Category Archives: 本の紹介

本の紹介1329 危険な二人#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

お二人の対話形式となっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どの業界でも、ルールというのはその時々の大手が作ったものだから、それにのっとって試合をしても勝てるわけがない。」(206頁)

これはすべての業界にあてはまるのではないでしょうか。

多くの場合、強者に都合の良いルールとなっていますので、その中で頭角を現すためには、強者と同じ戦い方では箸にも棒にもかかりません。

常に自分のポジショニングを理解した上で戦い方を決める必要があります。

20代と40代で戦い方が同じわけがないのです。

本の紹介1328 レバレッジ時間術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

レバレッジシリーズ、懐かしいですね。

いかに時間を作り出し、いかに多くの成果を生み出すか。

日々、忙しい、忙しいと嘆いている方は、是非読んでみましょう。

忙しくて本を読む時間なんてないでしょうか(笑)

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・ルーチンワークというものは、ほうっておけばどんどん増えていきます。ただ漫然と、それまでと同じ時間をかけていたら、重要な仕事や自分の楽しみのために使える時間は削られていきます。1日24時間の枠は変わらないので、当然、仕事の成果は減っていきます。いわば資産がマイナスになって、負債が雪だるま式に増えていくようなものです。」(34頁)

自由な時間が有り余っている人は別として、多くの方は、日々、あれやこれやと忙しいわけです。

常に時間に追われている中で、どうやって時間を捻出し、その時間を何に費やすか、という問題は、その人の人生を大きく左右するくらい大切なことです。

時間を捻出する際に、まず決めなければいけないのは、「何をやるか」ではなく、「何をやらないか」です。

換言すれば、「優先順位の切り替え」が必要です。

まずはここから着手しない限り、自由な時間は決して生まれません。

本の紹介1327 仕事のヒント#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

タイトルのとおり、著者が考える仕事をうまく進めるヒントが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

半年後のあなたは、いま、この瞬間に決まっている。
半年後の計画がどれだけ具体的に決まっているかで、その人の半年後がわかる。半年後のイメージがぼんやりしている人は、半年後もぼんやりしている。半年後のイメージがクリアな人は、半年後、そのイメージ以上に成長している。」(150頁)

40歳にもなると、これまで自分の価値の向上に努めてきた人たちと、そうでない人たちとでは、もはや如何ともし難いくらいの差が生じてしまっているように感じます。

20代、30代で、どれだけの準備をしてきたか。

日々、忙しい中で、いかに自分の価値を高めるために時間を費やしてきたか。

もうほとんどこの点に尽きるのではないでしょうか。

国力の低下は火を見るよりも明らかです。

すでに国外への出稼ぎについて報道されるようになっている状況です。

老後どころではなく、まさに今をどのように生きていくのか、そのためにどのような準備をすべきかを考える必要があります。

本の紹介1326 ウォーレン・バフェット 賢者の教え#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

バフェットさんの考え方が詰まっています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

頭脳も肉体も1つしかない。それを一生使わなければならない。ただ長い間、乗り回すだけなら楽なものだ。しかし、頭脳も体も大切にしないと、40年後に自動車と同じようにぼろぼろになる。それが今から、今日から、やらなければならないことだ。10年、20年、30年後の頭脳と肉体の働き具合が、それで決まるんだよ」(101頁)

脳も体もメンテナンスをしなければ、年々、劣化していくことは疑う余地のない事実です。

仕事は長期戦ですので、やはり最後に物を言うのは体力です。

詰まるところ、意識して「運動・栄養・休養」のバランスを保つことが長きにわたり活躍する上では必要不可欠と言っていいでしょう。

忙しい、忙しいと言って、この3つのバランスを疎かにすると、長期戦で勝つことは難しいでしょう。

本の紹介1325 ラクして成果が上がる理系的仕事術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

著者が考えるインプット、アウトプットの効果的な方法が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世の中の仕事の八割は、すでに存在する良質な内容を組みなおして、新しいレポートを作成することで通用する。たいていの新知見は、先人の蓄積の上に成り立っている。自分がまったく新たに考え出したことなど、ごくわずかしかないはずなのだ。純粋にオリジナルな仕事は、まずほとんどないと思っていい。」(168~169頁)

このことを理解している人は、不必要な労力をかけずに一定の成果をあげています。

多くの場合、「新しい」ことに固執する必要はなく、既存の組み合わせと見せ方によって「新しそう」に見えるだけです。

自分で勝手にハードルを上げて、右往左往するくらいなら、徹底的に模倣してみてはいかがでしょうか。

世の中のほとんどすべては、何かの模倣です。

本の紹介1324 砂漠から芽を出せ!#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「どんな逆境でも絶対折れない自分をつくる50の言葉」です。

