Category Archives: 本の紹介

本の紹介805 凡人の逆襲(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
凡人の逆襲

マーケティングの本です。

具体例をあげながら説明をしてくれているのでとてもわかりやすいです。

営業マンに限らず、すべてのビジネスマンにおすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

売る側にとって、お客さんに買ってもらうために重要なことは、品質であったり価格であったりすると思うよね。ところがお客さんにとっては、購買の基準は商品の品質でも価格でもない。お客さんはいったいどんな基準で購買を決定するのか?アメリカでの調査を見ると結果はこうだ。
一、信頼できる営業マン
二、品質
三、価格
この結果を見ると、お客さんにとって重要なのは営業マンが信用できるかってこと。・・・買う時は信頼できる人から買う。信頼できない人からは買わない。つまり、一対一の人間同士の関わりの中で、購買は決まるんだ。」(142~144頁)

まったくそのとおりです。

営業マンに限らず、どの会社の商品を買うのかは、その会社の担当者の信頼性が強く影響します。

保険なんかがいい例です。

極端な話、生命保険や損害保険の細かい内容なんてわかりませんし、あまり関心がないところです。

他の保険商品より多少安かろうが、決定的な要素にはなりません。

当該担当者が今後お付き合いをしていく価値のある人なのかどうか、もうそれだけの話です。

人と人の信頼関係でビジネスが成り立っている以上、当然の話です。

本の紹介804 本番力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
本番力 本番に強い人が必ずやっている26の習慣

サブタイトルは、「本番に強い人が必ずやっている26の習慣」です。

必ずしもみんながこの本に書かれていることをやっているわけではありません。

結局は、「場数」と「慣れ」だというのが私の考えです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・けれど、トップセールスの人たちは違いました。むすっとした相手でも穏やかな表情を絶やさず、いつのまにか相手を自分の空気に染めていくのです。私とは反対に、彼らが相手に影響しているのです。それはあきらかな事実でした。私は知りました。人と人とが対面すると、そのどちらが影響するかによって関係が決まるということを。売れている人は目の前にいるお客さんに影響を与える人だったのです。」(28頁)

決して意識するような話ではなく、また、決して勝負するようなことでもありませんが、

出会った瞬間、どちらがもう一方に影響を与えるかによって関係性が決まるというのは真実です。

どれだけ自分を大きく見せようとしても、そんな小手先のテクニックなどではいかんともしがたい「オーラ」みたいなもので関係性は決まります。

これまでどのような生活をしてきたかがいやでも「オーラ」として出てしまうのです。

本の紹介803 自分のことだけ考える。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
(146)自分のことだけ考える。: 無駄なものにふりまわされないメンタル術 (ポプラ新書)

タイトルだけ見ると、自己中心的な内容かに誤解してしまいますが、そういう内容ではありません。

そのことはサブタイトルが「無駄なものにふりまわされないメンタル術」とされていることからもわかると思います。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ビジネスの現場でも日常生活でも、効率を低下させるもののひとつに『悩む』という行為がある。よい結果を出そうとして、人は悩む。だが、『ああでもない。こうでもない』とやっているうちに思考は堂々巡りし、袋小路に入り込む。これでは何も考えていないのと同じである。こういう時間は無駄だ。だから、僕はビジネスの決裁からプライベートの買い物まで、いつも即断即決である。」(124頁)

決断力がある人か、ない人か。

決断が速い人か、遅い人か。

仕事のしかたを見ていれば、すぐにわかります。

食事の注文をするときもしかり。

すべては習慣の問題なので、「何事もすぐに決める」ということを決めているかどうかなのです。

優柔不断な人に魅力的な人はいません。

本の紹介802 本気の言葉(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
成功者を奮い立たせた本気の言葉

千田さんの本です。

3000人のエグゼクティブの背中を押し続けた参謀が放つ勇気と覚悟の72のメッセージ」だそうです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間は『やらなくてもいい理由』を述べさせると、途端に頭の回転が速くなる。どんなに冴えない人間でも、やらない理由を述べさせた途端、“逸材”に豹変するのだ。しかしそれが、これから成長し、飛躍しようとしている挑戦者の集団にとって、大きな妨げになるのは目に見えている。だから私は、経営陣に『うちの業界は特殊でね・・・』が口癖の人が一人でもいれば、徹底的に矯正するか、排除してもらうか、あるいは私が嫌われ者になって去るか、いずれかの選択肢だと固く決めていた。」(33頁)

いつも言うことですが、やらない理由を言っている時点は、それは単に「やりたくない」だけなのです。

面倒くさいだけなのです。

いかに面倒くさいことから逃げるかしか考えていないのです。

つまるところ、やる気があるかどうか、ただそれだけです。

楽をするくせがついてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業です。

人が休んでいるときに汗を流す。それをやり続ける。

辛いけれど、凡人が結果を出すにはこれしかありません。

本の紹介801 SUPER FOCUS(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
極度集中 世界500万人が支持する最強の自己啓発入門

ブライアン・トレーシーさんの本です。

薄い本ですが、成功するためのエッセンスが詰まっています。

タイトルのとおり、1点に集中することの大切さを説いています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・私たちの大半は、自分の人生をそんなふうに生きている。何十、何百という様々な的に、ぼんやりとダーツを投げ続けるかのように、意義のないことに時間を浪費しているのだ。そして、投げてもなかなか的に当たらない“退屈さ”から、ダーツそのものを諦めてしまう。自分には的の中央を射抜く『才能』がなかったのだと言い残して。」(12頁)

