Category Archives: 本の紹介

本の紹介1005 金のなる人(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

決して投資のみを薦める本ではありません。

お金の稼ぎ方、使い方等お金に関するさまざまな側面が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

都会に住んでいる人に顕著だと思うが、ステータスにお金を使われている人はかわいそうだ。家や車、豪華な食事などは、心から楽しんでの消費というよりも、ステータスでやっているように見える。それで肝心の手元にお金がないというのなら、今すぐに考え直したほうがいい。」(53~54頁)

まあ、物欲なし夫君の私には関係のないことですが。

ステータスを気にして、ほしくもない物を買うなんて見栄っ張りのやることです。

全く興味がありません。

無理して見栄を張っても、全然幸せではないのですよ。

本の紹介1004 頭がいい人は脳を『運動』で鍛えている(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

医学・科学的に実証された方法のみを紹介してくれています。

タイトルのとおり、運動をすると脳に対して良い影響を与えることが記載されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『健全なる精神は健全なる身体に宿る』ローマの詩人ユベナリスの『風刺詩集』にある、『大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るように祈らなければならない』の一部が訳され広まったこの言葉ですが、これほどまでに広まったのは、フィジカルとメンタルを切り離すことができないという実体験が、私たち人間には多いからだと思われます。」(48~49頁)

日頃からトレーニングをしている人はみなさんわかっていることです。

フィジカルとメンタルは密接に関連しています。

ジムで筋トレしている人でネガティブな人っているんですかね?

探せばいるか・・。

医学・科学のお話はさておき、実感としても、体を鍛えることと心を鍛えることは関連がありますので、やはりトレーニングは継続すべきということです。

本の紹介1003 もしも一年後、この世にいないとしたら。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

著者は、国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科長の医師です。

帯には「人生の締切を意識すると明日が変わる」とあります。

有限だからこそ日々を大切に生きていかなければいけないと思うのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『must』の自分のほうが主役になり、常に『弱音を吐いてはダメだ』という声が『want』の自分を強烈に縛ってしまうようなあり方は、なかなか大変です。もしその努力により、たとえ社会的な成功を手に入れたとしても、『want』の自分が悲鳴を上げてしまい、こころの奥底には虚しさが漂ってしまうように思います。」(120~121頁)

社会的に成功しても幸せを感じられないのであれば、何の意味もありません。

mustが強すぎて、多くのことを我慢して生きているのは、本当にもったいないことです。

wantを全面に出して生きてもいいのです。

自分の人生なのだから。

どうせ人生なんてあっという間に終わるのですから。

ずっと我慢して気づいたらおじいちゃんなんて、まっぴらごめんです。

本の紹介1002 みんなで筋肉体操語録(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

おなじみの「みんなで筋肉体操」での名言を取り上げた本です。

筋トレに限らず生きる上で力となる言葉が並べられています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分ではできているつもりだけど、実際にはごまかしているだけで、ちっともできていない。筋トレ以外でも、そんなことって結構あると思います。そのふるまいは本当にごまかさずにきちんとできていますか?それは、浅はかなスクワットではありませんか?厳しい言い方ですが、自己評価が高い人ほど、また見栄っ張りな人ほど、そうではないでしょうか。」(32頁)

筋トレでも仕事でも「浅はかなスクワット」で誤魔化しながら回数を重ねて行っても何の成果も出ません。

だからこそ、誰も見ていなくたって、しっかり正しいやり方で筋トレをしなければ意味がないのです。

正しいフォームで適切な重量で筋トレをやった翌日は、筋肉痛のなり方が違います。

誤魔化したかどうかは自分が一番よくわかっているのです。

本の紹介1001 独自性の発見(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

原題は、「DIFFERENTIATE OR DIE 2nd Edition」です。

これでもかというほど「差別化」の重要性を強調しています。

膨大な例を挙げて説明しており、マーケティングの考え方がとてもよくわかります。

何度も読み返すに値する本です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功したスペシャリストはスペシャリストのままでいなくてはいけない。ほかのビジネスを追っかけるのはまずい。スペシャリストというイメージが壊れるからだ。心臓外科医はこのことを本能的に知っている。いくら儲かっても、人口膝関節置換術に手を出したりはしない。」(185頁)

ブランドの独自性を失わせる原因を一つあげるとすれば、『成長願望』だ。」(236頁)

そうなのです。

「スペシャリストというイメージ」を守り続けることは思いのほか大変です。

お蕎麦屋さんでうどんを出してはいけないのです。

仮においしいうどんがつくれるとしても。

他の分野に手を出せば出すほど「スペシャリストというイメージ」は壊れます。

一途に一か所を掘り下げていくことこそが「差別化」のキモなのです。

本の紹介1000 はたらく人のコンディショニング事典(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

強いカラダ・ココロ・アタマをつくる」とあるように、3つの視点でまとめられています。

カラダは食事でできていますので、日頃の食事について正しい情報を知っておくことはとても重要です。

カラダを鍛えるには、単に運動をすればいいわけではなく、栄養と休養の視点が必須です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

