Category Archives: 本の紹介

本の紹介2146 才能を伸ばすシンプルな本#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

1頁目にアリストテレスの言葉が紹介されています。

人間は繰り返しおこなっていることの結果である。したがって、卓越性とは行為ではなく習慣なのだ。

もうこれだけで十分です。

この本では、習慣がいかに重要であるかがこれでもかというくらい書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

新しい習慣を確立するためには、ゆっくりとはじめよう。最初はぶざまでイライラすることを覚悟しなければならない。新しい神経回路がまだ形成されていないから、脳は古いパターンにしがみつこうとする。だから、難度を少しずつ高めて新しい習慣を確立することが重要になる。時間は多少かかるが、新しい習慣を確立するには、これ以外に方法がない。」(151頁)

新しい習慣を確立する上で重要なのは、「三日坊主」をいかにクリアするか、という点です。

つまり、最初が肝心ということです。

逆に言えば、最初さえクリアでき、習慣化さえできてしまえば、あとは苦も無く続けることができます。

そのことを強く意識することが習慣化をする上で決定的に重要なのです。

本の紹介2145 加速成功#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「願望を短期間で達成する魔術」です。

正しい方法で最短で結果を出す方法が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

小さな目標を達成できない人に、大きな目標は決して達成できません。小さな結果を出すことにこだわらない人が、大きな結果を出せるはずがないのです。」(114頁)

すべては日々の積み重ねですから、日頃怠惰な生活を送っておきながら、結果だけを欲してもどうしようもありません。

人が寝ているとき、休んでいるとき、遊んでいるときに、努力を積み重ねたからこそ、結果が出るのです。

やっている人はずっと前からやっている。

やらない人はなにがあってもやらない。

nature or nurture論争はさておき、これが現実です。

本の紹介2144 外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

心の安定がビジネスにおいていかに重要であるかがよくわかります。

ビジネスは長期戦ですから、いかにメンタルを安定させ続けられるかは勝者の重要な要素となります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『過剰』ではなく『シンプル』であること。『外面』より『内面』を鍛えること。それが本当の意味での豊かさなのだ。」(94頁)

これも結局のところ、何をもって幸せと感じるのかという問題と同じことです。

たくさんのブランド品を身に着けて、幸せを感じるのであれば、そうすればいいのです。

他人がとやかく言う問題ではありません。

私のように、できるだけモノを持ちたくない人は、まったく興味のないことですが。

ブランド品、豪華な家、高級時計は、何1つほしくありません。

幸せ度が1ミリも上がらないからです。

今のように、好きなように生きられる自由な生活こそが、真の豊かさなのだと確信しています。

本の紹介2143 魔法のコンパス(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から8年前の本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは「道なき道の歩き方」です。

西野さんらしい本の内容です。

常識では測れない発想力はとても勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

通知表でいえば『オール3』という状態が最も効率が悪くて、他の教科なんて『1』でいいので、『4』を『5』にする作業をしたほうがいい。」(101頁)

仕事の内容、立場にもよりますが、自分の力で仕事を取ってくる必要がある人は、オール3を目指してもしかたがありません。

全体的に3の人よりも、狭い分野でもいいので5の人の方がお声がかかります。

自分が苦手な分野や手が回らないことは、すべて他に人にお願いすればいいのです。

そして、何かの分野で5の人は、自然と他の分野で5の人と繋がりますので、問題ありません。

本の紹介2142 人生のダイヤモンドは足元に埋まっている#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から3年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは「強欲資本主義時代の処方箋」です。

今日のグローバル資本主義の特徴がわかりやすく書かれています。

いかに本当の自分を見失わずに生き続けられるか、という本質的な問題を考えるきっかけになると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人生の価値を測るものはどこにあるのか。私はまだ、この問いに対する答えを見つけていない。だが、これだけは言える。私たちはモノによって、すなわち各人が蓄えてきた有形の持ち物で、人生の重みを測ってはいけない。これほど物質的に恵まれた国では、いともたやすくこの罠に陥ってしまいがちだ。」(165頁)

物を所有することで幸せを感じることができる人は、それでいいのです。

他人がそれに対してどうこう言う必要はありません。

他人と自分を同じ尺度で測らないことです。

そんなことをして何の意味があるでしょうか。

自分自身の幸せの定義をしっかりと持っている人は、他人から何を言われようと、もはや何とも思いません。

批判されようが、嫉妬されようが、お構いなし。

本の紹介2141 強者の流儀#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

朝倉未来さんから学ぶべきは、「結局、どれだけお金を手にしたところで、人は満たされることがない」というなのだと思います。

たくさんのお金を手にすれば何もかも満たされるという幻想を抱きがちですが、決してそうではないということがよくわかります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕が人生の中で求めているのは自由です。僕が欲しい強さというのは、ある意味で自由でいるための強さと言えますね。」(73頁)

