Category Archives: 本の紹介

本の紹介397 世界が変わる時、変えるのは僕らの世代でありたい(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
世界が変わる時、変えるのは僕らの世代でありたい。

家入さんの本です。

帯には、「20億円を使い切っても、都知事選で落選しても、ネットが炎上しても、この男はチョットしかめげない」と書かれています。

心の強さというのは、お金では買えません。 すばらしいですね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

社会はそんなに甘くない、だからお前も地に足をつけて生きろ、俺だって色々と諦めたんだ!なんて意見、ほんと糞。知らんがな!!頼むから足引っ張るなって思うよ。」(106頁)

(笑)

社会はそんなに甘くない、夢なんか捨てろ、みたいなことを言う人、今どきいます?

少なくとも僕のまわりにはいないですが・・・。

むしろ、「夢しか叶わない」って本気で思っている人のほうが圧倒的多数じゃないですかね。

「だからお前も地に足をつけて生きろ、俺だって色々と諦めたんだ」(笑)

ださくて、とても言えません。

本の紹介396 常識の壁をこえて(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
常識の壁をこえて…こころのフレームを変えるマーケティング哲学

著者は、マーケティング界では超有名なダン・ケネディさんです。

タイトル通り、巷で「常識」とされている考え方を疑え、と説いています。

とても勉強になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世に言うところの『クリエーティビティ』については忘れたほうがいい。自分には創造性のかけらもないという人もくよくよする必要はない。創造性のあるなしはたいした問題ではないからだ。クリエーティブな人も、『創造のための創造』に陥らないよう気をつけ、すでに効果が実証されているものを(ちょっと改善して)活用するよう努める必要がある。当たり前のことを人並みはずれた熱意と努力で行うことの力を忘れてはいけない。」(104頁)

成功している人のやり方を学ぶ。

形を少し変えてみる。

微調整を繰り返す。

これが、天才ではない僕の「創造」の定義です。

はじめから、無から有を生み出そうなどとこれっぽちも思っていないのです(笑)

本の紹介395 神さまとのおしゃべり(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-

この本は、「みつろう」と「神さま」との対話形式で話がすすんでいきます。

夢をかなえるゾウ」のパターンです。

分厚い本ですが、結構さくっと読めてしまいます。

帯にはこう書かれています。

99%の幸せを差しおいて1%の不満を探す人間のなぜ

これこそが幸せを感じられない根本的な原因ですかね。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

他人を批判してはいけません。全てを認めない限り、あなたは幸せにはなれないのだから。」(450頁)

お前たちは、『片方』の意見だけを認める性質にある。たった1つの正解があると常に思っておる。だからは矛盾は絶対に許せないんじゃろう。」(455頁)

正解は一つじゃない、ということがわかると穏やかに生きることができると感じます。

人は、本当に他人を批判するのが大好きです。

自分が批判されるのは嫌なのに・・・。

自分が常に正しいという考えから抜け出すことが、心穏やかに生きる最も簡単な方法ではないでしょうか。

本の紹介394 プレデターシンキング(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週もがんばりましょう!

今日は本の紹介です。
プレデターシンキング/略奪思考 欲しいものはすべて「誰かのもの」

この本は、最初から最後までいくつものストーリーで構成されています。

それぞれのストーリーから教訓を導き出してくれています。

とてもわかりやすく、ためになる本です。 おすすめの一冊です!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

私の子供時代、こんな明快な格言があった-頼まなければ手に入らない。
だが大半の人は、望まない返事を恐れて頼むことをためらう。怖いのは拒絶されること。拒絶が怖いから頼まない。だから手に入らない。つまり、最初から失敗することが決まっているが、それでも拒絶されるよりはまし。・・・拒絶を避けることはチャンスを逃すことだ。いつも許可をもらえて拒絶に遭わずに済むなら、結構な話だ。だが、そうはいかない。拒絶に対処できない人間は、成功の可能性を自ら狭めている。」(92~95頁)

「拒絶を避けることはチャンスを逃すことだ」

「拒絶に対処できない人間は、成功の可能性を自ら狭めている」

断られることを恐れ、お願いできない人って本当に多いです。

断られることで、自分を否定されるのがいやなのです。

僕たちは、もっと断られることに慣れるべきです。 そして、断られることに対する免疫をつけるべきです。

いいじゃないですか、断られたって。 別に。

何がどうダメだから断られたのかを教えてもらう。 それを次につなげる。

それができれば、断られたことは決してマイナスではありません。

一度、断られたくらいでへこたれている時間など、ありますか?

