おはようございます。
今日は、本の紹介です。
今から10年前に紹介した本ですが、再度読み返してみました。
表紙には「小さいことにくよくよするな! しょせんは、すべて小さなこと」と書かれています。
そうではないこともありますが、多くのことはそのとおりです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「なにかが期待どおりにいかなかったとき、私たちはつい『だれかのせいだ』と思いがち。捜しものが見つからないのは、だれかがどこかにおいたせい。車の調子が悪いのは、修理屋がさぼったからじゃないか。家計費が赤字なのは、カミサンが浪費したから。家が散らかりほうだいなのは、みんなが片づけないから。企画が遅れているのは、同僚がきちんと仕事していないから。例をあげればきりがない。・・・人のせいにすれば、自分の幸不幸は自分でコントロールできず、人の行動に左右されるものとなり、生きることに無気力になる。人のせいにするのをやめれば、自分のパワーを取りもどすことができる。選択者としての自分が見えてくる。」(193~194頁)
本当はすべて自分のせいなのに。
それを認められない。
認めたくない。
自分は正しい。
会社のせい、社会のせい、国のせい、あいつのせい・・・
ずっとなにかのせいにして、それを恨んで、憎んで生きていく。
そんな人は、幸せがどんどん遠のくばかり。