Category Archives: 本の紹介

本の紹介573 20代のうちに会っておくべき35人のひと(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
20代のうちに会っておくべき35人のひと (だいわ文庫)

帯には大きく「人生を変える出逢いを見逃すな!」と書かれています。

まさにそのとおりですね。

出逢いはあってもそれが「人生を変える」ものであると思えるかどうかが鍵ですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

師匠選びは、フィーリングでいいのだ。フィーリングの合わない師匠に無理に合わせる必要はない。自分に正直になってフィーリングで師匠選びをするからこそ、つらい人生を楽しく転換していけるのだ。”なんとなく”嫌いな人の話は聞くフリだけして、聞き流してしまえばいい。その代わり、”なんとなく”好きな人の声には全身全霊で耳を傾けよう。”なんとなく”好きな人の中には、どんなに叱られても素直に耳を傾けられる人がいるだろう。その人の話を命がけで聞くのだ。」(53頁)

いい師匠に巡り会えた人は本当に幸せです。

師匠と思うかどうかは自分次第なので、わざわざ「弟子にしてください」なんて言わずに勝手に師匠と思えばいいのです。

師匠の教えに従い、生き方、仕事のしかたを実践していくわけです。

もうだんだん師匠と弟子みたいな時代ではなくなってきているのかもしれませんが、自らの模範となる師匠を見つけるというのはいいものですよ。

特に若いうちは、判断が甘いことが多いので、そんなときこそ師匠に従うというのは有効です。

本の紹介572 稼ぐ言葉の法則(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41

神田さんのお得意分野の本です。

ビジネスにおける「稼ぐ言葉」の使い方を伝授してくれています。

発する言葉が少し違うだけで、まったく結果が変わってくることをさまざまな具体例を踏まえて説明してくれています。

勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ブランドとは、ロゴマークという目に見えるものによって築かれるのではなく、顧客との日々の接触という目に見えないものによって輝いていく。だから、事業を営むうえで大切なことは、顧客や取引先がどんなコミュニケーションに価値を感じ、どんな活動に信頼を寄せてくれるのかをしっかりと頭に思い描いておくことである。【貧す人】は、まずロゴマークをデザインしてしまうが、【稼ぐ人】は、会社への信頼を育てるプロセスを、まずデザインする。」(173頁)

顧客や取引先の皆様が、どのような点を重視して取引相手を選んでいるのかを理解することはとても大切なことです。

それがわからないと、結果に無関係ないことに力を注ぐことになるからです。

多額の費用を費やし、自社のロゴマークをつくることが、顧客の獲得につながるものでしょうか。

「あ、ここの会社、ロゴがかっこいいから取引したいな」と思うものでしょうか。

そういう方が皆無とまではいいませんが、私はあまりイメージできません。

繁盛している会社は、顧客がどのような点を評価した結果、繁盛しているのかを考えることはとてもいい勉強になります。

そこには必ず理由があるからです。

それを1つ1つ吸収して取り入れてみるのです。

また、この視点は、経営者だけが持っていてダメですよね。

むしろ従業員それぞれがこのような考えを持ち、実際、自分がお客さんとして接したサービス(接客のしかた、電話対応のしかた、言葉遣い、顔の表情など)のうち、どのような点を無意識に評価しているのかを意識することが大切です。

「この人の電話の対応のしかた、素敵だな」と思ったら、それを真似してみるのです。

このような努力や工夫の積み重ねこそが顧客からの信頼につながるのだと信じています。

本の紹介571 常識を破る勇気が道をひらく(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
常識を破る勇気が道をひらく

毎度おなじみ千田さんの本です。

みんながみんな、常識を破る勇気を持ちあわせていないわけですが、

マインドを学ぶにはとてもいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

成功したことのない人には永遠にわからない事実がある。それはもうすぐ成功する人というのは、自分が成功することをほぼ確信しているということだ。成功が確信できると、努力しないではいられない。・・・「あ、きたきた」と誰に教わるわけでもなく、直感でわかるのだ。」(173~174頁)

「成功が確信できると、努力しないではいられない」という考え方はその通りなのでしょうね。

そうすると、成功を確信することが重要になってくるわけですが、どうすれば成功を確信することができるのでしょうか。

日々、努力を続けることが最も確実な方法なのでしょう。

一周してしまいました。

日々、努力を続けるためにはどうすればよいのでしょうか。

詰まるところ、その人の勤勉さ、愚直さ、粘り強さみたいなところで勝負が決まってしまうような気もします。

また、継続すること、習慣化することの重要さを理解しているかどうかも大きいでしょうね。

あまり人の評価を気にせず、日々、努力を続けていれば、自然と成功に近づいていくものではないでしょうか。 よくわかりませんが。

本の紹介570 10年後に生き残る最強の勉強術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
10年後に生き残る最強の勉強術

