Category Archives: 本の紹介

本の紹介1270 やりたい事をすべてやる方法#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

こちらもまた須藤元気さんの本です。

著者自身、さまざまな仕事をしており、まさにやりたい事をすべてやっている感じがします。

著者が重要だと思っているツボが短い言葉で端的に書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

替えがきく仕事というのは、それだけでずっと食べていくことができなくなってしまうことを意味する。」(28頁)

わかりきっていることですが、このことを意識して日頃、仕事をしている人がどれほどいるでしょうか。

誰がやっても結果がそれほど変わらないことに、顧客や会社は多額の報酬・給与を支払いません。

「誰がやっても変わらない」と思われている仕事は、「安い方がいい」という価格競争に巻き込まれる運命にあります。

しかし、本当は、誰がやっても変わらない仕事なんてものは存在しません。

いかに「違い」を作り出し、顧客にアピールするか。

その努力と工夫がなければ、安く買い叩かれることになります。

「替えがきかない仕事」は、探すのではなく、自ら作り出すのです。

本の紹介1269 レボリューション#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

ここのところ、須藤元気さんの本が続いておりますが、読みだすと止まらない本です。

思考方法がとても好きです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

最終的に人が必要とするのは、知恵ではなく覚悟かもしれない。」(179頁)

まあ、そうかもしれませんね。

何かを達成しようとする場合、途中で投げ出さない、最後までやり切るという「覚悟」がなければ、結局、何をやっても中途半端に終わってしまいます。

どれだけ知識、技術があっても、最後の最後は覚悟の有無で勝敗が決するのでしょうね。

本の紹介1268 風の谷のあの人と結婚する方法#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

この本も須藤元気さんによって書かれたものです。

須藤ワールドを存分に堪能できる一冊です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人はある程度の『段階』にまで来ると、他人に寄りかかることがむしろ自分の力を弱めることだと認識できるようになります。」(77頁)

「他人に寄りかかる」とは、すなわち、「依存」を意味します。

「依存は弱さである」ということを明確に認識すると、生き方が変わります。

経済的、精神的依存度が高い生活をしていると、モノカルチャー経済同様、「それ」がなくなることに対する不安・恐怖、そして実際になくなった途端に状況が一変してしまう不安定さを甘受せざるを得ません。

できるだけ依存しない生き方とは、すなわち、自立することに他なりません。

「それ」がなくなっても生活していけるように、日頃から経済的、精神的準備をしておきましょう。

本の紹介1267 無意識はいつも君にかたりかける#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

須藤元気さんの本です。

まるで哲学者のように物事の本質を見出す内容は、何度読んでも素晴らしいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕らはこの世界に巻き込まれているようで、じつは毎瞬毎秒解釈を続けているだけ…。見た物を”解釈”し、あれは良いとかあれは悪いとかの価値判断をし、それをあなたが言葉に置き換えるとき、あなたを巡る現実はその解釈のとおりに姿を定着させる。」(27頁)

いつもブログに書いていることですね。

事実や出来事それ自体に意味などありません。

自分で事実や出来事を解釈し、意味付けをしているだけです。

過去の「事実」は変えられませんが、それに対する「解釈」はいかようにも変えられます。

つまり、過去は変えられるのです。

他人から「やせ我慢」だと揶揄されても、それ自体もまた他人の勝手な解釈ですから他人の勝手です。

「人生は解釈で出来ている」という解釈のしかたを知るだけで、人生の幸福度は大きく変わります。

本の紹介1266 三行で撃つ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

「書く」ことを仕事としている方は、是非、読んできてください。

必ず参考になります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

いいライターとはなにか。企画を持っているのがいいライターだ。企画の量とライターの質は、正比例する。・・・仕事のことを四六時中考えているワーカホリック。『ラーク・ライフ・バランス』などという言葉が、なんと、新聞社のような組織にも蔓延してきた。笑ってしまう。表現者に、ワーク・ライフ・バランスなどあるわけがない。『ワーク・イズ・ライフ』だ。仕事中毒になるのだ。いつでも、寝ても覚めても、表現のことを考えている。」(177頁)

「けしからん!」「ブラック企業だ!」と批判される方、仰るとおりでございますので、どうぞお気になさらないでください。

以下、労働基準法が適用されない(=「労働者」でない)方のみ、お読みください。

仕事に没頭している人で「ワーク・ライフ・バランス」を気にして働いている人なんていません。

寝ても覚めても仕事のことを考えていますが、別にすごくもなんともありません。

それが当たり前だからです。

自らの意思で、好きでやっているのですから、誰からも責められるいわれはありません。

まさに「ワーク・イズ・ライフ」です。

仕事が好きというのは、とても幸せなことです。

仕事はつまらないけど人生は楽しい、・・・そんなことある?

本の紹介1265 心を鍛える(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

堀江さんと藤田さんの共著です。

帯には「大事なのは『頭の良さ』より『ハートの強さ』」と書かれています。

まあ、両方大事です。

お二人の10代から40代までの激動の人生を知ることができます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

結論。高みを目指すなら、志の高い人とつきあうことだ。周りの志が高いと、自分自身も自動的に頑張りたくなるし、モチベーションも保つことができる。心の強さは、伝染するのだ。」(125頁)

誰と付き合うか、誰と時間を共にするか、誰の影響を受けるか。

これによって、自分の「当たり前」が形成されるのです。

みなさんは、毎朝、早起きをして勉強するのが「当たり前」ですか?

