Category Archives: 本の紹介

本の紹介1260 我慢して生きるほど人生は長くない(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

著者は、心療内科医の先生です。

このブログで書いている内容と共通する部分がいくつもあります。

自由に生きても我慢して生きても、いずれにせよ、人生はあっという間に終わります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

職場の人間関係は密で影響力が大きく、どのような環境でどのような人とどのような関係を作るかは、その後のあなたの心や生活、人生のあり方を左右します。」(98頁)

多くの人が、寝ている時間以外のほとんどの時間を自宅と職場(学生で言えば学校)で過ごしています。

人生の幸福度は、何をするかよりも誰といるかによって大きく変わります。

人の悩みの大半は、人間関係から来ていることを考えればわかると思います。

自宅にいても、会社にいても、不平不満やストレスが尽きないという生活・・・考えただけで大変です。

今の自分は、過去の自分の選択の総体です。

続けるも自由。

辞めるも自由。

自由に生きても我慢して生きても、いずれにせよ、人生はあっという間に終わります。

本の紹介1259 MIND CHANGE(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

弁護士であり不動産投資家でもある堀先生の本です。

サブタイトルは、「くすぶった人生から一歩踏み出し、自由で豊かな成功者になるための方法」です。

精神的・経済的安定・自由を獲得するために必要なプロセスがすべて載っています。

多くの人が本を読まないし、読んでも行動に移しませんので、ここに書かれていることを素直に行えば、ほぼ間違いなく成功するでしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・しかし、私は勇気を出して、行動しました。何となく、それが成功する人の習慣だと分かっていたからです。・・・もし現状に満足しているなら、リスクを取るかどうかで悩むこともそもそもないはずです。無駄なリスクを取らずに、これまで通りの生活をすればいいだけです。人生のステージを変えたいのであれば、つまりリスクを取るかどうかで悩む状態なのであれば、そこでリスクを取るべきなのではないでしょうか。少なくとも、取るかどうかで悩んだまま人生の時間が過ぎていくよりは、はるかに良いと思います。」(218頁)

真実です。

人生のステージを変えたいと願うのであれば、他の人と同じような生活をしないことです。

原因と結果の法則からすれば当然のことです。

人が休んでいるとき、寝ているとき、遊んでいるときに、どれだけ汗をかけるか。

しかも、それを習慣化できるかどうか。

英会話もジムも禁煙もダイエットも、あらゆることは習慣化してはじめて結果が出るのです。

人生はそう簡単には変わりません。

一瞬変わったと思っても、気を抜くとすぐに元に戻ってしまいます。

まさにホメオスタシス。

We first make our habits, then our habits make us.

本の紹介1258 人生逆転最強メソッド(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

弁護士でありユーチューバーの岡野先生の本です。

高卒→フリーターから弁護士になったという異色の経歴をお持ちのため、このようなタイトルにも説得力がありますね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

せっかくチャレンジしてみたのに、一回うまくいかなかったからといって、やめてしまうということも多く見かけますが、これは非常にもったいないです。最初からうまくいくことなんてありませんし、失敗することは、恥ずかしいことではありません。ほとんどの人が、試す回数が少なすぎるのです。」(126頁)

「ほとんどの人が、試す回数が少なすぎるのです」

要するに、「もうやーめた」とあきらめてしまうのが早すぎるのです。

そんな簡単に結果なんて出ませんから。

なかなかうまくいかないことを乗り越えようとする過程自体を楽めるかどうか、そこがポイントです。

まさに山登りと同じです。

本の紹介1257 ミニマリスト仕事術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

帯には、「行動、思考、感情の無駄を削れば、人生に革命が起きる」と書かれています。

まさにミニマリストの発想ですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

そもそもどうして人は、『やりたいこと』を断念してしまうのでしょう。『人の目を気にする』とか、『仕事のために犠牲にする』とか、『やらなくてもいいこと』に私たちは時間や心を割き過ぎているのです。『時間がない』と多くの人は言いますが、誰でも所有している時間は平等です。・・・なのに『やりたいこと』を実現できる人とできない人がいるということは、『同じ時間を使って何をするか』の選択が正しいか、間違っているかの違いだけなのです。」(74頁)

