Category Archives: 本の紹介

本の紹介2167 ストレスゼロの生き方#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

パワフルな言葉が並んでいます。

共感できる内容ばかりです。

ストレスだらけの生き方をしている方が果たしてこの本を手に取るかわかりませんが、この本に書かれていることをやれば気持ちは多少楽になると思います。気休め程度ですが。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これだけはいっておく。他人や政治があなたの人生を変えてくれることは絶対にない。うまくいかない理由を外部の要因のせいにするな。『親が悪い』『政治が悪い』と自分以外の何かを責めるのは簡単だ。実際にそうかもしれない。が、それでは前に進めない。すべて自分の責任だと割り切って問題に向かい合うことでしか改善は望めない。外部要因はコントロールできないのだからほうっておけ。コントロールできるのは自らの行動のみだ。人生は己の手で切り拓いていくと覚悟を決めろ。」(92頁)

他責思考はそう簡単には変わりません。

今の自分の不満を社会、会社、政治、時代、親、上司のせいにしたところで、状況は何1つ好転しないことは自分が一番よくわかっているのです。

一見、自分のせいではないと思われることであっても、冷静に客観的に考えれば、自分の決断や選択が遠因であることは少なくありません。

とはいえ、良くも悪くも、人はそう簡単に変わりません。

一度作られた習慣や考え方の癖を修正するのは至難の業です。

本の紹介2166 スーツに効く筋トレ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に読んだ本ですが、再度、読み返してみました。

筋トレをやらない理由が見当たりません。

時間がない、忙しいと言っているうちに人生は終わってしまいます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ジムに通って筋トレをすると、強固な自信が培われる。自信とは成功体験の積み重ねによってできていくもの。一度でいい、限界まで重いバーベルを持ち上げ、限界まで筋肉をいじめてみてくれ。努力の結果は、たくましい筋肉としてちゃんと返ってくる。輝かしい成功体験であり、勲章であり、自信の具体化だ。あなたを包む頼もしい筋肉は、ちょっとやそっとじゃ失われない。」(145頁)

筋トレが習慣となっている人からすれば、特に驚くことではありません。

義務感で行うことで長続きすることはほとんどありません。

好きこそものの上手なれ。

成長のための一時的な苦痛を楽しめるかどうか。

これは筋トレに限ったことではなく、人生のあらゆる場面で同じことがいえると思います。

本の紹介2165 食べる投資#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

食事が自己投資の一つであることは疑う余地がありません。

運動、栄養、休養の3つの視点で体調管理をしていくことが肝心です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

金を稼ぐために健康を害し、今後は病を治すために、稼いだ金を使う。将来の心配ばかりをして、現在を楽しむことをしない。その結果、人々は現在にも未来にも生きていない。あたかも人生が永遠に続くかのように生きているが、真の意味での人生を全うすることなく死んでいく」(193頁)

年を重ねるごとに、それまでの人生で、何にお金と時間を使ってきたかが明白になってきます。

それは日々の積み重ねの結晶ですから、そう簡単に覆るものではありません。

まさにローマは一日にして成らず、です。

人生は、「今」の連続にすぎません。

だからこそ、「今」を一生懸命に生きるほかに、私たちにできることはありません。

過去を後悔して、将来を心配している暇など、本当はないのです。

本の紹介2164 この不確実な世界で成功する人生戦略の立て方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

帯には、「『運』に頼らずとも成功できる生き方とは?」と書かれています。

人それぞれ様々な人生の戦略を立てて日々生きていることと思いますが、成功者の人生戦略の特徴を知るにはとても良い本です。

5年後、10年後を見据えて、今何をすべきかがよくわかると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

歴史から学べる大切なこと。それは、長い目で見ればたいていはうまくいくが、目先のことだけ見ているとたいていはうまくいかないということだ。悲観と楽観を両立させ、相反するように見えるスキルをうまくコントロールする方法を学ぶには努力が必要だ。これができない人は、悲観しすぎてひねくれるか、楽観しすぎて破綻するかのどちらかだ。」(227頁)

株式も人生も、長期的に投資をすることがとっても大切です。

すぐに結果が出ないことを嘆いたり、うまくいかないと狼狽してやめてしまったり。

途中のups and downsにいちいち反応してその度に一喜一憂するのではなく、長期的な視点で物事を捉える必要があります。

後先を考えず、その場しのぎの生き方では、人生の後半にそのつけが回ってくることは、容易に想像できることです。

本の紹介2163 経験に学ぶな#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

まさに「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」です。

著者は弁護士の方ですが、物事の見方が同業者のそれで、同意見の内容が多いです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

時代は目まぐるしいスピードで移り変わります。時代の変化の中では、下りエスカレーターの速度と同じ速度で駆け上がって何とかギリギリ生き残ることができます。さらに上昇を目指すのであれば、下りエスカレーターの速度より相当速いスピードで駆け上がる必要があると、私は実感しています。」(105頁)

この感覚を持っている人は、例外なく、年を重ねても、努力を続けています。

与えられている限られた時間をできる限り、有効に使いたいと考え、毎日、自己鍛錬をします。

ただ徒に時間が過ぎていくということが、もう死ぬほど嫌なのです。

地位も名誉もいりません。

有名にもなりたくありません。

ただ、死ぬまで成長していたいです。

本の紹介2162 サバイブする力(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは「経験を増やし、違和感を磨き、言語化すると未来が拓ける」です。