そう。人は1つのことをやり続けると「飽きてしまう」のです。

だから、いろんなことをやりたくなってしまう。

1つのことに集中してやるよりもたくさんのことに手を広げるほうが実は楽なのです。

手を広げることは楽でもすべてを成功させることは至難の業です。

僕たち凡人は、限りある力を多くのことに分散させる余裕はありません。

1つのことに集中し、飽きずにやり続けることが結果を出す唯一の方法なのです。

本の紹介800 凡人の野望(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
凡人の野望

サブタイトルは「億万長者の思考法と毎日の行動」です。

マーケティングの本として読むと参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人を動かすのは、お金ではなく、褒章でもない。褒章を与えてくれる、その気持ちに人は動く。自分のステージを上げてくれる人間、その人間に人はついていく。自分を成長させてくれるリーダー、値打ちを上げてくれる、人生のステージを変えてくれるリーダー。そして何より『世界で誰よりも自分のことを理解してくれて、高い評価をしてくれる』リーダー。そんなリーダーのために、人は命さえ投げ出す。」(193頁)

まだ力がないうちは、自分のステージ・値打ちを上げてくれる人の下で生きていくことがとても大切です。

考えてみてください。

賞与がいくら高くても、自分の価値がずっと上がらない、そんなステージでずっと働きたいと思いますか?

これは仕事でもプライベートでも同じことです。

自分の格を下げるような人と付き合ってはいけません。

同様に、一緒にいる人の格を下げるような行動はしてはいけません。

本の紹介799 3週間続ければ一生が変わるPart2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
3週間続ければ一生が変わる〈Part2〉きょうからできる最良の実践法―最高の自分に変わる101の英知

良い習慣を身につけることの大切さが説かれています。

習慣化するのが得意な人には当たり前の話ですが、そうでない人は是非読んでみてください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

すばらしいビジネスは、細部にまで驚くほど気を配っています。わたしは、ハーヴァード大学の古生物学者・進化生物学者、スティーブン・ジェイ・グルードがかつていったことばがお気に入りです。
『なによりも大切なのは細部だ。神は細部に宿るから、それらを正しく理解しなければ、神の姿を見ることはできない』」(259~260頁)

あらゆる仕事に通じることです。

大ざっぱな仕事をいくらしても神の姿を見ることはできません。

But that’s easier said than done.

60点のテストを80点にするよりも95点のテストを100点にすることのほうが大変なのです。

最後の最後の5点をどう獲得していくか。

神の姿は最後の最後に見ることができるのです。

本の紹介798 五つ星のお付き合い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
五つ星のお付き合い

人生の成功や、仕事の成功は、いつも素敵なお付き合いの向こう側にあります」(7頁)

その通りですね。

誰と出会い、誰と日常の時間を過ごすかによって、人生は大きく変わります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人間関係において、焦りは禁物です。たいてい『求めすぎるとその人を遠ざけてしまう』という法則があてはまるからです。特に相手が、自分より立場が上の場合は気をつけましょう。その人の気持ちを邪魔しないように、奥ゆかしさを大切にしたいものです。」(65頁)

追えば逃げるのは、人間関係も仕事もすべて同じことです。

このことがわかっている人は、日頃から「奥ゆかしさ」がにじみ出ています。しかも無意識に。

仕事をください、仕事くださいと焦っている人に安心して仕事を出す人がいるでしょうか。

まずは自分に力をつけることが最初です。

力をつけるために日々努力をする。

力がつけば、自ずと人間関係も仕事も追わずともうまく回っていくものです。

「焦りは禁物」とはまさにそのとおりなのです。

本の紹介797 営業とは道である。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
営業とは道である。 本物の営業マンを目指すあなたへ

著者は、元ソニー生命のライフプランナーの方です。

現在は経営コンサルタントをされているようです。

タイトル通り、営業とは何か、ということが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・お坊さんが修行をするのとも一緒です。お坊さんの説法がなぜ聞き手に響くかといったら、苦しい修行をした人だからでしょう。修行もしていない、急にお坊さんになったと言われたら、誰も説法を聞かないでしょう。・・・だから人は、がむしゃらにやってみた人のメッセージを聞きたい。修行を経験していないと、ミッションももてないし、メッセージも伝えられない、聞いてもらえないということなのです。」(97~98頁)

何を言うかよりも誰が言うかということですね。

同じ話をしても、人によって心に響くかどうか変わりますよね。

この違いはどこから来るのでしょうか。

私は、自分の力で悪戦苦闘しながら1からはじめて結果を出してきた人を信用します。

やはり苦労して結果を出さないと響かないのですよ。

本の紹介796 マナーより大事な品性がにじみ出る立ち居振舞い(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
品性がにじみ出る立ち振舞い: 自分を美しく躾ける教科書

美しい所作を目指す人は是非、読んでみてください。

どこに行っても恥ずかしくなくなると思いますので。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

毎日の過ごし方はいやおうなしに、表情ににじみ出てくるものなのだ。毎日、特に緊張感もなく、マンネリ化した生活を繰り返しているだけだと、どこか間延びした、しまりのない顔になってしまう。『20歳の顔は自然から授かったもの。30歳の顔は自分の生き様。だけど50歳の顔には、あなたの価値がにじみ出る』ココ・シャネルの言葉だ。」(151頁)

年齢を重ねるごとにこのことをよく思います。

顔つきや体つきにそれまでの生き様や生活習慣が如実に出てしまうのです。

こればかりは化粧や服装ではごませないのです。

日々の積み重ねが結果として顔つき、体つきに出る以上、日々の習慣を変えることでしか、それらを変えることはできません。