Category Archives: 本の紹介

本の紹介1888 エースと呼ばれる人は何をしているのか#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者は、ダンスプロデューサー・指導者の夏まゆみさんです。

帯には「芸能人も、ビジネスマンも、成功する人はみんな、同じことをやっている。」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『こんないやなことがあったんです』という、『相談にみせかけた愚痴』です。若いアイドルたちならまだしも、いい歳をした大人から相談があると言われたときは、『相談にはもちろんのるけれど、私は建設的なことしか話したくないから、愚痴なら聞かないよっ』とハッキリ申し上げるようにしています。愚痴や恨みごとを聞かせるのは、不幸を配るのと同じことです。」(185頁)

これだけ窮屈で生きづらい社会ですから、愚痴や恨みごとの1つや2つ言ったところでバチはあたりません。

そうやって息抜き、ガス抜きをして、また明日からがんばるわけですから。

とはいえ、息抜き、ガス抜きはお互いに愚痴や恨みごとがある者同士でやるべきです。

いわゆる「お互い様」が成り立ちますので。

「相談にみせかけた愚痴」は多くの場合、お互い様が成り立たないため、聞き手からすると「時間泥棒」以外の何物でもありません。

相手を選んで愚痴りましょう。

本の紹介1887 社長のための士業のトリセツ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

帯には「『使える士業』かどうかは、経営者が決める!」と書かれています。

どちらかというと経営者よりも士業のみなさんが読むべき本のように思いました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

士業が事業を拡大するうえで、標準化は避けて通れない。ただし、標準化は自ずと士業の顔を消していく。標準化の目的は、『この先生』という士業の個性を排除することにある。・・・だが『経営者として満足するか』と問われれば一抹の疑問がある。・・・つまり経営者は、『この先生』に対して信頼を寄せ、依頼する。」(13~14頁)

これは士業に限った話ではありません。

すべてのサービス業において同じ現象が起こります。

組織ではなく個として仕事をしていくのであれば、自ずと取り扱える業務量は限られてきます。

手を広げすぎず、自分ができる範囲で仕事をすることを強く意識しておかなければ、あっという間にキャパオーバーになってしまいます。

「やること」よりも「やらないこと」を決めておくことが肝心です。

本の紹介1886 「本物の営業マン」の話をしよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

周りの知人を見ると、営業力がある人は、どんな仕事をしても、たいてい結果を出しています。

では、ここでいう「営業力」の要素とは何でしょうか?

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

営業の仕事をしていくうえでは、真摯な人柄ばかりではなく情報収集力、分析力、構想力、提案力などが必要で、そういう意味では営業は全人格的な実力が試される業務といえるのです。」(138頁)

そう。

営業とは、詰まるところ、全人格のぶつかり合いなのです。

いわゆる売れっ子のビジネスパーソンを観察すると、そのことがよくわかります。

テクニックでは如何ともしがたいものであり、努力でなんとかなる一定のレベル以上については「できる人にはできる」「できない人はできない」という領域なのかもしれません。

本の紹介1885 2022-これから10年、活躍できる人の条件(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に出版された本ですが、再度、2023年の今、再度、読み返してみました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

松陰曰く『顧ふに人読まず。即し読むとも行はず(考えるに人は書を読まない。もし読んでも得た知識を行動に表すことをしない)』」(201頁)

私は、読書は仕入れだと思っています。

これは、決して読書に限った話ではなく、セミナー受講等も同様です。

本を読んでも、セミナーを受けても、行動に反映させなければ、時間の無駄遣いになってしまいます。

忙しくて本を読む時間がないという方もいると思いますが、その忙しさをいかになくすかを考えるために本を読むのです。

本の紹介1884 ジェフ・べゾスはこうして世界の消費を一変させた#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

「ネットビジネス覇者の言葉」がまとめられています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生は短いから、つまらない人と付き合う暇なんてないんですよ」(137頁)

同感。

一緒にいてつまらない人と付き合うほど人生は長くありません。

歳を重ねれば重ねるほど、時の流れの速さを痛感し、無駄なことにできるだけ時間を割きたくないという気持ちが強くなっていきます。

いろんなことを我慢して、本当はやりたくもないことを嫌々やる人生なんて、死んでも嫌です。

本の紹介1883 白鵬のメンタル#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

フィジカルの強さもさることながら、強いメンタルがあったからこそ大横綱になり得たことがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功した人に『変わり者』が多いのも、世間の常識に縛られず、自分のスタイル(=型)や個性を大事にしてきたからなのでしょう。もちろん、とんがりや偏りを自分の武器にするためには、つねに研鑽が必要です。」(181頁)