自分の心の声を聞き、本能に従ってシンプルに、本質で生きろ。」というメッセージが全面に出ています。

世間体や他人の評価ばかり気にして、自分の心の声が聞こえなくならないように気を付けましょう。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕の同次元共鳴者は、本質に添ってシンプルに生きている。本質で生きる人とは、自分がどう生きたいのかを知っていて、世間の常識や価値観に惑わされず、人と比べることなく、自分なりの幸せの形を追求している人のこと。彼ら、彼女らは、総じて笑顔が素敵で誰に対しても優しい。ピュアで飾らず、自然体で生きている。」(190頁)

さて、みなさんはいかがでしょうか。

「本質で生きる」とは、自分の幸せの定義が明確になっていることを意味するのだと思います。

他人との比較、他人の模倣からは決して幸せにはなりません。

幸せの定義は、十人十色であり、純個人的なものだからです。

世間体や他人の評価を気にすることは、幸せから遠ざかる行為です。

そんなことばかりしていると、いつの間にか、自分がどう生きたいのかがわからなくなってしまいます。

どう生きたって、人生はあっという間に終わります。

自分が生きたいように生きればいいのです。

本の紹介2161 人生の教科書 ストイシズム(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今のぬるま湯社会において、「ストイックな生き方」をあえて選択する人はそれほど多くないでしょう。

この本を購入する人はもともとストイックな生活を好むタイプかと思いますので、書かれている内容は特に驚くようなものではありません。

普段、普通にやっていることが言語化されているといった感じです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

偉大なものは突然生まれない。一房のブドウや一玉のイチジクであっても、いきなり実ることはない。いま『イチジクがほしい』と言われたら、わたしは『それには時間が必要だ』と答える。まずはイチジクの花を咲かせ、次に果実をつけさせ、さらにそれを熟させる。イチジクの果実ですら、ほんの一時間で熟すことはないというのに、それでもなお、それほど短い時間で、それほど簡単に、思考の果実を手に入れようというのか?」(102頁)

継続的な努力がいかに必要であるかがよくわかる例えですね。

他人の成功を目の当たりにして、嫉妬して、誹謗中傷して、足を引っ張って、自分のいるレベルまで引きずり下ろすことばかりを考えている人が世の中にはたくさんいます。

他人を引きずり下ろしたところで、自分自身は何一つ変わらないのに。

人が休んでいるとき、遊んでいるときに、どれだけ準備をし続けてきたのか。

ただそれだけの違いです。

本の紹介2160 あたりまりまえだけどなかなかできない42歳からのルール(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から15年前の本ですが、この歳になって読み返すとおもしろいですね。

30代前半のときに読んだ感覚とはまったく異なります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ぼくは、ビジネスの世界で生きるということは、不自由さから解き放たれて、自由を獲得するための戦いだと思っている。戦いに勝つために必要なことは、3つある。1つ目は、どこでもやっていけるだけの普遍的な力を身につけること。2つ目は、周囲から信頼されること。そして最後は、明確な意思とビジョンを持つこと。」(67頁)

「不自由さから解き放たれて、自由を獲得するための戦い」

みんながみんなそうだとは思いませんが、これはまさに私が弁護士を目指そうと思った理由です。

30代前半から、40歳になったときにどうなっているかという明確なビジョンを持ち、そのための準備と努力を重ねてきました。

自由でいるためには、自分に力をつけなければなりません。

誰かに(何かに)依存している限りは、真の自由を獲得することはできません。

依存は不自由への入り口なので。

一朝一夕にはいきませんが、権利のための闘争を続けるほかに手にすることができないものがあるのです。

本の紹介2159 フォーカル・ポイント#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

ブライアン・トレーシーさんの本です。

人生において、本当に大切なことに「焦点」を合わせることがいかに重要であるかが説かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたが取り組む分野で、頂点に立つための方法をご紹介しよう。『収入の3パーセントを自分自身に投資するという『3パーセントの法則』だ。この法則は、実に不思議な力を持っている!自分に投資する1ドルごとに、仕事がうまくいって収入が増える。最終的には10ドル、20ドル、30ドル、50ドルと稼ぎ、ときには100ドルになって自分のもとに戻ってくることがある。あなたにとって、あなた自身がいちばん価値のある資産なのだ。」(119頁)

真実です。

ほとんどの人はやらないですけどね。

でも、やっている人は、本当に愚直にやっています。

収入は、自らの商品価値との等価交換だと認識し、自己投資を続けることが大切です。

今後、今以上に格差が広がっていくことが予想されます。

日々、努力。

継続は力なり。

本の紹介2158 吉田松陰(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

読んでいて身震いがします。

なんというか・・・本当にすごいお方です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

死は好むべきではない。また、厭うべきことでもない。行うべきことは全て行い、もう行うべきことが尽きて、心が安らかである状態。これが死すべきところである。世の中には肉体は生きているが、心が死んでいるものがいる。また、肉体は滅びていても、魂が生き続けているものがいる。心が死ねば、生きていても意味はない。魂が生き続けていれば、肉体は死んだとしても意味がある。」(391~392頁)

享年29歳。

20代にしてこの人生観です。

行うべきを行うという強い気持ちが読み取れます。

大勢に反して自分の信念を貫いて生きるのか、

長い物に巻かれ、権力に忖度して生きるのか。

人によって価値観は異なります。

自分の人生のフィロソフィーがわかっている人は、人生を無益に過ごすことがありません。