「自立」と「挑戦」がこの本のテーマになっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

だからよく心得よ。現状維持は、最大のリスクだと。
・・・成功している人は全員、そんな何もない明日が怖いから、頑張り続けているんだ。だから不安感を持て。そして願うんだ。さらなる進化を。」(169頁)

そもそもこんな不安定で先が読めない時代に「現状維持」を目標にするのはどうかしています。

先が読めなくても、否、先が読めないからこそ、その場に立ち止まっていることはリスクでしかないのです。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来るなんて保証はありません。

だからこそ、がむしゃらに努力をして、成長・進化をする必要があるのだと確信しています。

もはや遊んでいる場合ではないのです。

本の紹介1323 心を動かす「伝え方」 また会いたくなる「話し方」#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

「伝え方」、「話し方」がいかに大切であるかがよくわかります。

これは話すときに限らず、文章にするときも同様です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『真面目でいい人なんだろうけど、話がわかりにくくて』という評価を受ける人は、本当はいい人でなく、気の利かない人ではないでしょうか。人は、他人の話を辛坊強く聞いてはくれないもの、と知っておくことが大事です。」(29頁)

話が回りくどく、あれもこれもと延々と話をする癖がある人は気を付けましょう。

とはいえ、本人はこのことに気がついていないことが大半なので、根が深いです。

プライベートにおいてまで会話の作法に口出しするつもりは毛頭ありませんが、会話の作法は完全に癖・習慣ですので、仕事においてのみ適切な会話術を行うというわけにはいきません。

要点を簡潔に伝える。

質問されたことに端的に答える。

特に多忙な人に対しては。

自分が話したい内容ではなく、相手が求めている内容を伝えることです。

まずは、身近にいる話が上手で理解しやすい人の話し方を真似してみましょう。

本の紹介1322 夢に一歩近づく仕事 遠のく仕事(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

タイトルのとおり、終始、仕事に関する内容となっています。

情熱を傾けられる仕事、没頭できる仕事、職業に就いている人は、本当に幸せです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

年配者は人生を振り返ったとき、必ずといっていいほど、『意味のある存在であったと思いたい』と言う。死んでいくことが怖くてたまらない、と言う人はほとんどいない。年配者にとっていちばん怖いのは、最期に無意味な人生を送ってしまった、と感じることである。」(104頁)

人生の意義は人それぞれ異なりますので、唯一の正解というものはありません。

寝ている時間以外の多くの時間を仕事に費やしていますので、仕事を通じて、どれだけの価値を生み出せたかというのは、人生の意義を考える上で極めて大きな考慮要素になります。

仕事は、単にお金を稼ぐだけの意味をはるかに超えています。

時間は有限です。

無意味、無益だと思うことに時間を浪費するほど人生は長くありません。

本の紹介1321 藤田晋の仕事学#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

継続的に成果をあげている方の考え方がよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私が、ここに至るまで自分そして会社を成長させるために、仕事上の人づき合いで一番重視してきたことは、『偉い人』や『できる人』より『志の高い人』とつき合うことです。人はどれだけ自分の意志を強く持っていても、周りの人に影響されてしまう生き物です。」(65頁)

真実です。

とはいえ、引き寄せの法則的には、志の高い人が志の低い人と付き合うことはありません。

メリットが1つもないからです。

誰の影響を受け、何を当たり前だと思うか、何を習慣とするかで、人生の大半は決まってしまいます。

残酷ですが、紛れもない真実です。

本の紹介1320 藤田晋の成長論#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

サブタイトルは、「ブレずに、逃げずに、成長し続けるための50のメッセージ」です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

リーダーや管理職になると、責任も大きくなるので、リスクを負う決断から目を背けがちになります。でもそこで、誰もやらない仕事、やりたがらない仕事、リスクを取ってやる仕事などに挑戦していかなれば、さらなる成長は見込めません。時折、自分はリスクを負わずに評論家のような発言をする人がいます。そういう人は、ビジネスパーソンとしての価値がとても低い。成長は完全に止まっていると言えます。」(39頁)

よく言われることですが、リスクを取らないことが最大のリスクだということです。

責任を負いたくない、プレッシャーのかかることは嫌なんて理由から、現状維持を善とする発想では、現状維持どころか後退する一方です。

何のリスクも取らなくても、なんとなく生きていける時代はとっくに終わっています。

このことにうすうす気づきながらも、リスクが取れないのは、単にリスク耐性が喪失しているからだと思います。

日頃からリスクのある選択をしていないと、いざという時に体が言うことを聞かないのです。

自ら積極的に挑戦し、向上し続けることがとても大切です。