本の紹介1351 簡単に、単純に考える(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から15年以上前に出版された本ですが、再度読み返してみました。

羽生さんの対談をまとめた本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

できる研究者、つまりその人のいうようにするとなぜかできる成功率が高い人というのは、羽生さんがよくいわれる省略のできる人です。どこを端折ればうまくできるかをじょうずに考えられる人なのです。細部にとらわれる人は、いつまでたってもろくな結果を出せません。」(188頁)

神は細部に宿ると言いますが、これは最後の段階での話です。

最初のうちは、大局的に状況を把握し、すかさず動き出せる瞬発力が必要です。

大まかにリスク・ベネフィットを把握し、とりあえずの方向性を決める。

あとは動きながら修正するだけです。

計画ばかり立てていないで、どんどんやればいいのですよ。

どうせやってみないと分からないんですから。

成功したって失敗したって、いずれにしても人生はあっという間に終わります。