Category Archives: 本の紹介

本の紹介1289 まず、のび太を探そう!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

どのように価値を創造していくかについてドラえもんとのび太くんを例えに説明しています。

ビジネスの大原則がわかりやすい例を用いて説明されているので、ビジネス初心者にはいい本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『のび太』と『ドラえもん』の関係を思い出してみてください。のび太はドラえもんに”モノ”を要求しているでしょうか?もちろん『スモールライト出してよ~』なんていう場面もありますが、それはドラえもんが一度でも、ひみつ道具を出した後のことですよね。じつは、のび太は、モノがほしいとは言ってません。」(97頁)

さて、自身のビジネスに応用できるでしょうか。

新しい商品やサービスを売ろうとする場合、顧客は「スモールライト」の存在を知りません。

言うまでもなく、その効果について知る由もありません。

「こんなのあったらいいよね」という商品・サービスは、こちらから提案しなければ決して生まれません。

顧客のニーズからイノベーションが生まれることはないということです。

顧客は「iPhoneつくってよ~」とは言ってくれないのです。

本の紹介1288 よくばらない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

医師の鎌田先生の本です。

帯には「”がんばる私”に苦しんでいる人へ」と書かれています。

そういう系の本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

よくばらないと、優しくなれる。よくばらないと、強くなれる。よくばらないと、幸せになれる。」(帯)

物欲、所有欲が良い例です。

もっといいモノを手に入れたいという欲がないと、お金はそんなにたくさん必要ありません。

どうでもいいことにこだわらない生き方をすると、もうほとんどのことがどうでもよくなります。

大きい家に住みたい、高級外車に乗りたい、何百万もする腕時計をしたいとか、もうほんとどうでもいいです。

小さいアパートでいいです。

軽トラでいいです。

時計しません。

物欲・所有欲0。

本の紹介1287 勝ちスイッチ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

絶対王者井上尚弥選手の本です。

帯には「王者は何を考えて、何を考えないのか。」と書かれています。

日頃、井上選手がどのようなことを考えているのかを知ることができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自信は大事だが、それが過信になれば、諸刃の剣となって、自分を見失い、ボクシングを壊すことになる。それを人はスランプや不調と呼ぶのかもしれないが、それをコントロールするのは自分しかない。」(147頁)

僕は「根拠のない自信」という言葉が嫌いです。

そんなものは存在しないと思うからです。

何の努力もせず、どうやって自信を持てというのでしょう。

どれだけの準備をしてきたのかを一番知っているのは自分自身です。

人と同じ生活をして、「俺は強い」と自分を信じ込ませて一体何の役に立つのでしょう。

弱い弱い自分が小さな自信を持つためには、毎日努力を続けるほかに方法はありません。

本の紹介1286 スイッチ・オンの生き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

遺伝子に着目した本ですが、特に遺伝子に興味がなくても、十分参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同類を求めていたら、いつまでたっても『どんぐりの背比べ』の域を出ることができません。目指していることがあるのなら、先にそれを成し遂げた『その道の先輩』との出会いを積極的に求めていくといいでしょう。一流に交わることによって刺激を受けて、眠っていた遺伝子がオンになることもあるのです。」(126頁)

毎日毎日、同じ人とだけ接していても、そこには刺激も成長もありません。

みなさんは、1週間のうちに、何冊本を読み、また、何人の人と話をしますか。

意識をしなければ、これから先もずっと、昨日と同じ今日の繰り返しです。

同じレベルの人たちと、愚痴を言い合っても、傷をなめ合っても、状況は何ひとつ変わりません。

求めよ、さらば与えられん。

自分の人生は、自分の力で変えるしかありません。

本の紹介1285 人生で起こることすべて良きこと#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

戦争や大きな地震で亡くなられる方を見ると、必ずしも素直にタイトルのように考えることは容易ではありませんが。

とはいえ、逆境を乗り越えるために必要なマインドであることに違いはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何が起こったか それが、我々の人生を分けるのではない 起こったことを、どう『解釈』するか それが、我々の人生を分ける」(43頁)

よくこのブログでも紹介する考え方です。

事実それ自体に意味などありません。

事実は事実です。

それ自体が私たちの幸せ、不幸せ、喜怒哀楽に影響を与えているわけではありません。

当該事実をどのように解釈するかこそが、私たちの感情に影響を与えているのです。

つまり、幸せ、不幸せは、客観的な状況から決まるのではなく、純主観的なものだということです。

いかに恵まれた環境にいても、幸せを感じられない人がいることを思い浮かべれば理解できることでしょう。

つまるところ、幸せは探すものでなく、感じるものなのです。

このことに気付けるかどうかが、まさに「我々の人生を分ける」といっても過言ではありません。

決して腐らず、希望を持って前に進むことがとても大切です。

可能な限りポジティブに物事を解釈することで、人生の幸福度を上げることができると確信しています。

本の紹介1284 お金の科学#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

何回読んでも勉強になる、とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

聖書の詩編に次の言葉が書き記されている。『助言のない所で、民が滅びる。助言の多さに安全がある。愚か者の道は、自分の目において正しい。しかし、助言に耳を傾けるものは賢者である』これこそ、偉大な富を入手し、これを保ち続ける人たちの道なのだ。」(362頁)

