Category Archives: 本の紹介

本の紹介862 わいたこら。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

新庄さんの本です。

サブタイトルにもなっているように、「人生を超ポジティブに生きる僕の方法」が書かれています。

さすがスーパースターです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

スターになれる選手は、『ここしかない!』という舞台で必ず結果を出す。そうじゃない選手は、4打席ノーヒットで終わる。・・・集中力が違う?ものすごく度胸がある?いや、はっきり言って実力どうこうじゃ、説明がつかないレベルの話だと思う。たまたまレギュラーの選手がケガをして出番が転がり込んできたり、相性のいいピッチャーと当たって絶交のチャンスにヒットが打てたり。そんな『たまたま』が、その選手の運命を大きく動かす。これって、努力だけじゃどうにもならないよね?だから成功するためには、絶対に『運』が必要だ。」(133~134頁)

成功に「運」が必要であることは否定しようがありません。

努力だけではどうにもならないことが現に世の中にはいっぱいあるからです。

「運」とか「運命」みたいなものが働いていると素直に考えるほうが自然でいいです。

とはいえ、自分の力でどうにかできないことについて考えても仕方がないので、結局、日々、努力を重ねるのがいいのでしょうね。

本の紹介861 億万長者のビジネスプラン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は、本の紹介です。
億万長者のビジネスプラン―ちょっとした思いつきとシンプルな商品があればいい

ダン・ケネディさんの本です。

サブタイトルは、「ちょっとした思いつきとシンプルな商品があればいい」です。

いくつものヒントが書かれており、参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私はクライアントに、自分のビジネスを他人とはまったく異なる視点で見るように勧めている。『あなたの仕事は何ですか?』と尋ねると、いたって限定的な答えが返ってくるものだ。人は心理的な理由や、他の何らかの理由で、自分を枠にはめてしまっている。宝石のチェーン店の経営者に仕事を尋ねると、『私は宝石商だ』と答えるか、よくても「私は宝石のチェーン店を経営している」と答えるだろう。しかし、このように枠にはめてしまうと、ビジネスの可能性が限定されてしまう。」(277頁)

自分の仕事をどう定義するかという問題です。

この定義の仕方で、自分の仕事を大幅に広げることもできれば、大幅に狭めてしまうことにもなります。

再定義のコツは、業界の常識を度外視することと自分が提供しているサービスの核を理解することです。

これができるようになると仕事の幅がどんどん広がっていきます。

本の紹介860 貧乏はお金持ち(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

タイトルだけを読んでもこの本の内容を想像することは困難です。

税や会計に関するレクチャーがたくさん盛り込まれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

最近では古いビルやマンションの一角を改装し、レストランや雑貨店をはじめる若いひとたちが増えている。私の住んでいる街でもそんな店がたくさんできたが、ほとんどが数年で力尽きて閉店していく。彼らにアドバイスする立場にはないのだが、いつも残念に思うのは、がんばるだけでは問題は解決しないということだ。彼らにもし、会計や税務・ファイナンスの基礎的な知識(フィナンシャルリテラシー)があれば、無駄な出費や高利の借入でせっかくの挑戦をだいなしにしてしまうこともなかったかもしれない。」(307頁)

会社を経営するにあたり、会計、労務、法務について何の準備もせずに突っ走ってしまうことはよくあることです。

風邪をひいてから体調管理をするということがとても多いわけです。

願わくば、風邪をひかないように体調管理をしてほしいのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。

会社が大きくなればなるほど、従業員が増えれば増えるほど、問題が生じる可能性が増していきます。

必要経費と割り切り、会社のブレーンを揃えられるかどうかが分かれ道ですね。

本の紹介859 未来の稼ぎ方(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038 (幻冬舎新書)

最近よく目にする未来の日本について書かれています。

さまざまなデータに基づいて書かれており、参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

機械が多くの仕事を代行するなか、どうやって生き残ればいいのか。抽象的な話になる。・・・それは、鼓舞すること、心をゆさぶること、驚かせること、感動させること、ドキドキさせること・・・だろう。」(282頁)

うーん・・・。

きっと、鼓舞することも心をゆさぶることも驚かせることも、みんな機械がやってくれるような気がしますが。

今後、どこまで機械がやってくれるようになるのかわかりませんが、機械が代わりにやってくれることはすべて機械にお願いしたいです。

それで今の仕事がなくなったら、またそのとき他の仕事をしますので、別にいいですから。

この本の帯には「その仕事が安定しているのは10年!」と書かれていますが、そもそも仕事に安定なんて求めていないので(笑)

本の紹介858 「週4時間」だけ働く。(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は、本の紹介です。
「週4時間」だけ働く。

この仕事をしている限り、不可能です(笑)

「1日4時間」もほとんど不可能です。

もっとも、ライフスタイルを変えるための工夫がたくさん書かれています。

できるかどうかはさておき。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

ここに、心に刻んでおきたい2つの真理がある。
1 どうでもいいことをうまくやっても、それが重要になるわけではない
2 多くの時間を必要としても、その仕事が重要になるわけではない
今この瞬間から、覚えておいてほしいことがある。何をやるかは、どうやってやるかより、はるかに重要である。効率性は重要だが、それを正しい対象に対して行わない限り役に立たない。
」(111~112頁)