超回復には休息が必要不可欠。筋肉トレーニングを行うと、損傷した筋肉を修復するため、筋肉はその材料となるアミノ酸をとり込み、たんぱく質への再合成を始めます。・・・超回復のリズムを利用することで、より効果的に筋肉を発達させることができるというわけです。」(138~139頁)

運動、栄養、休養の3要素をしっかり満たすことが大切です。

何か1つが欠けてもうまくいきません。

やるべきことはわかっているのです。

それを飽きずに投げ出さずにやり続けられるかどうか。

ただそれだけ。

多くの人が途中でやめてしまいます。

だからこそ続けることには価値があるのです。

本の紹介999 「変わる」ことを恐れる貧乏人 「変わり続ける」成功者(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

二極化がますます進む現代社会において、いかにして生きていけばいいのかが書かれています。

タイトルからもわかるとおり、時代の流れを察知して変わり続けることが求められています。

そう。みなさんが大好きな「安定」とは真逆の「変化」が求められているのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

多様性の原因も『好き勝手』です。人々の多様性が表面化した理由は、みんな昔より好き勝手にやっているからです。自由が拡大し、人々がどんどん好き勝手になっています。・・・この流れはおそらく、しばらくは続くでしょう。ですから、もっと自分勝手に、もっとわがままに、もっと自由にやらないと唯一性は埋もれていきます。」(78頁)

生き方についての「好き勝手」度数についても二極化がどんどん進んでいます。

Diversityが尊重される時代だからこそ、自分が生きたいように生きればいいのです。

好き勝手生きていいと言われても、これまで好き勝手生きることを許されなかった世代とその世代から教育を受けた次の世代の方は、何をどうしたらいいのかわからないのです。

首輪はもう付けられていないのに、大草原を自由に走り回っていいのに、結局はじっと座ったままです。

どんどんやりたいことをやりたいだけやればいいのです。

本の紹介998 働かない働き方。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイトルだけを見ても、著者の意図が分かりにくいですが、いかに必要以上に働かずに利益を上げていくか、ということです。

空いた時間で様々なことを考えることができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『働かない働き方』は、あなたひとりで完結するものではない。パズルのように、人間界における凹凸を見つけ出し、うまく組み合わせることで成り立つ。あなたがすべきことは、自分のエッジに気づいて、それを活かすことだ。そして、そこから他人のエッジを見つけ、愛を持って伝え上げることだ。」(213頁)

すべてを自分でやろうとしないということがこの考え方の原点にあります。

自分が得意なことにフォーカスし、それ以外は他の人に任せることが「働かない働き方」の基本です。

あれもこれも手を出しているほど人生は長くありません。

時間には限りがあります。

だからこそ自分のエッジにフォーカスすることが結果を出す秘訣なのです。

本の紹介997 101歳現役医師の死なない生活(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

長寿の秘密を101歳現役医師の著者が教えてくれています。

帯にも書かれていますが、問題は、「それらを毎日続けられるかどうか」です。

すべては習慣の問題です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・反対に体に悪い習慣があれば、そのマイナス面をちゃんと認識して、やめたり改善したりする必要があります。不規則な生活、バランスの悪い食事、お酒やタバコ、運動不足、睡眠不足、過度なストレス、マイナス思考といったものは、すべて悪い習慣につながります。悪い習慣が一度定着してしまうと、それを変えるには、相当な努力が必要になります。」(49頁)

これが習慣というものです。

良くも悪くも人生を決定付けているのは、日々の習慣です。

どのようなことを習慣にするかでほとんど人生は決まってしまいます。

習慣化するのが苦手な人が多い一方、習慣化が得意な人も実際にいます。

習慣化が得意な人は、あらゆることをいとも簡単に習慣化できます。

そういう人たちは、習慣化は、「才能」ではなく単なる「技術」「方法論」の問題だということを知っているからです。

このことを知っていれば、習慣化はそんなに大変なことではありません。

本の紹介996 小さな会社の生きる道(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

著者は、京大法学部を卒業後、富士通を経て、家業を継いだ13代目社長の方です。

著者がコンサルティングした実例に基づき、「小さな会社の生きる道」についてさまざまな角度から解説しています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

どの会社でもそうだが、新ブランドやリブランディングのプロジェクトは、一部の人しか直接的に関わらないことが多い。すると、直接関わらない人たちはどこか他人事に捉えてしまう傾向がある。しかしブランドは、直接的であるにせよ、間接的であるにせよ、外から見たときに関わっていると思われるすべての人がつくるものである。すべての人がそのブランドを理解し体現しないと、本当の意味でブランドにはなり得ない。」(232頁)

個人のブランディングであれば、本人だけの問題ですので、このようなことは問題になりません。

しかし、組織のブランディングとなるとそうはいきません。

そこで働くすべての人が自社の「ブランド」の本質が何かを理解し、それに矛盾しない行動を取ることが求められます。

組織が大きくなればなるほど実現するのが難しくなります。

だからこそブランドを守るということはとても大変なのです。