これは、私を含め、多くの人が同じ感覚だと思います。

自由とは、選択できることを意味します。

これこそが私の幸せの定義です。

生きたいように生きる。

嫌なことを嫌といえる。

高価な車も時計も洋服も、何1つほしくありません。

そういうものでは、1ミリも幸福感は満たされないからです。

日々、ストレスなく、自由に生きることこそが、私の幸せです。

本の紹介2140 身銭を切れ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

身銭を切ること(skin in the game)がいかに結果を出すために必要であるかよくわかります。

帯には、「魂を捧げた先にしか、価値ある『生』はない。」と書かれています。

没頭して、熱中して、魂を捧げた先にこそ、生きている実感を味わえるのだと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の意見に従ってリスクを冒さない人間は、何の価値もない。」(68頁)

右にならえで安全・安定な生活を是とする人もいると思います。

それはそれで、その人の生き方ですから、とやかく言われる筋合いはありません。

他方で、リスクを冒して、チャレンジングなことに没頭しているときこそ、生を感じるという人もいます。

最初から成功が保証されているようなゲームはちっとも楽しくありません。

どうなるかわからないからこそ懸命に努力をし、アドレナリンが出るのです。

昨日と同じ今日、今日と同じ明日では、生きている心地がしないのです。

本の紹介2139 折れないハートをつくる7つの秘訣#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

12年前に出版された本ですが、今読んでも、全く色褪せない内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

仲間といると知らないうちに起こっているのが”無意識の伝染”。だからこそ、自分を成長させたいなら、『誰と一緒に過ごすか』の見極めが大切。自分が誰といたら、成長できるか?輝けるのか?決めるのはあなた自身。」(77頁)

これは昔からずっと言われ続けていることですが、まわりの環境が極めて重要であることを物語っています。

未成年のうちは、事実上、親の選択に従わざるを得ない場面が多いと思いますが、成人してからは、どのような環境に身を置くかについては、多くの場合、自分の選択によります。

「無意識の伝染」はプラスにもマイナスにも働きます。

成長したいのなら、コンフォートゾーンから抜け出し、自分が「こうなりたい」と思う人とできるだけ時間を共にすることです。

本の紹介2138 成功する偶然を味方にする(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

帯には、「『努力と才能は報われる』という幻想」と書かれています(笑)

著者は、ささいな偶然がきわめて重要であると説いています。

とはいえ、ある出来事を偶然と捉えるか必然と捉えるかは単なる解釈の違いであり、たいした問題ではありません。

読み物としてとてもおもしろいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

生産とコミュニケーションにおける新たな手法が偶然の影響を増幅し、勝者と敗者の差を著しく拡大させたのである。他者より1%がんばって働く人や、1%多く才能がある人が、1%多い所得を得るというならばわかりやすいが、そうではない。小さな違いが何千倍もの収入の違いにつながるのだ。だから、偶然はきわめて重要なものになる。」(34頁)

仮に偶然がきわめて重要であるとして、多くの人は「で、どうすればいいの?」と思うはずです。

ずっと宝くじを買い続けていればいいのかと。

そういう話ではないですよね。

仮に偶然が重要であるとしても、結局のところ、私たちにできることといえば、日々、努力と工夫を積み重ねるほかないのです。

その結果、まわりまわって、偶然と思えるような形で、実を結ぶのです。

本の紹介2137 ビジネスで一番、大切なこと#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から12年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「消費者のこころを学ぶ授業」です。

顧客置き去りの差別化が横行している現状を省みるにはとてもいい本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

不思議なことに、市場の他の商品に比べて必ずしも優れているとは限らないが、差別化には成功している。顧客と特別な関係を築き、群れから抜きん出ている。・・・差別化を実現するためには、競争ではなく、競争からの完全な脱却が必要なのだ。」(80頁)

そのとおりです。

この意味を理解していないと、ますます顧客そっちのけの差別化が横行します。

意識していないと、手段が目的化してしまうのです。

「競争からの脱却」が何を意味するのか、そのためには何をすべきかを深く考える必要があります。