そのとおり。

やる必要のないことをいかに効率よくやったところで、成果にはつながりません。

これは仕事も勉強も同じこと。

その見極めができる人は、どんどん成果を上げますが、これが下手な人は努力をしているわりに成果がなかなか出ません。

努力の方向性が正しいのか常に検証する必要があります。

本の紹介857 やらないこと戦略(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術

サブタイトルは、「最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術」です。

やるべきことに時間を割くためには、多くの無駄で本来やる必要のないことをやらないと決めることが大切です。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

クリエイティブな人はアイデアを持っている。だから『クリエイティブ』と呼ばれている。人とは違った視点でこの世界を見ていて、ひっきりなしにアイデアが思いつく。・・・だが、そこが私たちの抱えている問題の核心でもある。アイデアはたくさんあるのに、それを実行する時間が足りないのだ。・・・とにかくアイデアをすべて実行するには時間が足りない。時間はくれぐれも有効に使うことだ。」(11頁)

同じことを思っている人は多いと思います。

いろいろアイデアは浮かんでくるんだけれど、それらを形にする時間がない。

最も必要なのは時間なのです。

アイデアを形にする時間をどう捻出するか。 ただそれだけです。

一番手っ取り早いのは、他の人に依頼をするという方法です。

何から何まで自分ひとりでやるほど人生は長くありません。

常に時間をお金で買うという発想を持って事に臨みましょう。

本の紹介856 世界のなかで自分の役割を見つけること(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
世界のなかで自分の役割を見つけること――最高のアートを描くための仕事の流儀

サブタイトルは、「最高のアートを描くための仕事の流儀」です。

アートの世界で生きる著者の考え方が伝わってきます。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

当然だけれど私は現実の世界を生きていて、肉体はもちろん重要だ。体がなければ絵は描けない。手も、足も、目も使う。呼吸するために肺を使い、心臓だって使っている。この体、この心、この命を使って絵を描いている。しかし、本当の意味で私に絵を描かせてくれるのは、魂なのだ。それなのに私は、いつのまにか魂をないがしろにして作品をつくろうとしていた。いけないと思った。たとえそれで絵がもっと上手になったとしても、それは私の『役割』ではない。・・・魂は、成長する。いや、魂を成長させようー。それから、私の絵は、大きく変わり始めた。」(43頁)

どんな職業でもそうですが、スキルの前にマインドです。

何のために仕事をするのか。

どれだけスキルを磨いても、マインドが伴っていないと長続きしません。

途中で息切れしてしまうのです。

いろんな本に書かれていることですが、「どうやるか」よりも「どうあるか」が大切。

本の紹介855 いま君に伝えたいお金の話(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
いま君に伝えたいお金の話

投資家の村上さんの本です。

タイトル通り、お金に関するお話がとてもわかりやすく書かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

日本を変えていくためには、一人一人の考えが変わらなければいけません。大人になってしまってから、身についたお金の感覚を変えるというのはとても難しい。だから、子どものうちに真剣にお金に向き合い、『稼いで貯めて、回して増やす。増えたらまた回す』というサイクルの大切さを感じてほしいのです。」(188頁)

日本ではこういうことを小学校や中学校で教えられることはありません。

だから自分で勉強をしていくしかありません。

預金をしてお金を寝かしておくのではなく、投資に回すという意識を持てるかどうか。

もっとも、私がよくこのブログで書いているとおり、最も投資効率がいいのは、自分に対して投資することです。

自分の価値を高めて、収入を上げるのが最も効率的だと確信しています。

収入が上がれば、投資に回せる金額も増えることは言うまでもありません。

本の紹介854 死ぬこと以外かすり傷(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
死ぬこと以外かすり傷

見城社長が代表を務める幻冬舎の編集者の箕輪さんの本です。

飛ぶ鳥を落とす勢いというのはこういう方に使う言葉なのだと思います。

タイトル通り、「死ぬこと以外かすり傷」と思っていろんなことに挑戦してみることが大切だということがよくわかります。

おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

与えられた仕事を段取りどおりにこなす。そうすれば失敗しても大きな傷は負わないだろう。しかし、そんな予定調和からは何も生まれない。無理と言われたら突破する。ダメだと言われたら強行する。僕は半ば意識的に予定調和を破壊する。・・・社会不適合者だと後ろ指をさされても、これでいいのだ。いや、こうでもしないと、周りも自分も弛緩してしまう。」(36頁)

みんながみんなできることではありませんが、こういう人が成功するのです。

あえて「予定調和」を壊すということを意識しているのでしょう。

「無難にこなす」という馴れ合いの世界から飛び出す勇気と行動力があるかどうか。

ただそれだけのことです。

本の紹介853 センスのいらない経営(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
センスのいらない経営

著者は、株式会社Gunosyの創業者の方です。

現在は、ブロックチェーン領域の技術開発のための新会社の社長をされています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

現代は、『やってみる』という実験を繰り返すことができる人、『手数の多い人』が勝つ時代だと思います。・・・決断の総量を増やしていくことが大事なのだと思います。いきなり正しいところにたどり着くことはできません。『この辺りが正しいだろう』と思うところへ向けて進み、その方向を都度決めていく。そうしてジグザグと試行錯誤しながらようやく正解にたどり着けるのだと思います。」(138~139頁)

これがここ最近の成功法則の王道です。

いろんな本で書かれていることですが、「1戦1勝」を目指さないということです。

「100戦10勝」を目指すという感覚が大切だと。

そういう意味では「とにかくやってみる」という姿勢を持てるかどうかでほとんど決まってしまうわけです。

やってみなきゃわからないわけですよ。