おはようございます。
著者は、ハイアールアジア株式会社代表取締役の方です。
タイトルの通り、著者自身、さまざまな業界で成果を出してきています。
素晴らしいです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「結局、ビジネススクールで習った知識は、すぐに陳腐化していくのだ。では何を学びに行くかというと、プレッシャー・ポットの中で、悪戦苦闘しながら闘い続ける術と姿勢と、勉強し続ける習慣を学びに行くのだ。自分の価値は、いかに常に刃を研いでいるかで変わる。私の好きな言葉の一つに、『明日死ぬつもりで行きなさい。永遠に生きるつもりで学びなさい』という言葉がある。マハトマ・ガンジーの言葉だ。ビジネスのプロとして生きていくのであれば、感度を高く持って、常に勉強し続けなければいけない。」(167頁)
「自分の価値は、いかに常に刃を研いでいるかで変わる」
いい言葉ですね。
人って本当に弱いですから、仕事や当初の目標に対する緊張感、情熱をひとたび落としてしまうと、なかなか元の状態に戻すことができなくなってしまいます。
私は、仕事に対して、一度楽をしてしまうと、元の厳しさに戻れなくなるという感覚をとても強く持っています。
それがとても怖いのです。
これは、「メリハリをつける」だとか「オンとオフを分ける」といったレベルの話ではありません。
生き方の問題です。
依頼者の苦悩よりも自分の生活の快適さを優先するという生き方ができないのです。
「人の2倍働き、3倍努力する」という福島先生の言葉が常に私の頭に残っています。