休みの日や仕事終わりにジムで運動するのが「当たり前」ですか?

「当たり前」とは、すなわち、「習慣」を意味します。

誰の影響を受け、どのような習慣を身に付けているかで、もうほとんど人生は決まってしまいます。

習慣の蓄積こそが今の自分の姿なのです。

本の紹介1264 自分資産化計画(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

本のそでには「本当に大切なのは、『どれだけ稼ぐか?どれだけ増やせるか?』よりも『どれだけお金を持ち続けられるか?』」と書かれています。

一時的にお金を増やすことができても、それが持続できなければ意味がありません。

かといって、貯金ばかりして窮屈な生活もしたくないですよね。

サステナブルな収入源をいかに確保するかがとても重要なわけです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『リストラされるかもしれない』『年収が下がって住宅ローンが払えないかもしれない』『家族の生活費、子供の養育費を捻出できるだろうか?』『老後資金を2000万円以上貯めなければならない』 毎日このようなお金の不安に駆られて、いつもあなたは『自分のしたいこと』を後回しにしていませんか?パートナーのため、子供のため、親のため、上司のため、部下のため、会社のため・・・いつもあなたは『誰か』のために働いています。そこにどれだけ『あなたのため』に働いている分があるでしょうか。」(3~4頁)

仕事、家庭、お金、老後・・・心配と不安だらけですね。

いつどうなるかわからない現代社会において、いまだに高度経済成長期がごとき長期安定収入をベースとしたものの考え方をしている方が多数いることに驚きます。

昭和の常識は令和の非常識なのに、いつまで親世代と同じことをやっているのでしょうか。

来年どうなるかすらわからないのに、35年間もの長期返済計画を立てるという・・・。

教育と同調圧力の呪縛でしょうか。

私には正気の沙汰とは思えません。

モノを持つということのリスクの根本は、手放したいときにそう簡単に手放せないということと維持費が予想以上にかかるということに尽きます。

変化の激しい時代にモノを持つことはメリットよりもデメリットのほうがはるかに大きいと私は思っています。

本の紹介1263 稼ぐことから逃げるな(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

令和の虎の株本社長の本です。

サブタイトルは、「若者たちに伝えたい『個の時代』を勝ち抜く方法」です。

タイトルのとおり、きれいごと抜きで徹底的に「稼ぐ」ことの重要性を説いています。

保守的な方、安定志向の方は、この本を読んでも、全く響かないと思いますが、自分の力でのし上がってやるという強い気持ち・志をお持ちの方は是非、読んでみましょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

年功序列の仕組みは、一見あたりまえのように見えつつ、グローバルな視点で見れば超異常なものでした。そんな異常な仕組みがようやく終わり、これからは『ノーマルな世界』に戻ると考えたほうが、遥かに健全だと思います。・・・年功序列の価値観から抜け出せず、『この力で稼ぐ』という一番難しいことを後回しにすると、結局稼げないままで終始する可能性が高い世界でもあります。」(60頁)

みなさん、ある日突然、会社が倒産しても、「稼ぐ」自信、ありますか?

いつまでもあると思うな、親と会社です。

最後は、誰も守ってはくれません。

自分の身は自分で守るしかありません。

日本が経済大国なんて話は、今は昔です。

能力の低い年配従業員に高い給料を支払うという夢のような仕組みがいつまでも維持できるはずがありません。

遊んでいる暇があったら勉強しよう。

自分の価値を高めよう。

本の紹介1262 ずっとやりたかったことを、やりなさい。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

きょうは、本の紹介です。

いろんなことに我慢をし、不安を感じ、やりたいこともやれずに日々を過ごしている方向けの本です。

幾度となく言っておりますが、人生は思っているほど長くありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

本来の自分とは、子どものときあまり認めてもらえなかった自分であり、『わがままを言っちゃいけませんよ!』と繰り返し聞かされた自分である。本来の自分は、ときに扱いにくいが、健全であり、他人の欲求に振り回されず、自分の欲求を肯定する方法を知っている。だが、善人の罠にとらわれた人たちは、いまだに本来の自分を受け入れることができない。世間から反感をかうのが怖くて、自己を前面に押し出せないのだ。」(195~196頁)

みなさんはいかがですか?

あらゆることを我慢するのに慣れてしまい、もう自分の本当の欲求が何なのかもわからなくなっていませんか。

自分の人生を自分の思うままに生きることは贅沢でしょうか。

本当はもっと自由に、我がままに、自分の好きなように生きていいはずなのに。

人生は、思っているほど長くありません。

Be who you are and say what you want.

本の紹介1261 本当のお金の使い方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

タイトルのとおり、お金の「稼ぎ方」ではなく、「使い方」にフォーカスした本です。

どれだけお金を持っていても、使い方が間違っていると何にもなりません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の理想の生活ができるように、お金を稼ぎ、使う。それが私のお金の使い方です。私たちの人生で大切なのは、プライベートや仕事を充実させることであって、節約が最上位にくるわけではありません。そのためには我慢ばかりせず、『自分にとっての価値があるもの』にお金を使うことです。」(92頁)

お金は稼ぎ方もさることながら、使い方も同じくらい重要です。

特に20代から30代前半の方は、自分の価値を高めるためにどれだけ時間とお金をまわせるかが、その後の人生に決定的な影響を与えます。

これは残酷ですが真実です。

準備をしてきた人とそうでない人で同じはずがないという、いわば当然の帰結です。

自分の価値を高め、単価を上げることができれば、投資資本の回収なんてあっという間にできます。