おはようございます。
ユニクロの柳井社長の本です。
タイトルからもわかるとおり、経営に対する厳しい姿勢を学ぶことができます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「ぼくは常日頃から会社というのは、何も努力せず、何の施策も打たず、危機感を持たずに放っておいたらつぶれる、と考えている。常に危機感を持って会社経営することが正常なのである。『正常な危機感』とでも言おうか。会社経営をしたことのない人は、危機感がなく順風満帆なことが正常だと勘違いしている。危機感を持ちながら経営しない限り、会社は継続しないし、『いつも危機』と考えて経営しないと維持や継続さえもできない。」(45頁)
経営に対する厳しさを知ることができます。
会社に規模にかかわらず、経営者は常に危機感を持って経営に取り組まなければならないと。
会社の調子がよくないときに危機感を持つのは当たり前のことですが、大切なのは、会社が絶好調のときにも危機感を持てるかどうかです。
むしろ調子がいいときこそ、気を引き締めて経営することを意識する必要があります。
油断や慢心から一気に状況が変わってしまうわけですから、経営者は常に危機感を持つことが求められますね。