私の考えでは、多くの方は、①日々、やらなければいけない「ルーティン」が多すぎる、もしくは、②本来やらなくてもいいことに時間を割きすぎている、のどちらかではないかと思っています。

結果、仮に「やりたいこと」があったとしても、そのための時間を確保できない(=「時間がない」)ため、やりたいことを断念してしてしまう。

①の典型例は、家事、育児、仕事(残業)でしょうか。

②の典型例は、会合、ゲーム、SNS、YouTube・・・など、挙げたらきりがありません。

①は、その環境を大きく変えることはそう簡単ではありません。

実は、②もそう簡単ではありません(笑)

だからこそ、どんどん努力や挑戦の格差が広がってしまうのでしょう。

日々、忙しい、忙しいと言っているうちに、人生はあっという間に終わってしまいます。

本の紹介1256 時を稼ぐ男(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

帯には「死ぬか稼ぐか」と書かれています。

いいですね~。

今の時代の稼ぎ方に関する著者の考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

挑戦する人がかなり少ない日本の社会では、思い切って挑戦さえすれば、挑戦をしない者たちを押しのけて成功する確率は高くなるのです。周囲の人たちが同調圧力によって委縮しているのを横目で眺めながら、人と異なることを恐れずに、自分を周りから切り離して一生懸命努力をしてください。たったそれだけで、あなたが成功する可能性は一気に跳ね上がります。」(138頁)

取引価格を上げるためには、他と違っていることが必要です。

他との違いがわからないものに高いお金を払う人はいません。

他との差別化が出来ていれば、値下げなんてしなくても売れます。

モノも人も。

なぜあの商品は、あのお店は、あの人は、高くても引く手あまたなのか。

そこには必ず理由があるのです。

人が休んでいるとき、遊んでいるときに、見えないところで改善を続けているのです。

本の紹介1255 幸せ基準(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「時間とお金から自由になれる世界一シンプルな生き方。」です。

「幸せ」の定義、基準は人それぞれです。

もっとも、「時間とお金」から自由になるには、自分の価値を高めつつ、いろんなものを背負い込まないことに尽きます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

上手くいっていない人たちの側で話を聞いていると、悪口や愚痴などの『汚い言葉』を使っています。『あの人は、〇〇(よくない意味)だよね』『ムカつく』『面倒くさい』『しんどい』『疲れた』などです。こういったマイナスのエネルギーを持つ『地獄言葉』を使うと、不幸になるスイッチが入ります。呪文と同じです。」(141頁)

著者曰く、運がよく幸せな人と運が悪く不幸な人の違いは、日頃使っている言葉が原因であると。

確かにそうかもしれませんね。

言葉遣いが悪いから不幸なのか、不幸だから言葉遣いが悪いのか。どちらが原因なのかはよくわかりませんが。

悪口や愚痴を言う人は、同じように愚痴っぽい人たちと固まります。

引き寄せの法則からすれば当然の帰結です。

「そんなに嫌なら、辞めたら?」

辞める覚悟も辞めても大丈夫という自信もないからこそ、現状を受け入れざるを得ず、結果、愚痴ばかりが出てくるというのが実際のところでしょう。

悪口や愚痴や不満を言えば言うほど、幸せは遠のくばかり。

本の紹介1254 上には上がいる。中には自分しかいない。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

武田真治さんの本です。

タイトルのセンスが素晴らしいです。

付箋に書かれたたくさんの言葉を1冊の本にまとめたものです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

鍛えたことのない人は、ジムで鍛えている人の身体を指して『どうせ見せかけの筋肉でしょ?』などと揶揄する。言われたほうも面倒だから『そうですね』などと答えるが、筋肉は実際に負荷がかからないと大きくはならない。苦しみに耐え続けなければ維持もできない。そう、『見せかけ』なんてことは決してないのだ。」(82頁)

