Category Archives: 本の紹介

本の紹介2136 自分の秘密-才能を自分で見つける方法-#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から12年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

いかにして能力を発揮するか、にフォーカスした本です。

これまでなんとなく思っていたことが言語化された時の気持ちよさを味わえます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『ある・ない』はあくまでも自分が感じる『主観』で決まる。同じ世界を見て生きていても、感じ方、考え方、行動が違うゆえんです。まわりの人が何と言おうと、私たちは『自分の主観』で世界を決めているのです。」(167頁)

真理です。

同じものを見ても、感じ方は十人十色です。

幸せな環境があるのではなく、今いる環境を幸せと感じる自分がいるだけです。

その逆もまたしかり。

人生はその人の解釈によって、天国にも地獄にもなります。

人生は主観で決まります。

本の紹介2135 ファイブ・ウェイ・ポジショニング戦略#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

タイトル通り、いかにして競争優位のポジションを確立すればよいかが書かれています。

すべての項目でトップを目指す必要はないという発想は非常に参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

今の時代、ほとんどの車はちゃんと走る。それも、安定した走りっぷりだ。冷蔵庫は食品をきちんと冷やすし、ステレオの音だって良好だ。洗剤は服の汚れを落としてくれるし、ホテルの部屋は清潔で静かである。成熟した経済の消費者は、商品の品質は当然、一定レベルをクリアしているものだと信じている。今日、究極の差別化とブランド構築、ブランドロイヤルティ確立のチャンスを生み出すのは、商品やサービスの提供を通して示される、人としての価値観なのだ。」(38頁)

これはすべてのサービス業についてそのままあてはまります。

サービスのクオリティが一定レベルを超えた先は、サービス提供者の価値観こそが究極の差別化要素なのです。

もう純主観的に「あう・あわない」「好き、嫌い」というレベルです。

この人にまた会いたい、この人とずっと一緒にいたいと思ってもらえるか否か。

人の選択基準なんて、つまるところ、そんなものです。

本の紹介2134 ニュータイプの時代#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から5年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

帯には「『正解を出す力』にもはや価値はない!」と書かれています。

そう。今の時代、正解なんて簡単に入手できますので。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

このような世界にあって、経験を蓄積し、蓄積した経験に依存しようとするオールドタイプが価値を失っていく一方で、新しい環境から迅速に学習し、自分の経験をアンラーンしていくニュータイプが大きな価値を創出していくことになる。」(309頁)

アンラーン(unlearn)とは、すでに持っている知識や価値観などを破棄することで、思考をリセットさせる学習方法をいいます。

時代背景も技術レベルも全く異なる以上、何十年も前の経験に基づいて動いても時代錯誤であることは明らかです。

「俺たちが若い頃はな~」という例のあれが、世代間ギャップを生む根本的な原因なのです。

何事にも固執せず、柔軟な発想を持ち続けることがとっても大切なのです。

本の紹介2133 頭がいい人、悪い人の仕事術#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から9年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

「仕事術」というテーマに限らず、生き方全般について示唆に富む内容です。

古い本ですが、今なお、おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

遠い将来の実りのために、目の前の痛みに耐える習慣をつけよう。よりよい成功のための対価は喜んで支払おう。こうした行為はつらく、ときに犠牲を伴う。しかし、長い期間を意識してものを考え、経済的に独立しようと努力をすれば、あなたの品性はさらに磨かれ、人間としてもほんとうに立派な人物となるだろう。」(140頁)

このような発想・習慣は、一朝一夕に確立できるものではありません。

私見ですが、10代~20代に確立したか否かでほぼ決まってしまう気がします。

目先の快楽ではなく、人生を長期的に見た上で、自らの商品価値を高めるためにさまざまな準備をする。

このような発想に基づき、準備を継続してきた人は、30代以降、それまでの努力を目に見える形で回収できることが多いと思います。

本の紹介2132 残業しない技術(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

残業をしない方法は、残業をしなくてもいいような仕事量にすることです。

ますます労働人口が減少する中で、それでもなお残業しないためにはもうこの選択しかありません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

しょせん、どんなに仕事がデキる人でも要領のいい人でも、よくよく見てみると『取捨選択を絶え間なくつづけている』ことが分かります。とりわけ、この『捨てる技術』をきちんと身につけることこそが、サクっ!と仕事をこなすためには必要不可欠です。」(24頁)

全く同感。

もうみなさん、やらなければいけないことが多すぎるのです。

マンパワーが減り続ける一方で、やるべき雑用はいまだに増え続けています。

何をやるかよりも何をやらないかを決めることのほうがはるかに大切です。

この際、無駄なルーティンや手続を一掃してみてはいかがでしょうか。

本の紹介2131 超一流になるのは才能か努力か?#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

今から8年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

努力を継続できる才能があれば、たいていのことは結果が出ます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

