Category Archives: 本の紹介

本の紹介733 なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

家入一真さんの本です。

タイトルだけ見てもあまり意味がわからないですね。

帯に書かれている「『お金がすべて』の社会のその先に。」という発想が本全体に流れています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

大企業信奉もその象徴で、『いい大学を出て大企業に就職できれば人生は安泰だ』というのが日本人にとって長らくの常識だったけど、シャープが台湾の企業に買収され、東芝が上場廃止に追い詰められている現実をみれば、そういった常識が音を立てて崩れているのがよくわかる。
逆に小さいほうが小回りがきくし、失敗しても失うものは小さいのですぐに立ち直れるし、違うと思った別の方向に歩き出すこともできる。社会が不確実ないまだからこそ、小さいことのメリットが評価されだしたのだ。」(38頁)

このように考えている人は、以前よりかなり増えているのではないでしょうか。

車も会社も小さいほうが小回りがきくのです。

大きいことは、メリットばかりでないことは、大きい会社に勤めている人ならわかるはずです。

不確実で変化の激しい社会においては、あまり荷物をたくさん持たないほうが動きやすくて便利です。

変化に柔軟に対応できる身軽さがこれからますます求められるような気がします。

本の紹介732 自分を超え続ける(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
自分を超え続ける―――熱意と行動力があれば、叶わない夢はない

著者は、19歳という日本人最年少で世界七大陸最高峰を制覇した方です。

サブタイトルは「熱意と行動力があれば、叶わない夢はない」です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一番大切なのは、『自分が1位になれないのは、そこまでの努力ができていないからかもしれない』と、自分の能力ではなく努力について考えること。」(201頁)

そのとおりだと思います。

まず、環境のせいにしないこと。

環境のせいにする人は仮に環境が変わったとしても結果なんて出せません。

次に、能力、性格、才能のせいにしないこと。

生まれつき備わっているかどうかといういかんともしがたいことを言い出しているようでは結果なんて出せません。

結果が出ないのは、いつでも自分の努力不足なのだと考えるほかありません。

そこからしか前に進めないから。

本の紹介731 YOU ARE A BADASS(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
YOU ARE A BADASS もっと「自分のため」に生きていい!: すると、才能、自信、お金……必要なものが必要なときにやってくる (単行本)

とても前向きな本です。

読むと元気が出ます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

◎伝説的バスケットボール・プレーヤーのマイケル・ジョーダンは、技術不足だといわれて、高校のバスケットボールチームを首になっている
◎高校を中退したスティブン・スピルバーグは、映像制作学校に三回も不合格になった
◎ベートーベンの音楽の先生は、彼には才能がない、とくに作曲に関しては救いようがないという評価をした。さらにベートーベンは聴力を失った(ホント大変なことだと思う)
ただ唯一の失敗は”あきらめること”。ほかの失敗は、ただの”情報収集”だ。」(188頁)

これらの方は途中であきらめなかったのです。

あきらめないことそれ自体が才能なのかもしれませんね。

2、3度うまくいかなかっただけで投げ出しているようでは結果なんて出るわけがないのです。

結果が出るまでしつこくやり続ける。

これこそが結果を出す秘訣なのです。

本の紹介730 レバレッジ・マネジメント(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』

一世風靡した本田直之さんの「レバレッジ」シリーズです。

久しぶりに読み直してみました。

今読んでもとてもいい本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『忙しくて、ジムや病院なんか行く暇はない』という経営者は、危ない綱渡りをしているのと同じことだ。しかも、綱渡りをするあたなは大勢の社員を道連れにしている。ベンチャー企業というのは、経営者が倒れると立ち行かなくなるケースが多いので、特に配慮しなくてはならない。メンタルもフィジカルも、鍛えられるものである以上、自分次第でなんとでもなる。」(71頁)