真理です。

世間の常識は、大多数の「普通」の人たちの常識ですから、そのような常識に囚われているうちは、大多数から突き抜けることはできません。

みんなと違うからこそ成功するのです。

いかに「みんな同じであるべき」という同調圧力に負けずに「変わり者」でい続けられるかがとっても重要なのです。

本の紹介1882 最速で結果を出す人の「戦略的」時間術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトル通り、結果を出している人の時間術が紹介されています。

いかに必要なことに時間を割ける仕組みをつくるかが肝となります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

優先順位は将来を見据え、ビジネスチャンスに資源を集中投下し、結果を出すためのものである。一方、不要なものを排除することによって時間を濃縮し、仕事やビジネス全体の効率化を図ることも大切だ。重要なのは、仕事で結果を出すためには優先順位をつけることだと認識することであり、そのためにはまず、やらなくてもよいことをきっぱりとやめるというステップを踏むことである。」(85頁)

必要なことに時間を割ける仕組みを作る上で、決定的に必要なことは、「やらないことを決める」ことです。

限られた時間を雑務処理で忙殺されていては、いつまでたっても「時間がない」状況から脱出できません。

時間がない、時間がないと言っているうちに人生は終わってしまいます。

時間は皆平等に与えられています。

違うのは、時間の使い方だけ。

何にこれまで時間を使ってきたのか、その集積が今の自分を作っています。

本の紹介1881 リーダーのための仕事術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

まさにタイトルのとおり、著者が考えるリーダー論が説かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これからリーダーになろうという人も、この挑戦する気持ちだけは忘れないでほしいと思います。どこでDNAのランプが灯るかわからないのですから、ひたすら努力を続けるのです。そして挑戦し続ける。さらには学び続けることが大事だと思います。」(141~142頁)

実際のところ、ある一定のポジションまで行くと、もうそんなにがむしゃらになって何かに挑戦する必要はなくなってきます。

ただ、それでもなお、挑戦をし続けている人、学び続けている人がいるのはなぜでしょう。

それは必要に迫られてやっているわけではなく、挑戦すること、学ぶことそれ自体が楽しく、生き甲斐になっているからです。

何事も強制されず、何事にも囚われず、すべてのことを自由に選択できることこそが幸せの源泉だと確信しています。

本の紹介1880 小さいことにくよくよするな#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

表紙には「小さいことにくよくよするな! しょせんは、すべて小さなこと」と書かれています。

そうではないこともありますが、多くのことはそのとおりです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

なにかが期待どおりにいかなかったとき、私たちはつい『だれかのせいだ』と思いがち。捜しものが見つからないのは、だれかがどこかにおいたせい。車の調子が悪いのは、修理屋がさぼったからじゃないか。家計費が赤字なのは、カミサンが浪費したから。家が散らかりほうだいなのは、みんなが片づけないから。企画が遅れているのは、同僚がきちんと仕事していないから。例をあげればきりがない。・・・人のせいにすれば、自分の幸不幸は自分でコントロールできず、人の行動に左右されるものとなり、生きることに無気力になる。人のせいにするのをやめれば、自分のパワーを取りもどすことができる。選択者としての自分が見えてくる。」(193~194頁)

本当はすべて自分のせいなのに。

それを認められない。

認めたくない。

自分は正しい。

会社のせい、社会のせい、国のせい、あいつのせい・・・

ずっとなにかのせいにして、それを恨んで、憎んで生きていく。

そんな人は、幸せがどんどん遠のくばかり。

本の紹介1879 トリガー・フレーズ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

これまでの著者の本の中から「自分にスイッチを入れる」170のフレーズをピックアップしたものです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

プロスポーツ選手が費やす時間の割合は、試合20パーセント、トレーニング80パーセントと言われています。ビジネスパーソンにとっての試合は仕事、トレーニングは勉強、自己投資になります。ある調査によると、多くのビジネスパーソンが費やす時間の割合は、仕事99パーセント、自己投資1パーセント。これではほとんど練習しないまま試合に臨んでいるようなもの。」(138頁)

日本の社会人の勉強時間の少なさは有名な話ですが、とはいえ、やっている人はちゃんとやっています。

早朝や休日の時間を使って、自己投資という名のトレーニングを積み重ねることで、自分の商品価値を高めていると、次第にそれにふさわしい仕事や顧客に恵まれるものです。

不思議に感じるかもしれませんが、これが引き寄せの法則です。