時間がもったいない。

人生はそんなに長くありません。

本の紹介393 なぜかすべてうまくいく1%の人だけが実行している45の習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
なぜかすべてうまくいく 1%の人だけが実行している45の習慣 (PHP文庫)

これまでにも何冊か紹介をしてきました井上先生の本です。

帯には「誰もができることなのに、99%の人はやっていない!」と書かれています。

元来、人間は、面倒くさがりで、飽きっぽく、弱い動物です。

そのことを十分に理解し、途中で止めない仕組みをつくっている人が成功のしかたを知っている人なのだと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

絶対に自分がやらなければならないということ以外はそれぞれのプロフェッショナルの手に委ねる。私が時間を創り出すために使っている方法です。・・・ここに気づくと、『時間を買うことは最高のコストパフォーマンスでお金を使うことだ』という考えに変わるでしょう。・・・お金は働けばまた手にできますが、同じ時間は二度と手にできません。」(73~75頁)

これまでに何度か同じようなことを書きましたが、多くの成功している経営者(に限りませんが)は、時間をお金で買っていますよね。

お金よりも時間のほうが大切だからです。

お金はまた稼げばいいですが、同じ時間はもう手にすることはできませんので。

特に私たち弁護士のように外部から会社の経営をサポートするような人間をうまく使うことで不慣れな仕事に時間を使わずに済むわけです。

債権回収なんてその最たるものだと思いますが。

弁護士に依頼すると高いんでしょ・・・という固定概念から、アウトソーシングできないでいる経営者の方は、先入観なしに一度、費用対効果を検討されたほうがいいと思います。

不慣れな債権回収を従業員にやらせ、従業員が精神的にまいってしまい、休職したり、退職したり・・・。

もう完全にその道のプロに依頼したほうがいいんですけどね。

一度、費用対効果がどんな具合か、弁護士に話を聞いてみてはいかがでしょう。

本の紹介392 人間は自分が考えているような人間になる(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
人間は自分が考えているような人間になる

アール・ナイチンゲールの本です。

著者紹介によれば、ナイチンゲールさんは、アメリカでは「人間開発の神様」として知られている方だそうです。

とてもいい本だと思います。 何度も読むに値する本です。

おすすめですよ!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

世間の人たちは日々暮らしていくのが精いっぱいなのであり、互いの足の引っ張り合いを演じていることにすら気がついていない。なのに、新しい事業を始めようとする起業家は、多数の人間がしていることなら間違いあるまい、と勝手に決めこんでいる。どうして世間一般が正しいといえるのか。皆、大成功などしていないではないか。世間一般の人間と同じことしかしていないで、めざましい効果が生まれるなどと考えるべきではない。」(244頁)

周りのみんなと同じほうが安心する・・・

多くの人が言っているから間違いない・・・

経営者にとって、「みんなと同じ」ということはマイナスにこそなれ、プラスにはなりません。

むしろ、みんながやっているならやらない。

みんながやっていないからこそやる。

こういう考えですよね。

みんなと同じことだけやっていて、どうやって成功するのでしょうか。

まわりから無理だと言われれば言われるほど燃えるくらいがちょうどいいのだと思います。

本の紹介391 行動する勇気(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
行動する勇気

著者は、元ソニーCEO出井さんが代表取締役を務める会社の執行役社長の方です。

チャンスをモノにする考え方や習慣が書かれており、参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

自分の『魅力』『強み』とは何かを理解し、提示していくことで、人はあなたを選んでくれるのです。つまり、『なぜあなたを選ばなければならないか?』を考えることです。人に思い出してもらえるような、自分のキーワードをすぐに整理し、何気なく話せるように準備しておきましょう。」(120頁)

常に「USP」を意識しよう、ということです。

他と比べて自分の秀でているところはどこか。

自分の強みを自分で理解し、それをわかりやすいかたちでアピールする。

商品も人間も同じことだと思います。

自分は商品であるという意識を持ち、商品のよさをアピールし、選んでもらう。

意識をして準備するかどうかの違いだと思います。

本の紹介390 「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣

著者は、元サイバーエージェントの社員の方で、現在、ITベンチャーの社長です。

あとがきに書かれている「才能の差は5倍、意識の差は100倍」(204頁)という言葉がすべてを物語っています。

結果を出し続けている人の「意識の差」を知るには、とてもいい本だと思います。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

