Category Archives: 本の紹介

本の紹介1286 スイッチ・オンの生き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

遺伝子に着目した本ですが、特に遺伝子に興味がなくても、十分参考になる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同類を求めていたら、いつまでたっても『どんぐりの背比べ』の域を出ることができません。目指していることがあるのなら、先にそれを成し遂げた『その道の先輩』との出会いを積極的に求めていくといいでしょう。一流に交わることによって刺激を受けて、眠っていた遺伝子がオンになることもあるのです。」(126頁)

毎日毎日、同じ人とだけ接していても、そこには刺激も成長もありません。

みなさんは、1週間のうちに、何冊本を読み、また、何人の人と話をしますか。

意識をしなければ、これから先もずっと、昨日と同じ今日の繰り返しです。

同じレベルの人たちと、愚痴を言い合っても、傷をなめ合っても、状況は何ひとつ変わりません。

求めよ、さらば与えられん。

自分の人生は、自分の力で変えるしかありません。

本の紹介1285 人生で起こることすべて良きこと#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

戦争や大きな地震で亡くなられる方を見ると、必ずしも素直にタイトルのように考えることは容易ではありませんが。

とはいえ、逆境を乗り越えるために必要なマインドであることに違いはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何が起こったか それが、我々の人生を分けるのではない 起こったことを、どう『解釈』するか それが、我々の人生を分ける」(43頁)

よくこのブログでも紹介する考え方です。

事実それ自体に意味などありません。

事実は事実です。

それ自体が私たちの幸せ、不幸せ、喜怒哀楽に影響を与えているわけではありません。

当該事実をどのように解釈するかこそが、私たちの感情に影響を与えているのです。

つまり、幸せ、不幸せは、客観的な状況から決まるのではなく、純主観的なものだということです。

いかに恵まれた環境にいても、幸せを感じられない人がいることを思い浮かべれば理解できることでしょう。

つまるところ、幸せは探すものでなく、感じるものなのです。

このことに気付けるかどうかが、まさに「我々の人生を分ける」といっても過言ではありません。

決して腐らず、希望を持って前に進むことがとても大切です。

可能な限りポジティブに物事を解釈することで、人生の幸福度を上げることができると確信しています。

本の紹介1284 お金の科学#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

何回読んでも勉強になる、とてもいい本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

聖書の詩編に次の言葉が書き記されている。『助言のない所で、民が滅びる。助言の多さに安全がある。愚か者の道は、自分の目において正しい。しかし、助言に耳を傾けるものは賢者である』これこそ、偉大な富を入手し、これを保ち続ける人たちの道なのだ。」(362頁)

愚者は経験に学ぶとはよく言ったものです。

愚者の3つの特徴。

1 助言を求めない。

2 助言を求める適切な人がいない(結果、多数の人の意見を聞く)。

3 助言を受けても、結局、聞かない。

私のまわりのうまくいっている経営者の方々の多くは、自分の専門外のことはすべてその分野の専門家に助言を求めています。

下手の考え休むに似たり。

本の紹介1283 超凡思考#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「『当たり前』を愚直にやり抜くと、平凡は非凡に変わる。」です。

ここで重要なのは、そもそも人によって「当たり前」の定義や具体例が大きく異なるということです。

つまるところ、何を「当たり前」にするのかが決定的に重要です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結局、発想や着想はその人の力の一割に過ぎず、九割は実際に行動できるかどうかに懸かっています。行動した人が勝つのは至極当たり前のことなのです。」(54頁)

アイデアや計画それ自体には価値はありません。

それを形にする行動にこそ価値があるのです。

5年後、10年後、どのような人生を送っていたいのか。

そのために日々、どのようなことを行っているか。

どれだけ崇高な理念、立派な目標、詳細な計画があっても、日々の行動・準備がなければ、すべては絵に描いた餅です。

やり続けられるか。

途中で投げ出してしまうか。

ただそれだけの違い。

途中で投げ出している限り、人生は1ミリも変わりません。

本の紹介1282 優雅な肉体が最高の復讐である。#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。

「なんで体を鍛えているんですか?」という質問をする方には、

「なんで体を鍛えないんですか?」と聞き返すことにしています。

「何を目指しているんですか?」と何も目指していない方から質問されるといささか照れます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

監督に『なぜ声をかけてくれたんですか?』と聞いたら、『オファーが来てから肉体を作ったり準備したりするのではなく、先が見えない中で走っている人間を評価したいし、受け止めたくなるから』と言ってくださいました。準備ができている人にチャンスは訪れます。」(25頁)

Chance favors the prepared mind.

いつ訪れるかわからない一瞬のチャンスを掴むために、毎日毎日コツコツ準備を続ける。

それを見つけてくれて、評価してくれる人が必ずいます。

ボーっと生きていたら、人生なんてあっという間に終わってしまいます。

まわりの環境や他人に対する不平不満ばかりが口から出てくる、そんな人生はまっぴらです。

自分の人生は自分の力で切り拓くしかありません。

本の紹介1281 うまくいく人が仕事以外でやっていること99(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

