おはようございます。
著者が、うまく行っている会社のビジネスモデルを55の要素に分解して解説をしてくれている本です。
異業種の成功パターンを多くの具体例を通して勉強するには非常に良い本です。
あとはどう自分の業界に応用するかが腕の見せ所です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「今は良い商品・サービスが溢れかえる時代です。しかし、そうした時代であっても、実はビジネスモデルを上手に組み合わせることで、ライバル会社との差別化・新しい市場の開拓・高収益企業を作ることが可能です。逆に、ビジネスモデルを組み合わせないと、お客様側からライバル会社と同じような会社に見られるため、ライバルにお客様を奪われたり、値引き合戦に巻き込まれたり、ひいては・・・企業経営の持続が難しくなったりしていくことでしょう。」(8~9頁)
もはやこのレベルの一般論は多くの人がわかっていることです。
方法論を知っていることにはもはやほとんど価値はありません。
それを具体化してはじめて知っていることの意味が出るのです。
うまくいかないことを過度に恐れることなく、取れるリスクを取りながら、トライし続けることが成功へのカギだと信じています。
知っているか知らないかではなく、やるかやらないか。 ただそれだけです。