愚者は経験に学ぶとはよく言ったものです。

愚者の3つの特徴。

1 助言を求めない。

2 助言を求める適切な人がいない(結果、多数の人の意見を聞く)。

3 助言を受けても、結局、聞かない。

私のまわりのうまくいっている経営者の方々の多くは、自分の専門外のことはすべてその分野の専門家に助言を求めています。

下手の考え休むに似たり。

本の紹介1283 超凡思考#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「『当たり前』を愚直にやり抜くと、平凡は非凡に変わる。」です。

ここで重要なのは、そもそも人によって「当たり前」の定義や具体例が大きく異なるということです。

つまるところ、何を「当たり前」にするのかが決定的に重要です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結局、発想や着想はその人の力の一割に過ぎず、九割は実際に行動できるかどうかに懸かっています。行動した人が勝つのは至極当たり前のことなのです。」(54頁)

アイデアや計画それ自体には価値はありません。

それを形にする行動にこそ価値があるのです。

5年後、10年後、どのような人生を送っていたいのか。

そのために日々、どのようなことを行っているか。

どれだけ崇高な理念、立派な目標、詳細な計画があっても、日々の行動・準備がなければ、すべては絵に描いた餅です。

やり続けられるか。

途中で投げ出してしまうか。

ただそれだけの違い。

途中で投げ出している限り、人生は1ミリも変わりません。

本の紹介1282 優雅な肉体が最高の復讐である。#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。

「なんで体を鍛えているんですか?」という質問をする方には、

「なんで体を鍛えないんですか?」と聞き返すことにしています。

「何を目指しているんですか?」と何も目指していない方から質問されるといささか照れます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

監督に『なぜ声をかけてくれたんですか?』と聞いたら、『オファーが来てから肉体を作ったり準備したりするのではなく、先が見えない中で走っている人間を評価したいし、受け止めたくなるから』と言ってくださいました。準備ができている人にチャンスは訪れます。」(25頁)

Chance favors the prepared mind.

いつ訪れるかわからない一瞬のチャンスを掴むために、毎日毎日コツコツ準備を続ける。

それを見つけてくれて、評価してくれる人が必ずいます。

ボーっと生きていたら、人生なんてあっという間に終わってしまいます。

まわりの環境や他人に対する不平不満ばかりが口から出てくる、そんな人生はまっぴらです。

自分の人生は自分の力で切り拓くしかありません。

本の紹介1281 うまくいく人が仕事以外でやっていること99(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

タイトルの通りの内容です。

ここ最近で最も素晴らしい本です。

人生を変えたい人は、絶対に読むべきです。

うまくいっている人たちが、日頃、どんなことを考え、どんな行動をとっているのかがわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どういうわけか、僕らは何かを始めても、最初か、でなければどこか途中でやめてしまう。結果はほしいけど、結果を得るための苦労はしたくないのだ。大成功を遂げたハリウッドスターには、誰もが畏敬の念を抱く。でも、彼らは夢に全てを捧げた人たちなのだ。人生そのものよりも夢を優先し、どんな困難にあおうともけっしてあきらめなかった。なのに、僕らときたら、卵をひとつも割らずにオムレツを食べようとする。」(331頁)

「僕らときたら、卵をひとつも割らずにオムレツを食べようとする」

みなさんはいかがですか。

成功したい。

お金持ちになりたい。

でも、努力するのは嫌。

赤ちゃんみたい(笑)

人と同じ生活をしていて、人と異なる成果を得られるわけがありません。

人が寝ている時、遊んでいる時、休んでいる時にどれだけ努力を積み重ねてきたか。

ただそれだけの話。

本の紹介1280 その後の世界最強の商人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

「世界最強の商人」の続編です。

目標達成に必要なことが何なのかがわかりやすく書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成長し繫栄するためには、仕事にしっかりと取り組み、そして、時代の一歩先を歩み続けなければならない。頂点を極める人は、自分に求められていることを行うだけでは満足しない人である。彼らはより多くのことをなす。彼らは1マイル先に行く。そして、さらにもう1マイル先に進む。報酬の計算は彼らの心には全くない。彼らは、報酬はいつかは支払われることを知っているのだ。」(178頁)

仕事の報酬はいつだって「次の仕事」です。

依頼される仕事の重要度、難易度を見れば、会社や上司のあなたに対する評価は如実にわかります。

目の前の仕事で結果を残す以外に「次の仕事」はありません。

会社にとって大切な顧客の対応や重要案件を任せるのは、いつだって信頼している部下です。

「楽な仕事でラッキー」なんて余裕をこいているみなさん、それ、全然ラッキーではありませんから(笑)

あなたに任せられる案件がそれくらいしかないのですよ。