Category Archives: 本の紹介

本の紹介1210 私はどうして販売外交に成功したか#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から6年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

販売外交員に限らず、あらゆるサービス業に通用する内容です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世間に名前を売る近道は、おしゃべりをすることではなくて、誰のいうことでも耳を傾けて聞いてやることだ。諸君がある人に向かってどんな話をしてみたところで、その相手方が自分自身のことについて諸君に話したいと思いつめている事柄に比べると、その半分の興味も持たせることはできないものだ。」(68頁)

上手に話すことも大切ですが、上手に聞くことはその何倍も大切です。

聞くといっても単に「ふむ、ふむ」と聞いている(ふり)をすることではありません。

聞くという行為の前提にあるのは、相手が話しやすい又は話したい内容を話せるように質問をするということです。

この質問が的外れだと相手は気持ちよく話をすることができません。

結局、すべては他者への想像力です。

本の紹介1209 アリストテレス マネジメント#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は本の紹介です。

10年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

現代のビジネスに必要なことは、すべてアリストテレスが2300年前に語っていた」そうです。

さすがです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

物事を成功へと導くためには、つねに次の二つが必要である。一つは、目指すべき目的と目標が正しく定められていること。もう一つは、どうすればそれを達成することができるかを知ることだ。」(24頁)

勉強でも仕事でもそうですが、どうすれば効率よくゴールに到達できるかということを知っている人は、限られた時間でも同時並行して複数の成果を出します。

こういう人は、勉強や仕事の差は、能力ではなくやり方の差であることを知っているのです。

是非、短い時間で数多くの成果を出している人の動き方を観察してみてください。

1つ1つの動作、決断のスピードに驚くと思いますよ。

本の紹介1208 たくさん失敗した人ほどうまくいく#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。

成功と失敗は常に流動的です。

また、何をもって成功・失敗と評価するかに正解はありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

何かに熱中しているとき、失敗はささいな問題になる。どんなに大きな失敗をしようと、自分がやりたいことに挑戦した結果であれば、間違いをしたとは思わない。人生でいちばん悔いが残るのは、挑戦しなかったことだ。新しい可能性に挑んで失敗したことではない。」(174頁)

減点主義の国、日本においてチャレンジャーがほとんど出ないことは何ら不思議なことではありません。

この国は、四方八方、同調圧力によって支配されていますから、多くの人と異なる価値観やライフスタイルは排斥されてしまいます。

そんな中で他と異なることを考え、挑戦することは賞賛されません。

つまるところ、この国で自由に生き、何かに挑戦するために必要なことは、唯一、他人の評価を気にしない鈍感力・図太さです。

常識という名の多数派意見に縛られることなく、誰に何を言われても、自由に生きるほうが幸せですよ。

本の紹介1207 残酷な20年後の世界を見据えて働くということ#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

6年前に紹介した本を再度、読み返してみました。

5年先の状況すら予測が困難な程に目まぐるしく変化をしている中で、どんな準備をし、どんな働き方をすればよいのかを考えるきっかけとなる本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

年収1000万円超になっても、『激務』だけが残る働き方を目指すべきではない」(173頁)

全く同感です。

年収が上がっても、朝早くから夜遅くまで仕事仕事の毎日で、気が付いたら定年なんて生活、私は死んでもしたくありません。

働き方改革と言われて久しいですが、いまだに夜遅くまでビルの明かりがついているのを見かけますが、いつまで長時間労働を続ける気でしょう。

みなさんは、寝ている時間以外に、どれだけ「自分の時間」があるでしょうか?

You Only Live Once!

And life is too short.

今年もあと少しで終わりです。

多くの人がもっと自由に生きられることを願うばかりです。

本の紹介1206 ワン・シング#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介をした本ですが、再度、読み返してみました。

タイトルのとおり、一点集中を強く推す本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人には限られた時間しかないから、あれこれ手を広げると十分なことができなくなる。業績をあげたいと望むなら、あれもこれもの足し算ではなく引き算が必要だ。多くのことをそこそこにやるより、少数のことを効果的にやらなければならない。」(12頁)

まずは狭い分野で頭角を現す努力をするのが最も効果的です。

できるだけ狭く範囲を絞り、その分野を極める。

まるで虫眼鏡で太陽の光を集めるかのように。

いつしか煙が出て、周りの人たちが気づいてくれるようになります。

光を一点に集中させる。

特に若くて経験が浅い方におすすめです。

本の紹介1205 UNThink#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

7年前に紹介をした本ですが、再度、読み返してみました。

仕事を作業にせず、クリエイティブでいるために必要なことを考える契機となります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これからの時代は、現状を打破する姿勢がさらに重要になっていきます。すべての計画や予測は企業やあなたのキャリアにとって重要でしょうが、つねに成長していくためには変化を迫られる前に、前向きな変化を引き起こせる能力を磨いておくことです。変化を待っているようでは、進歩はおぼつかないでしょう。結局は、『どうしようもない』状況に追い込まれることになってしまいます。」(81~82頁)

