本の紹介280 カルロス・ゴーン リーダーシップ論(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。
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←先日、無性にうなぎが食べたくなり、「うなぎ亭」に行ってきました。

このお店は、リーズナブルでおいしいのがいいですね。

普通のお店の半額(は言い過ぎか?)くらいです。

すばらしい!

今日は、午前中は、打合せが1件、新規相談が1件入っています。

午後は、離婚調停が2件入っています。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

日経ビジネス経営教室 カルロス・ゴーン リーダーシップ論

経営教室シリーズです。
このシリーズは、いろいろな会社の社長が経営のポイントを解説しているのですが、重くなく、さくっと読めるのでいつも買っています。

今回は、ゴーンさんですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

アライアンスに特別な成功の秘訣やプロセスはなく、ただ『心構え』が重要なのです。相手に敬意を表し、尊重する。そのうえでプロジェクト志向で物事を進め、シナジーを出すことに専念するのです。」(71頁)

・・・緊密な関係を持ちながらも、『お互いにとってメリットがないことはしない』のがポイントです。シナジー追求という観点に立てば、パートナーを対等の立場で尊重するのは当たり前だからです。理想論ではありません。このスタンスをしっかりと守るからこそ、アライアンスが実際的に機能するのです。相手を出し抜こうとする考えで、うまくいくはずがありません。リーダーは、対等と尊重の精神を組織の隅々まで浸透させなければならないのです。」(70頁)

このゴーンさんの意見は、非常に重要なポイントだと思います。

この視点、アライアンスだけの話ではないですよね。

誰かと一緒に仕事をするときに、相手を利用してやろうといった考え方では決してうまくいきません。

いかに相手の役に立つか、自分がどのような役割を求められているかといったことをお互いに考えられないのであれば、複数のメンバーが集まって共同で仕事をすることは百害あって一利なし。有害無益です。

以前紹介した本にも書かれていましたが、仕事は、何をやるか(も大切ですが)ではなく誰とやるかが大切なのです。

同じ気持ち、精神を持った人と一緒に仕事したいと思います。