常に自分に負荷をかけつづけていないと、身体は以前とは水準こそ違うものの、新たなホメオスタシスに落ち着き、改善は止まってしまう。コンフォート・ゾーンのわずか上にいつづけることが重要なのはこのためだ。」(75頁)

成長にフォーカスしている人は、この感覚をとても大事にします。

傍から見たら、もうそんなことしなくてもいいのにと思うような人に限って、常に何かに挑戦し続けていたりします。

ぬるま湯に浸かることに慣れるのが怖いのです。

常に自分に負荷を掛け続けるのはそういった理由なのです。

その結果、差はますます広がるばかり。

本の紹介2130 その仕事、全部やめてみよう#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。

今から4年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

サブタイトルは、「1%の本質をつかむ『シンプルな考え方』」です。

意味のない、たいした成果の出ない、つまらない、無駄な仕事はどんどん手放そうということです。

そんな仕事をしている場合ではないということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一番やめるべき仕事は、没頭できない仕事だ。没頭せずに何かにとり組むことは、普通以下の成果しか出せない非効率な仕事の仕方だ。」(221頁)

自由に自分の仕事を選択できる人にとっては、まさにこの内容がそのまま当てはまります。

普通以下の成果しか出せない分野は勇気をもって切り捨ましょう。

あれもこれも手を出しているほど時間が有り余っていませんので。

限られた事案で成果を上げるためには、勇気をもって、選択と集中をするべきでしょう。

本の紹介2129 ナイチンゲール 心に効く言葉#2(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は、本の紹介です。

今から11年前に紹介した本ですが、再度、読み返してみました。

ナイチンゲールさんの言葉を集めた本です。

ナイチンゲールさんは、クリミア戦争の際、看護師として戦地に行き、野戦病院の総責任者となった方です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私たちはまた、状況が変わることによって起こる変化を考慮することもしません。そのため、いまの自分にある、自分の仕事について学ぶのに必要な気力や機会が、これからもずっとあるように思っています。そして何も改善しないまま、訓練の期間は終わってしまいます。」(16頁)

人の人生は、まるで四季のように変化していきます。

ずっと春や夏の時期が続くかのような幻想を抱いてしまうかもしれませんが、必ず、秋が来て、そして冬になります。

20代、30代のような体力、エネルギーをずっと保ち続けられるわけではありません。

アリとキリギリスの話を持ち出すまでもなく、春や夏の間に、冬に備えた準備が必要なのだと思います。

本の紹介2128 先が見えない時代の「お金」と「幸福」の黄金比(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間お疲れさまでした。

今日は本の紹介です。

サブタイトルは、「最短最速で結果を出して幸せに生きる!新しい『お金の思考法』」です。

また、帯には「稼ぐだけでは幸せになれない」と記載されています。

そのとおりです。お金を稼ぐことばかりにフォーカスしても一向に幸せにはなれません。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕はこれまで、一時的に稼いだはいいけれど、生活水準を上げて悲惨な末路を迎えた人をいっぱい見てきました。たとえば、ビジネスで一時的に成功してお金がガーっと入ってきて、すごい高級時計を買って、ブランド物を買いまくって、キャバクラの沼から抜けられなくなった人とか…。3億円稼いでそれを全部使ってしまって、支払いがどうにもならなくなって、海外に逃げてしまった人とか…。」(132頁)

これは一般的な傾向としてよく見かける光景です。

収入が上がるのに比例して、支出が増えるのは世の常です。

ビジネスは、瞬間的にうまくいってもしかたなく、それを持続させることこそが重要です。

景気と一緒で波もあります。

だからこそ、一時的に収入が増えたとしても、調子に乗らないことが本当に本当に大切です。

私は、特に固定費を増やす選択には細心の注意を払っています。

うまくいっている時ほど注意をする、ということです。

本の紹介2127 記憶に残る人になる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も1週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。

サブタイトルは「トップ営業がやっている本物の信頼を得る12のルール」です。

トップ営業の方はたまたまトップになったわけではありません。

業種を問わず、参考になる考え方が書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

お客様を感動させたいと願うのであれば、真っ先に自分が感動することです。感動を知らない人が、人を感動させることはできません。あなたは最近、感動できているでしょうか。」(304頁)

おいしいものを知らない料理人が、おいしい料理をつくることができないと同じことです。

顧客のほうが料理人よりもおいしいものを知っているという逆転現象が至るところで起こっていることは、決して対岸の火事ではありません。

日頃、多忙を極め、インプットする時間的余裕がなく、結果、アウトプット過多になってしまっている方は要注意です。

意識して時間をつくり、インプットをしていくことで、進化をしていかないと、結果、時代に取り残されてしまいます。

昔取った杵柄で仕事ができるほど、甘くはありません。