これは決して筋肉や筋トレの話だけをしているのではありません。

自らは何も行動せずに単に他人の努力や行動を揶揄したり批評したりする人がとても多いです。

寄付をしたりボランティア活動を見て「偽善だ」という例のあれと一緒です。

「どこを目指しているの?」と、どこも目指していない人から質問されるという滑稽さ。

行動した結果に「見せかけ」なんてありません。

本の紹介1253 5000日後の世界(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「すべてがAIと接続された『ミラーワールド』が訪れる」です。

2022年時点においても、学校や家庭における旧来の教育がほとんど意味をなさない状況にあることを考えると、5000日後はもう想像もつかないくらい世界が変化しているのでしょうね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

このように、グローバリゼーションやテクノロジーの進歩がどんどんと加速し不確実性が増す世界では、小学校から高校までの十二年間の教育で、『学び方を学ぶ』という汎用のスキルを持つ必要があるのでしょう。そして高校卒業の段階で、自分に最適化した学びの方法を習得していなければなりません。」(147頁)

学ぶための「ツール」は時代とともに進歩してきましたが、「学び方」自体は自分で習得するほかありません。

これは今も昔も変わりません。

勉強する内容は年齢や立場によって異なりますが、「学び方」は汎用性があるため、一度、効率の良い勉強法を身に付けるとその後がとても楽になります。

勉強が得意な人たちはみな、勉強する中身は違えど「結局、やることは一緒でしょ」と思っているのです。

限られた時間の中で効率よく勉強するというのは決して才能ではなく技術です。

本の紹介1252 数こそ質なり#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

もうタイトルがいいですよね。

まさに圧倒的な量が圧倒的な質を生み出すのです。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

他人から見れば、自分を犠牲にした生活を送っているようにも見えるのかもしれない。しかし、私自身にそんな感覚はまったくない。野球に打ち込む野球選手、サッカーのことしか頭にないサッカー選手とも変わらず、好きな仕事に専心しているだけだ。それくらいこの仕事は楽しいし、やり甲斐がある。」(84頁)

私の周りの多くの経営者は、このような方ばかりです。

能動的に仕事を行っている人にとって、労働時間の長さはたいした問題ではありません。

働く時間が制限されるほうがむしろストレスなのです。

サッカー選手、野球選手がサッカーや野球のやりすぎで過労死したという話を私は知りません。

好きなことをやっている人は、そもそも仕事を「労働」であると意識していないため、労働日数や労働時間数には全く関心がないのです。

仕事に熱狂している人には勝てません。

本の紹介1251 7つの法則 ビジネスを成功させる正しいコツ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度読み直してみました。

ありとあらゆるコツが書かれており、盛り沢山です。

何度も読み返すに値する本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

市場の『弱者』なら、リスクを冒すしかない。顧客サービスでホームランを狙う以外の選択肢がないなら、起業家としてリスクを冒すべきだ。失敗が許されないなら、なおさらリスクを冒さなければならない。逆説的だが、より多くの失敗を重ねなければならない。なるべく多くの実験をしたほうが安全だ。なぜなら、そのほうが顧客のための正しい答えが見つかる可能性が高くなるからだ。」(161頁)

さて、みなさんは、日々の仕事、日常生活の中で、どれだけ「リスク」を冒していますか?

コンフォートゾーンから意識的に抜け出し、居心地の悪さを感じる挑戦をしていますか?

挑戦の過程はすべて「実験」です。

途中における失敗はすべてゴールにたどり着くために必要なプロセスの一環にすぎません。

失敗を恐れないというマインドは、ゴールにたどり着くためには必要不可欠です。

このマインドを持っていないと、ほんのちょっとの失敗で「もう無理」「むいていない」と言ってすぐに投げ出してしまうのです。

私たち「弱者」こそ、リスクや失敗を恐れず、果敢に挑戦し続けるべきなのです。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日からは、新しい自分をつくることはできません。