450以上の資格を持つ著書が、今後おすすめの資格・検定とその勉強法を説いています。

450以上の資格を取るには、やはり試験合格の技術が必要です。

すばらしいと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分自身が直接そのスキルを活かす仕事をするわけではなくても、その道の専門家や業者とやりとりするときに役立つ」(185頁)

これは、「勉強しても実務では使わない知識のほうが多くないですか?」という質問に対する著者の回答の1つです。

これこそが教養というものではないでしょうか。

自分の業界とは違う人とどれだけ話ができるか。

さまざまなことに興味を持ち、勉強することは、仕事をしていく上でとても大切なことだと思います。

また、本を読むだけでなく、積極的に業界外の人たちと会うこともとても大切です。

どのようなことに関心を持っているのか、自分の業界を外の人たちはどのように見ているのか、といったことがわかりますので。

特に若手の皆さんは、同じ業界の人たちとばかり集まらず、どんどん外に出て行きましょう。

本の紹介569 人と比べないで生きていけ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
人と比べないで生きていけ

あいかわらず千田さんの本を片っ端から読んでいます。

今回のタイトルで本一冊書くのはとても真似できません。

どんなタイトルでも1冊分書くことができる著者は本当にすごいと思いました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

美しい女優さんやイケメン俳優の名前を検索エンジンに打ち込むと、ずらっと検索予測が表示される。そこに並ぶ言葉を見れば、底辺層の嫉妬心が渦巻いているのがよくわかる。他人に興味津々のうちは、成功者には程遠いと考えて間違いない。成功者というのは、他人ではなく、自分自身に興味津々なのだから。」(39頁)

他人のうわさ話をしているうちは成功しない、ということはよく千田さんがいろんな本で書いていることです。

他人の失敗を喜び、再起不能になるまで徹底的に叩く、という寛容のかけらもない嫌な世の中だからこそ、あえてそういうことには近づかない。

居酒屋で周りと一緒になって、他人の批判で盛り上がらない。

悪口や批判で盛り上がっているところには負のオーラが漂っているから、できるだけ距離を置く。

そういう習慣を身につけると、人生がいい方向に変わるのではないでしょうか。

本の紹介568  自分を動かす名言(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

佐藤優さんの本です。

さまざまな名言が収められています。

たった1つでも自分を動かす名言に出会えれば、それだけで十分です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

われわれは自らが繰り返して行うことの産物である。したがって優秀とは行為ではなく習慣である。」(アリストテレス)(144頁)

事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。」(ニーチェ)(156頁)

習慣と解釈に関する言葉です。

いずれの言葉を目新しいものではありませんが、重要だと思うので選びました。

人生を変えたければ、日々の習慣を変えることです。

事実や出来事自体に意味はありません。事実は事実、出来事は出来事です。

その事実や出来事に意味を与える自分がいるだけです。

起こった事実や出来事を変えることはできませんが、その事実や出来事に対する解釈を変えることはいくらでもできます。

事実や出来事それ自体にプラスもマイナスもありません。

事実や出来事にプラス・マイナスの解釈をする自分がいるだけです。

解釈を変えれば人生が変わるというのは真実だと思います。

本の紹介567 ジョコビッチの生まれ変わる食事(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
ジョコビッチの生まれ変わる食事

グルテンフリーをはじめとするジョコビッチの食事に対する考え方が書かれています。

トップアスリートが商品である自分の身体にどれほど気を遣っているのかがよくわかります。

とても勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私はだいたい一日16時間起きていて、おそらくうち14時間は(A)テニス、(B)テニスのためのトレーニング、または(C)食事というふうに時間を使っているので、テニスに秀でていることができる。・・・世界最強のアスリートと戦ってナンバーワンになるには、それだけの努力が必要ということだ。常日頃から頑固なまでの心理的そして肉体的なたゆまぬ準備が、一日14時間、週に7日続くのだ。さあ、あなたの準備は万端か?」((175~176頁)

これが世界トップアスリートの考えであり、日常生活なのですね。

これだけのストイックさをそのまま真似することは難しいですが、スピリットに共感し、自分の日常生活を少しずつ変えることはできると思います。

どんな世界にも上には上がいます。

自分があこがれる人、尊敬する人を具体的にイメージすることは、成長の手助けになると確信しています。

少しでもあの人に近づきたいという強い思いが壁を乗り越える手助けをしてくれると信じています。

本の紹介566 君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣 (角川フォレスタ)