特にここまでの使命感をもって運動しているわけではありませんが、私も週3、4回、ボクシングジムで1時間半程度汗を流しています。

忙しさを理由にすることは簡単ですが、それを言い出したら何もできません。

加えて、年齢を理由にすることも簡単ですが、ださいのでしません。

むしろ、年齢に逆行して、今が一番体力、筋力があるのではないかと思います。

スーツの上からでも、胸板、上腕等を見れば、この人は日頃から鍛えているか、自己管理をしているか、とわかるものです。

ローマと胸板は一日にしてならず。

日頃の習慣がものを言います。

本の紹介729 これからの世界をつくる仲間たちへ(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
これからの世界をつくる仲間たちへ

テレビでもよく見かける「現代の魔法使い」の本です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

時間を切り売りする仕事を選ぶと、人生は『お金を稼ぐ時間』と『休む時間』に分かれます。すると、いわゆる『ワーク・ライフ・バランス』を考えざるを得ません。・・・でも、それは万人に当てはまる考え方ではありません。ワーク・ライフ・バランスが問題になるのは、『好きなこと』『やりたいこと』を仕事にしていないからです。解決したい問題がある人間、僕だったら研究ですが、そういう人は、できることなら1日24時間、1年365日をそれに費やしたい。・・・ワーク・ライフ・バランスなんて考えたこともないし、その概念自体が僕には必要ありません。」(164頁)

労働基準法上の「労働者」の方はそうもいかないので、残業時間をできるだけ減らすことが求められています。

著者もそうですし、私もそうですが、法律上何時間働いても誰にも文句を言われない職業の場合、ワーク・ライフ・バランスなんて考えたこともないし、考える必要すら感じません。

仕事をしたいときに、したいだけしたいのです。

働く時間を制限されるほうがよほどストレスがたまります(笑)

自分の仕事を愛し、とことんそれにのめり込む。

こんな幸せなことはありません。

本の紹介728 成功は「気にしない人」だけが手に入れる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
成功は「気にしない人」だけが手に入れる

著者は、歌舞伎町のホストクラブの代表の方です。

タイトル通り、他人からどう思われるか気にし過ぎるな、ということです。

確かにそうですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

これは私の持論だが、何か目指すべきものがあるのであれば、人づき合いは悪いくらいでちょうどいいと思っている。そんな時は、必要以上に周りの目を気にしている場合ではないのだ。
・・・もしキミが、周囲の人といて、『自分は一体何をやっているのだろう・・・』と疑問を持つようなことがあるのなら、ほんの一瞬でもいい、立ちどまって考える時間をつくってみてほしい。」(126~127頁)

私で言うところのゴルフがこれにあたります(笑)

職業柄、ゴルフに誘われることがとても多いですが、よほどの必要性を感じない限り、すべて断っております。

断りまくった結果、最近ではほとんど誘われることもなくなりました(笑)

「とりあえずみんなやっているから」というわけのわからない理由で時間を無駄にしたくないのです。

ゴルフが好きならいいですが、そうでないのに「お付き合いだから」という理由だけでどれだけの時間を無駄するのでしょうか。

人生は思っているほど長くありません。

1時間半程度、ボクシングジムで汗を流すくらいが、私にはちょうどいいです。

同じ理由から、とりあえずなんとなく参加するような会合や各種交流会も、ここ数年参加しておりません。

いい年こいて、そんなことに時間を使うのがもったいなのです。

本の紹介727 持たないヤツほど、成功する!(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
持たないヤツほど、成功する!

千田さんの本らしいタイトル付けですね。

できるだけ無駄なものは持ちたくないという発想はとても共感できます。

マイホームを建てたいという願望は0ですね。死ぬまで賃貸でいいです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・運の良し悪しは顔で決まるというのだ。そして彼らは真剣な眼差しで『君は運のいい人間とだけ付き合うようにしなさい』と、異口同音にアドバイスしてくれた。つまり運のいい顔の持ち主とだけ付き合いなさいということだ。では運のいい顔とはどんな顔なのか。それは”陽”の顔だということだ。・・・何も難しく考える必要はない。パッと見た瞬間に、あなたが元気をもらえそうな顔があるだろう。それが陽の顔の持ち主だと考えていい。」(137~138頁)

