Category Archives: 本の紹介

本の紹介792 魚を与えるのではなく、魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
魚を与えるのではなく、サカナの釣り方を教えよう 起業家の父から愛する子へ33の教え

親は子どもに「財産」を与えるのではなく、「財産の作り方」を教えるのだと。

財産を与えれば、それを食いつぶして減らすだけ。

財産の作り方を教えれば、財産は減ることはなく増えます。

生活する力をつけるためにはどうしたらいいかが書かれています。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

失敗者と成功者の間にたったひとつの違いがあるとすれば、それは『習慣』の違いだ。習慣というのは、それほど苦もなく、それが行えるようになることをいうんだけど、これをずっとやり続けるのが案外難しい。週3回ジムに通う、毎日1時間勉強をする、毎日英単語を10個覚える、ブログを毎日書く、毎週1冊本を読む、時間を守る・・・、簡単そうだけど、なかなか続けられる人はいない。でもね、こういう誰もができることを徹底的に習慣化できる人が、成功するものなんだよ。」(169頁)

特に付け加えることはありません。

まったくその通りです。

世の中の成功は習慣によってできていますので。

三日坊主から何かが生まれることはありません。

続けるか、途中で投げ出すか。

ただそれだけの話です。

本の紹介791 「勝ち抜く大人」の勉強法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「勝ち抜く大人」の勉強法 (新書y)

15年以上前の本ですが、もう1度読み返してみました。

勉強法とはいえ、具体的な方法論というよりは勉強に対する姿勢が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人はけっして誤った選択から自由になることができません。大事なことは誤った選択をしたときにはいち早くそれに気づいて、軌道修正できるか否かがかしこくなれるかどうかの決め手なのです。さもないと、間違った選択がさらなる間違った選択を呼び、今日のわが国の経済状況に典型的に見られるように、泥沼からまったく抜け出せない事態へと発展するからです。」(124~125頁)

冤罪を生み出す仕組みと同じです。

「あれ、この人、犯人じゃないかも・・・」と思った段階で方向転換ができればいいのですが、証拠をねつ造してまでも自分たちの判断が正しかったとしたい捜査当局のようです。

それはさておき、誤った選択を絶対にしないなんてことは不可能です。

人間ですから間違うこともあります。

間違えたと思ったときに軌道修正をする勇気、スピードこそが大切なのです。

「ぶれない」ことがよしとされている昨今ですが、状況に応じて臨機応変に対応することはどんどんすべきです。

ぶれていいのです。

本の紹介790 日本電産 永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
日本電産 永守重信が社員に言い続けた仕事の勝ち方

永守社長の本はこれまでに何冊か読んできましたが、どの本を読んでも仕事に対する厳しさがびしびし伝わってきます。

甘っちょろい考え方は一切通用しないことがよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『人生というのは、長い目で見れば苦と楽が半分ずつ、そういうものだと思う。楽をすれば、必ずそのあとには苦がついてくるものだし、苦しみのあとでこそ、本当の楽を得られるものだ』『ところが、多くの人々は楽を求めすぎるように思えてならない。いい車に乗りたい、いい家に住みたいと、自己の欲望だけを大きく膨らませている。それに至る苦を経験せずして-』』」(30頁)

No pain, No gainですね。

人の2倍働き、3倍努力する。

人が休んでいるときにこそ汗をかく。

それを途中で投げ出さずにやり続ける。

それができれば、いやでも結果は出ます。

頭ではわかっていても体が言うことをきかないのです。

途中で投げ出すくせがついているとそこから抜け出すのは至難の業です。

でも、人生を変えるためには、日頃の習慣を変える以外に方法はありません。

できるかできないかではなく、やるかやらないかの問題です。

本の紹介789 億万長者の教科書(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週は今日と明日は通常通り営業しております。