毎度おなじみ千田さんの本です。

もう何冊目かわかりませんが、どの本でも新しい気付きを最低1つはいただいております。

今回は、才能を呼び覚ます習慣、というテーマですが、つまるところ、日頃の生活における姿勢や考え方のお話です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の才能をせっかく発掘したのに、才能磨きでお金をケチる人がいる。私にはこれが信じられない。人生で才能磨きほどのローリスク・ハイリターンは存在しないからだ。・・・年収の2割を自分磨きに投資していると、1年後にはステージが変わることに気づかされるはずだ。」(79~80頁)

みなさんは、ご自身の「才能磨き」に投資していますか?

日々、レベルアップしたいという向上心を持っている人にとっては、「才能磨き」に投資することはそれほど難しい話ではありません。

問題なのは、お金ではなく時間ではないでしょうか。

才能磨きをしたいけど、日々の仕事に追われて、それどころではないという方も多いのではないでしょうか。

時間ができたら・・・と言っているうちは、一生やることはありません。

やるなら、普段より朝1時間早起きするか、夜1時間寝るのを遅くするしかないでしょう。

私は、「最近、忙しいなあ」と感じたら、脳神経外科の福島孝徳先生のことを思い出すことにしています。

「福島先生に比べたら、まだまだ余裕だな」と。

大変なときは、自分のメンターを思い浮かべるといいかもしれませんね。

本の紹介565 私の名前は高城 剛。住所不定、職業不明。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

ハイパーメディアクリエイター高城剛さんがさまざな質問に答えている本です。

自分とは全く違う人生を歩んでいる著者がどのように物事を考えているのか大変興味がありました。

読んでみると、やっぱり思っていたように、物事の見方が全然違う人なのだとわかります。

周りにはいないタイプの方です。 とても魅力的な方だと思いました。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕は、誰でもひとつだけ世界一になれる可能性を持っていると信じている。それを、自分で知っているか、知らないのか、が大きな違いだ。僕もあなたも世界に一人しかいないし、僕もあなたも世界一になれる『なにか』を必ず持っている。だが、それを探し出す内面への旅は、とてもハードだ。しかし、いまこそ、そのときだと思う。他者との関係で、自分を作ってはならない。自分の可能性を、どんなに大変でも追求しなければいけない。なぜなら、すべての必要なことは、必ず自分の中にあるからだ。」(204~205頁)

「他者との関係で、自分を作ってはならない」という言葉は、胸に刻みたいと思います。

差別化を図るときに、他者との関係でそれを始めるのではなく、まずは、自分が得意な「なにか」を探し出すことから始める。

その後で、その能力、可能性を活かせるフィールドを見つける、または作り出す。

順番を逆にしてしまうと無理が生じるし、やっていて楽しくないわけです。

社会のことを知るよりも自分のことを知るほうが、よほど大変ではありますが。

本の紹介564 人を動かす人になれ!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「人を動かす人」になれ!―すぐやる、必ずやる、出来るまでやる

日本電産永守社長の本です。

20年程前に出版された本ですが、経営に対する厳しさは今も昔も変わりません。

経営者のみなさん、経営者を目指すみなさんは必読の一冊です。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

わが社も例外ではないが、どこの会社にも『給料が安い』と不満をいう社員がいる。だが、自分の手取りの給料の五倍の利益(売上ではない)をあげている社員以外、こんなことをいう資格はないのである。・・・会社は給料の約二倍の人件費を負担している。具体的には、健康保険や厚生年金などの法定福利費、所得税や住民税、退職金のほか、毎月の交通費、いろんな補助も行っている。つまり、賞与は別にしても、給料の五倍ぐらい働いても、収支はトントンだということだ。だから、給料の五倍以上の利益をあげている社員なら『給料が安い』という資格はあるが、それ以外であれば給料泥棒だ。」(160~161頁)

このご時世、ここまで正直に意見を言える経営者はあまりいないと思います。

会社を経営したことがある人なら、みな、容易に理解できることですが、給与所得者の立場でこのことを理解するのは、実際のところ、容易ではありません。

給与を支払う側になってはじめてわかることも少なくありません。

自分が受け取る給料の何倍、会社が負担しているのか、目に見えない負担まで考えられる従業員はそれほど多くありません。

経営者は従業員のことに思いを馳せ、従業員は経営者のことに思いを馳せる、そんな職場でありたいですね。