タイトルの通りの内容です。

ここ最近で最も素晴らしい本です。

人生を変えたい人は、絶対に読むべきです。

うまくいっている人たちが、日頃、どんなことを考え、どんな行動をとっているのかがわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どういうわけか、僕らは何かを始めても、最初か、でなければどこか途中でやめてしまう。結果はほしいけど、結果を得るための苦労はしたくないのだ。大成功を遂げたハリウッドスターには、誰もが畏敬の念を抱く。でも、彼らは夢に全てを捧げた人たちなのだ。人生そのものよりも夢を優先し、どんな困難にあおうともけっしてあきらめなかった。なのに、僕らときたら、卵をひとつも割らずにオムレツを食べようとする。」(331頁)

「僕らときたら、卵をひとつも割らずにオムレツを食べようとする」

みなさんはいかがですか。

成功したい。

お金持ちになりたい。

でも、努力するのは嫌。

赤ちゃんみたい(笑)

人と同じ生活をしていて、人と異なる成果を得られるわけがありません。

人が寝ている時、遊んでいる時、休んでいる時にどれだけ努力を積み重ねてきたか。

ただそれだけの話。

本の紹介1280 その後の世界最強の商人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

「世界最強の商人」の続編です。

目標達成に必要なことが何なのかがわかりやすく書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成長し繫栄するためには、仕事にしっかりと取り組み、そして、時代の一歩先を歩み続けなければならない。頂点を極める人は、自分に求められていることを行うだけでは満足しない人である。彼らはより多くのことをなす。彼らは1マイル先に行く。そして、さらにもう1マイル先に進む。報酬の計算は彼らの心には全くない。彼らは、報酬はいつかは支払われることを知っているのだ。」(178頁)

仕事の報酬はいつだって「次の仕事」です。

依頼される仕事の重要度、難易度を見れば、会社や上司のあなたに対する評価は如実にわかります。

目の前の仕事で結果を残す以外に「次の仕事」はありません。

会社にとって大切な顧客の対応や重要案件を任せるのは、いつだって信頼している部下です。

「楽な仕事でラッキー」なんて余裕をこいているみなさん、それ、全然ラッキーではありませんから(笑)

あなたに任せられる案件がそれくらいしかないのですよ。

本の紹介1279 「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルからわかるとおり、日々の行動習慣こそがすべてだと言っていいでしょう。

日々の積み重ねに勝るものはありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多くの人が大きな事を成し遂げる可能性を持っているのに、その可能性を活かしきれていないように感じます。その可能性を活かせるかどうかは、行動しだいです。仕事における結果の差は、行動の差によって決まります。この差を埋めるのに必要なのは、能力ではなく、行動へつなげるための意識の持ち方です。『才能の差は5倍、意識の差は100倍』」(204頁)

知識よりも意識。

意識の差が、日々の行動の差となります。

行動の差が、成果の差となります。

自分の人生は自分で切り拓くしかありません。

人生を切り拓くために必要な準備にどれだけの時間を費やしてきたか。

まさにこの点が最大のポイントです。

さまざまな雑務に追われ、気づいたら1日終わっていたという方がほとんどではないでしょうか。

この状況から抜け出すのは至難の業ですが、隙間時間を見つけて、準備に集中するほかありません。

人が寝ているとき、休んでいる、遊んでいるときに、努力を積み重ねるしかないのです。

本の紹介1278 戦略参謀の仕事(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは、「プロフェッショナル人材になる79のアドバイス」です。

2~3年毎に異動がある通常の会社では、なかなかプロフェッショナル人材は育成することは難しいですが、会社に頼らず、個としての価値を高める意識のある方は、参考になるかもしれません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

企業の低迷と没落は、経営レベルで現状を的確に把握する能力や、各機能の自律的な意思決定力の低下などに起因する『機能不全』による自滅がほぼすべて。」(66頁)

いわゆる「大企業病」です。

もっとも、これは、大企業に限った話ではなく、中小企業においても、今後ますます機能不全が生じる可能性が高まると思っています。

主たる理由の1つが「人材不足」です。

正確には「優秀な人材の不足」です。

日本は、良くも悪くも、競争社会・学歴社会ではないため、一部の例外を除いて、必死になって自分の価値を高めようとする文化はありません。

社会人になってからも勉強を続けている人がどれほどいるでしょう。

多くの日本人が東南アジアに出稼ぎに行く日もそう遠くないように思うのは私だけでしょうか。

若者のみなさん、勉強をしましょう。

自分の価値を高める努力をしましょう。

それが自分らしく生きる最も確実な方法です。

本の紹介1277 仕事は99%気配り#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

本のそでには「徹底した相手目線の『気配り』で、人間関係と仕事がうまく回り出す。」と書かれています。

断言しましょう。

仕事のできる人は、間違いなく、他者への想像力(=気配り力)が頭抜けており、その逆もまたしかり。

気配り力を身に付けたい方は是非、読んでみてください。

「あ、こういうことなんだ」とヒントが得られると思います。

「わかる」ことと「できる」ことは別の話ですが。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『観察』して『感じる』ことで相手がどんな人なのかを想像できたら、次に私はラジオの周波数を合わせるように、相手の気持ちに『チューニング』していきます。」(165頁)

できる人は無意識にできる。

できない人は意識してもできない。

ビジネスでうまくいっている人たちの共通点は、他者に対する観察力や想像力が高いということです。

逆に言えば、いかに学力が高くても、これらの力が欠けていると、なかなかうまくいきません。

ラジオの周波数を合わせた経験がある方ならわかりますよね。

まさにあの感じです。

他者が自分の周波数に合わせてくれるのを待っているうちは、ビジネスで成功することはありません。