今日は本の紹介です。
億万長者の教科書

クリス岡崎さんの本です。

タイトルはあれですが、本の内容はステージを上がっていくために必要な考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まずは時間を売るだけのサイクルから抜け出すために、今いる場所で自分の価値を上げることから始めてほしい。価値を上げていけば、今の収入を維持したまま仕事の量を減らし、自分のための時間をつくれるようになってくる。そして、自分の価値をさらに上げるための専門知識や専門技術の学習に、その時間を使う。今、週6日間働いている人は、ぜひとも残りの1日を学習のために費やしてほしい。あるいは、毎日3時間、学習の時間をつくることでもいい。」(292頁)

根本的に勉強が好きな人は、何の苦もなく、日々の勉強を継続することができます。

「忙しいから勉強できない」なんてのはうそですから(笑)

どんだけスマホいじってるんですかと。 

時間はあるのです。

10年後、どんな自分になっていたいかを考え、毎日毎日、コツコツ努力を続ける。

継続は力なり。

本の紹介788 オリジナリティ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった

本田直之さんの本です。

サブタイトルは「全員に好かれることを目指す時代は終わった」です。

タイトル及びサブタイトルから何をいわんとしているのか容易に察することができますね。

この本で紹介されている方はみなさんオリジナリティの塊です。

とても参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

同じことの繰り返し、というのは多くの仕事でも同じです。しかし、それを漫然とやっているだけでは、進化するどころか、退化していってしまいます。
『そうなると、自分でも仕事がつまらなくなっていきますよね。毎日同じことをやっていても、何か発見がやっぱりあるんですよ。なのに、それをただの作業にしてしまうと、本当につまらなくなる。同じ魚でも何か違うんじゃないか、今日は速くやってみよう、なんて自分で意識すると、仕事は変わっていきます』
仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。そういう人は、どこに行っても同じことを繰り返してしまいます。」(74頁)

これは鮨好きで知らない人はいないであろう「鮨さいとう」の店主齋藤孝司さんの言葉です。

仕事におもしろいもつまらないもありません。

どのような意識を持って目の前の仕事をするか。 ただそれだけです。

「仕事がつまらないという人がいますが、それはつまらないのではなくて、自分でつまらなくしているのです。」

まさにこの言葉のとおりです。

同じことをやっていても、5年後10年後、大きな差が生まれてしまうのはこれが理由なのです。

わかる人にはわかる。 

やっている人はやっている。

結果が出るのは偶然ではなく、必然なのです。

本の紹介787 SIMPLE RULES(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
SIMPLE RULES 「仕事が速い人」はここまでシンプルに考える 三笠書房 電子書籍

サブタイトルは、「『仕事が速い人』はここまでシンプルに考える」です。

仕事が速いと言われる人は、単に頭が良いだけではなく、速くするためのルールがあるのです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

全体的に見ると、『優先順位ルール』『タイミング・ルール』『コーディネーション・ルール』を習得するまでには、しばらく時間がかかる。とくに『タイミング・ルール』をつくるコツを身につけるには、じゅうぶんな経験を積む必要がある。しかしながら、『シンプルなルール』にしたがって経営戦略を立てている企業は-とりわけ、習得するまでが大変だといわれているルールを確立した企業は-えてして経済的な成功を収めているのも事実だ。」(171頁)

会社の中に何らかのルールを作る場合、できる限り、シンプルにするべきです。

細かなルールをたくさん作るのではなく。

例えば「相手の立場に立って仕事をする」。

どのような書面を作成することが相手、すなわち読み手にとってうれしいかを考える。工夫する。

一事が万事、こういうことができる人は、すべてにおいて他者への想像力を働かせることができます。 

シンプルなルールをもとに各自が考え、工夫する。

これが仕事だと信じています。

細かなルールをつくればつくるほど、仕事が作業にかわってしまう。 そんな気がするのです。

本の紹介786 なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
なぜ一流は「その時間」を作り出せるのか (青春新書インテリジェンス)

タイムマネジメントに関する本です。

毎日時間に追われて、5年後、10年後のための準備をする時間がないと嘆く方、必読です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

通勤中、スマホでゲームをするくらいなら、英会話の勉強でもしたほうがずっと自分の役に立つのに、ついつい楽しくてゲームをやってしまう。時間がないとわかっているのに、仕事は中途半端なまま、書類の積み上がったデスクの整理を始めてしまう。誰にでも経験のあることだと思います。無意識の時間のムダづかいならいざしらず、なぜ、ムダだとわかっていることすら、ついついやってしまうのでしょうか。意志が弱いから?最初にお話ししたように、物事がうまくいくかどうかに意志は関係ありません。原因は、すでに「やることが習慣になっている」からなのです。」(29頁)

