おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。
サブタイトルには「逆境を超える『こころの技法』」と書かれています。
逆境もすべて何らかの気付きを与えてくれるものだと解釈するわけですね。
逆境の受け入れ方を学ぶことができるとてもいい本です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「起こった出来事の『意味』を考える。その習慣を身につけることです。
日々の仕事や人生において起こる出来事の、『意味』を考えるという習慣を身につけていくと、特に、苦労や困難、失敗や敗北、挫折や喪失といった『逆境』と思える出来事に遭遇したときには、その『意味』を深く考えることができます。
逆に言えば、日頃から、出来事の『意味』を考えるという習慣を持たないと、いざ、大きな逆境が与えられたとき、ただ心が混乱するだけで、冷静に『解釈力』を発揮して、その出来事の『意味』を考えることができません。」(61頁)
前段は、よく言われることですね。
ポイントは、「逆に言えば」から始まる後段の部分です。
日頃から訓練をしておかないと、いざというときにいきなりやれと言われてもできるわけがありません。
自分の目の前で起こる出来事、出会い、現象はすべて最初からそうなることが決まっていて、それは自分になんらかの「気付き」を与えるために起こるのだとして、それに気付けるか、自分にプラスになる意味を解釈できるかが大切なのだと思っています。
日々の習慣により人生の解釈が変わり、その結果、幸福度が上がると考えています。
幸せは探すものではなく、感じるものです。