現状に不満を持ちつつも現状を打破するための準備をしない人が多いのではないでしょうか。

政治、社会、会社、上司、同僚、親のせいにして、状況が好転したことがあるでしょうか。

人が休んでいるとき、遊んでいるときに、自分の価値を向上させるための努力を続けるしか、状況を好転させる術はありません。

早朝と休日の時間の使い方こそが人生を変えるためのゴールデンタイムです。

見えないだけで、やっている人は日々努力を続けているのです。

本の紹介1204 これからのエリートだけが知っている仕事の強みの磨き方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう!

今日は、本の紹介です。

ドラッカーさんの「強みの上に自己を築け。弱みからは何も生まれない。」という言葉がまさにあてはまります。

他との差別化を図るために必要なことが書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・これは単に日々の行動や決断が素早いというだけでなく、何か重要な決定などであっても、『現状のままで何もしないよりも、取り敢えずさっさと、どんどん試してみたほうが、明らかにいい』という際立ったスタンスを伴っている。・・・『何がよりよいかを考えてばかりいると、いくら時間があっても足りない。だけれど、とりあえず今上手くいっていないのならば、最低でもそれを切り替えたら、違う状況が現れるし、それでハマるかもしれない』というのが、その感覚だ。」(91~92頁)

いろんなことがのんびりの人と何もかもがすばやい人は一体何が違うのでしょう。

それは、能力ではなく習慣の違いからきます。

決断のスピードから歩くスピードまで、同じ時間軸で生きているとは思えないほど、人によって1つ1つのスピードが大きく異なります。

あらゆることに結果を出している人の特徴は、当該タスクに対して投下している時間が多いのに加えて、1つ1つの動作がものすごく速いことがあげられます。

与えられた短い人生の中で、どれだけのアウトプットができるか。

時間は平等。

でも、時間の使い方で、結果は天と地ほど変わります。

本の紹介1203 くよくよしない考え方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

タイトルのとおり、いろんなことをくよくよ考えてしまう方のための本です。

この本を読んだだけでくよくよしなくなるわけはありませんが参考にはなると思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

完璧主義の人は少しでも問題があると、理想的な解決を求めてしまいます。すぐに解決できないとイライラしたりくよくよしたりしてしまいます。自分の中で問題化してしまうから、”イライラ””くよくよ”の悪循環に陥ってしまうのです。『まぁいいか』『このままでもいいか』のように問題化しなければ、悪循環に入ることもないのです。」(195頁)

まあ、そうですね。

仕事柄、いろいろな方とお会いしますが、「あー、そのような考え方だと生きにくいだろうな・・・」と思うことがあります。

自分に対しても他人に対しても、もっと気楽に接することができれば、イライラやくよくよは大幅に減ると思うのですが、「こうあるべき」という理想が高いのでしょうか。

結局、自分を苦しめているのは、他人でも環境でも社会でもなく、自分自身の考え方なのです。

社会は、思っているほど合理的にはできていないと考えるのが合理的です。

本の紹介1202 世界トップ3の経営思想家によるはじめる戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「ビジネスで『新しいこと』をするために知っておくべきことのすべて」です。

帯には「これからの時代、現状維持では『沈むだけ』!」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

まったく違う2つのビジネスを並行して進めていく方法を何としても見つける必要がある。いま動いているビジネスの質を保ちつつ、どうなるかわからない新しいビジネスも確立しなくちゃいけない。」(96頁)

目の前のタスク遂行+将来に向けた投資・準備のコンビネーションを意識するといいですね。

特に休日は、後者のために時間を使えるので、休日の時間の使い方が鍵となります。

時間もお金も消費するのではなく投資のために使うことが後々大きな差となります。

そして、最大の投資先は、株でも不動産でもなく、自分自身です。

本の紹介1201 世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

今から7年前に紹介した本ですが、再度、読み直してみました。

表紙には「成熟市場で勝ち残り稼ぐ知恵とは?」と書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

糸井氏が盛んに強調することとは、『公私混同』です。もちろん会社のお金をくすねろというのではありません。人はそもそも公私に分けることはできないのだから、あえて分ける習慣を放棄せよということです。」(228頁)

労働基準法が適用される方に「公私混同」せよとはなかなか言えませんが、私たちのように労働時間や働き方に規制がない人は、常に「公私混同」です。

自分の人生ですから、働きたいだけ働きたいわけですよ。

人生にオンもオフもないわけです。

ワークライフバランスもへったくれもないわけですよ。

好きなだけ仕事をして、好きなだけ遊ぶ。

人生はあっという間に終わってしまいます。

好きなように生きればいいのですよ。