もうこれは言うまでもないことです。

時間がないと言いながら、どれだけ無駄なことに時間を費やしていることか。

結果を出すことをすでに放棄している人はさておき、結果を出したいと願いながら、そのための準備をしない。

SNSで他人の行動をチェックしている暇があるのなら、ラインでたわいもないやりとりをしている暇があるのなら、その時間を自分の価値を高めるための勉強にあてたほうがどれだけいいか。

1日にどれだけの時間を無駄にしていることか。

時間がいくらでもありますよ。

本の紹介785 世界トップクラス営業マンの1年の目標を20分で達成する仕事術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
1年の目標を20分で達成する仕事術

著者は元ソニー生命エグゼクティブライフプランナーの方です。

現在は、会社を興されて、経営者をされています。

タイトルはさておき、内容はとても参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『これを達成するためにはどうしたらいいか?』ということだけを考えられるようになるには、成功体験を積むしかない。達成したことがない人間が無謀な数値目標を設定しても、やる前から数値を拒絶するから意味がない。まずは成功体験を積み上げていくことである。『決めたことはできる』という体験を積むと、成功のサイクルができてくる。何か決めたら、その時点でできるという頭に変わる。」(74頁)

「継続は力なり」という言葉を信じられるかどうかは、これまでにコツコツ努力をして結果を出してきたかどうかによります。

成功体験を積み上げてきた人は、「やればできる」という言葉を信じられるのです。

「どうせできる」と考えるのか、「どうせできない」と考えるのか。

この差は、これまでの成功体験の有無から来るものだと確信しています。

これまで成功体験をしてこなかった人は、小さなことでもいいのでコツコツやって結果を出す経験を積むことをしてみましょう。

人生はそこから変わり始めます。

本の紹介784 地道力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
地道力[新版] 目先の追求だけでは、成功も幸せも得られない!

著者は、美容室のEARTHグループ代表の方です。

タイトルになっている「地道力」が成功の絶対要件であることが伝わってきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ビジネスで本当に成功したいと思うのなら『地道にコツコツ努力する』しかありません。これもまた真実です。そして再三にわたって繰り返しますが、生まれつき、地道にコツコツ努力できる人などほとんどいません。つまり、成功する人と失敗する人の違いは、地道にコツコツ努力できるようになる(するしかない)工夫をするかしないか、にあると言えるのです。」(180頁)

地道にコツコツ努力する姿勢・方法をいつ修得するかだけですよね。

学生時代の部活や受験勉強等で地道力を培うことが多いように思います。

若いうちに地道力を身につけると、そのあとがとても楽になります。

結果を出す方法はつまるところ、地道にコツコツ努力するしかないことがわかっているからです。

コツコツやって結果を出してきたのか、途中であきらめて放り出してきたのか。

この差が10年後、20年後、大きな差となって表れるのです。

本の紹介783 ぼくらの仮説が世界をつくる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
ぼくらの仮説が世界をつくる

著者は、「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」の編集者です。

編集者ならではの話を織り交ぜながら、「仮説」の重要さについて書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

観察力は基礎力です。語学ならば、語彙みたいなものでしょう。語彙が増えれば増えるほど、文法がいい加減でも話せる話題が広がっていきます。同じように、観察力が上がっていくと、同じものを見ていても、他の人とは違う、ものすごく濃密な時間が過ごせるようになっていく。風景にしても、世の中の出来事にしても、人の心にしても、目に見えない微妙な変化やおもしろさに気付くようになります。」(147頁)

同感。

観察力がある人は、相手の些細なしぐさ等からいろんなことを察します。

同じように世の中の流れについても小さな変化からいろんなことを察します。

観察力にまだあまり自信がない人は、観察力のある人の近くにいることから始めましょう。

「あ、こういうことからこんなことを考えるんだ!」とわかると思います。