが浮かび上がるのです。白鵬の場合も、24時間、つねに相撲を考えているところがあります。・・・稽古の休憩時間中もビデオで研究する、映画を観るときも相撲と関連づけるなど、まさに『相撲のために生きている』感があります。・・・結局のところ、『もっと相撲が強くなりたい』『相撲道を究めたい』という目的意識を持っているからでしょう。つらいこと、面倒なことも意味をつけて続けられる、この好循環が成功の秘訣といえるのです。」(101~102頁)

ここは考え方の違いがあるところかもしれませんね。

オンとオフを明確に分けるという方もいるのではないでしょうか。

これもまた正しい、間違っているという話ではなく、自分に合う方法ならどちらでもいいわけです。

私は、完全に白鵬タイプです。

仕事のことを考えない時間はありません。

一見、仕事とは関係ないように見える行動も、仕事との関連性を見出そうとします。

仕事との関連性を見出しにくいことは極力やらないようにしています。

「いや、人間の幅を広げるためにも全く関係ないことこそ積極的にやるべきだ」という意見もあろうかと思います。

それはそれで理解はできます。

しかし、少なくとも現時点では、仕事に関係のあることだけをやりたい気分なのです。

時間は有限なので、仕事に関係のないことをやっている時間がもったいないのです。

仕事に関係のない完全なる趣味は、老後にとっておきます。

もっともっと自分に力をつけて、社会における自分の役割を全うしたいと思います。

本の紹介291 勝ち続ける意志力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

__

←先日、仕事のついでに「カナキン亭」に行ってきました。

写真は、「カナキンチャーシュー」です。

中学時代からお世話になっているお店です。

部活帰りのカナキンラーメンは、最高においしかったです。 

思い出の味、おいしゅうございました。

今日は、午前中は、不動産に関する裁判が1件、新規相談が1件入っています。

午後は、労働事件の裁判が1件、新規相談が2件、破産の打合せが1件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」 (小学館101新書)

著者は、世界一のプロゲーマーです。

ゲームをやることで収入を得るなんてすごいですね。 

本を読むと、現在の地位は、圧倒的な努力によるものであることがよくわかります。

近道も裏技もなく、ただただ人一倍努力するべきであるという熱いメッセージが伝わってきます。

職業こそ違いますが、考え方は共感するところがとても多いです。

普通の人とは明らかに違います。とても勉強になります。 おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。
バランスを保つ方法は人それぞれだと思うが、僕は、自分も人間だし相手も人間であるという事実を忘れないようにすることが、バランスを崩さないことだと考えている。つまり、自分にも相手にも特別なことは何もないということだ。自分が勝てたのは知識、技術の正確さ、経験、練習量といった当たり前の積み重ねがあったからで、得体の知れない自分という存在が相手を圧倒して手にした勝利などでは決してないということ。ひとりの人間がやるべきことをやり、もうひとりの人間に勝った。ただそれだけの、当たり前のことをやり続けた人間が、今回に限って勝てたということを忘れてはいけない。」(57~58頁)

「当たり前のことをやり続けた人間が、今回に限って勝てたということを忘れてはいけない」

何の奢りも感じられませんよね。

また、著者は、勝つため=成功するために必要な要素として、「知識、技術の正確さ、経験、練習量」といった「当たり前の積み重ね」が大切であると言っています。

成功したいと願っている人は、この「当たり前の積み重ね」の大切がよくわかっています。

何か特別なことをやらないと成功しないのではないか、と思ってしまう人もいると思います。

でも、実際は、当たり前のことを「積み重ねる」ことが成功の秘訣なのです。

誰でもできることを誰にもできないくらいやる、ということに尽きるわけです。

成功する人としない人の差は、当たり前のことを継続できるかどうかだけですから。

能力の差ではなく習慣の差だけだということを多くの成功者が説いています。

お互いがんばりましょう。