こういう内容をバカにしてはいけません。

「運のいい顔」「運の悪い顔」というのは確かにあると私も思います。

決して男前とか美人とかそういう話ではなく、プラスのオーラが出ているのか、マイナスのオーラが出ているのかということです。

これは、決して「顔」に限った話ではなく、発する言葉もまさにそうです。

愚痴ばかりこぼしている人、人の悪口ばかり言っている人、「しんどい、面倒くさい、だるい」が口癖の人・・・。

こういう人と付き合ってはいけません。

自分の成長にとって何のプラスにもならないからです。

日々、時間を共にする人をちゃんと選びましょう。

本の紹介726 今日も残業する君とたった10分だけ働く僕(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
今日も残業する君とたった10分だけ働く僕 30代で億を稼ぐ、自由な働き方

著者は投資専門会社を香港で設立している方です。

私と同い年の方です。

本を読むと、毎日決まって1日10分だけ働いているわけではないようですが、キャッチーなタイトルをつけるとこういう感じになるのでしょう。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・とくに社会へ出ると、自分のポジションを把握することがことのほか重要になる。今の自分にできることとやらなければいけないことはもちろん、職場や人間関係も、今の立ち位置で問題ないのかを常に考えなくては、何事も上を望むことは難しい。」(36頁)

私もこの点は重要だと考えています。

社会や会社の中で自分がどのようなポジションにいるのかを把握する。

決して簡単なことではありませんが、試行錯誤していくうちにだんだんできるようになってきます。

その上で、自分の戦い方、戦う場所を考えるのです。

30代と40代で戦い方が変わってくるのは当然のことなのです。

私は現在39歳ですが、30代前半からずっとこのことを言い続けてきました。

30代は30代の戦い方がありますし、40代は40代の戦い方があるのです。

本の紹介725 オシム語録(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
Number PLUS オシム語録 人を導く126の教え (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))

オシム監督の発言をまとめたものです。

サッカーに関する教えなのですが、人生や仕事全般に通じる内容になっています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

サッカーのために、他のことを犠牲にしなければならない。それこそがプロフェッショナリズムだ。」(36頁)

毎日ココアやチョコレートを朝食で食べる生活に慣れてしまったら、いざそれを変えなければならないときに、止めるのは簡単ではない。」(128頁)

プロとして仕事をする以上、何かを犠牲にしなければならないことは一流のスポーツ選手を見ているとよくわかります。

スポーツ選手に限らず、すべての業種で「プロ」を名乗る方は、みな何かを犠牲にして結果を出しているはずです。

人が休んでいるときに努力を重ねる。

楽な生活ではないですが、凡人が結果を出すにはこれを続けるしかないと確信しています。

本の紹介724 ムダの片づけ方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
ムダの片づけ方

あらゆる意味で「ムダ」の片付け方を説いています。

つまり、机の上だけではなく、ムダな考え方、ムダな人間関係をいかに排除するかということです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

あなたのデスクの上の物を捨てると、あなたに対する上司の評価はガラリと変わる。なぜなら、上司はデスクの上が美しい部下を信用するからだ。あなたが上司になったことを想像してみよう。デスクの上が物で溢れ返っている人間に、頼み事をするだろうか。・・・とても怖くて、そんな部下には頼み事はできないはずだ。デスクの上が美しいということは、もうそれだけで実力なのだ。」(86~87頁)

部下のみなさん、みなさんも上司になればわかります(笑)

机の上がごちゃごちゃな人は、心に余裕がないんだろうな・・・と推測してしまうのです。

日々大量の仕事を処理しなければならないのはみんな同じです。

そんな中でも、ある人の机の上はいつ見ても美しいってこと、ないですか?

もうそれだけで「この人、仕事ができるな」と思ってしまいます。

忙しいのはみんな同じです。

言い訳を探している時間があるのなら、その時間で机をきれいにしましょう。

すべては習慣の問題です。