『人生には3万日しかない』ドロップボックスの創業者ドリュー・ヒューストンが、MITの卒業生に向けたスピーチの一節をたまたま目にしました。僕はその数字を見て、目の前に3万本のろうそくが並べられた状態をイメージしました。・・・20代後半だった僕の場合、約1万本のろうそくが消え、火がついているのはおよそ2万本です。・・・『このままでいいのか?毎日ろうそくの火は1本ずつ消えていくのに、俺は100%本気でやったのか、1%の後悔もなかったのか?』」(15~16頁)

ろうそくは突然消えるかもしれない。そう考えると、今、生きている1分1秒のすべてが自分の人生の糧になると思えるはずです。それが理解できれば、行動することで生じるリスクより、行動しないことのほうがリスクになることもわかるはずです。できるだけ早い段階で、このことに気づいたほうがいい。・・・他人から承認されるため、他人から否定されないため、周囲の目を気にしながら生きている人が多い現代社会。人生が有限であることを理解し、そんなことはどうでもいいことだと気づいていただきたいのです。」(16~17頁)

ろうそくはいつ突然消えるかわかりません。

平均寿命が何歳だとしても、その年齢まで生きられる保証はありません。

あと何本残っているのでしょうかね、ろうそく。

生きている間だけでも、いろんなことに挑戦したいです。

何のリスクもおかさずに、ただなんとなく生きて、老後を迎えることだけはしたくありません。

リスク、上等。

おじいちゃんになったら、ゆっくり休むことにします。

体力と情熱が続くかぎり、あらゆることにチャレンジしていきます。

本の紹介389 執事が教える「超一流」と呼ばれる人のアタマの中身(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。

今日は本の紹介です。
執事が教える “超一流"と呼ばれる人のアタマの中身

以前にも紹介をしたことのある日本バトラー&コンシェルジュ株式会社の代表者が著者です。

世の中にはいろんな仕事があるのだと再認識させられます。

「フツーの人」「一流の人」「超一流の人」の3種類に分けて、おすすめの考え方や行動をわかりやすく説明してくれています。

よくある感じの本ですが、内容は参考になります。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

超一流の方ほど自分の弱さをきちんと認識しているということ。自分に弱いところがあるならばあえてそれを克服しようとせず、誰かそれを助けてくれる人を雇い、それをやってもらえばいい、という考え方なのです。そのほうが時間もずいぶん短縮できるし、より自分自身が他のことに力を注げるでしょう。」(149頁)

私の周りにいる成功している方の多くも同じ考えを持っていますね。

全部自分でやろうとしない。

自分がよくわからないところは、すぐにその道のプロに任せてしまう。

ただでさえ本業が忙しいため、本業以外の分野まで自前でまかなうほど暇ではないのです。

「餅は餅屋」ということを心得ているのです。

また、見方を変えると、時間をお金で買っているわけです。

確かに自社の従業員にやらせたほうがコストはかからない(ように見える)のですが、あえてそんなことはしない。

餅は餅屋のほうが断然、効率がいいですし、確実であることを知っているからです。

そういうことなのです。

本の紹介388 楽天流(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
楽天流

三木谷社長の本です。

三木谷社長の経営についての考え方がよくわかります。

さまざまな要素の中でも「スピード」や「効率」を重視する姿勢は勉強になります。

「成功のコンセプト」「成功の法則92ヶ条」と同様、おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

一日24時間、一年365日が、僕ら全員に等しく与えられた条件だ。しかし、この時間をどのように効率よく使うかによって個人の間に差が生まれる。てきぱき仕事を進められる人は、もたもたしている人に、いつでも勝利する。その様子は、勝者のほうに最初から何倍も多くの時間が与えられているように見えるかもしれない。どんなに優れたスキルの持ち主でも、もたもた仕事をしている限り、一日24時間で40時間分の仕事をしようという意欲のある人には勝てない。これは単純な算数の問題なのだ。」(238ページ)

「効率だけが仕事じゃない」という考え方も耳にしますね。

そうなのかもしれませんが、これは、効率よく仕事をしている人が言うべき発言です。

もたもた仕事をしている人が言うと、単なる言い訳や自己正当化に聞こえてしまうからです。

雇用契約の場合、労働基準法で労働時間は法定されており、使用者の安全配慮義務や残業代の負担等を考えると、従業員が無制限に仕事をすることはそもそも認められていません。

限られた時間で最大の成果を出すには、効率を高めるほかないと思います。

常に考え、常に改善していく。

この意識を例外なく全員が共有している会社は強いのでしょうね。

効率よく仕事をする気持ちは強く持っている。でも、どうしたらいいかわからない方。

そんなときは、王道のやり方をしましょう。

王道とは?

効率よく仕事をしている人の真似ですよね。

うまくいっている人も言動、行動、身振り、考え方・・・すべてをひとまず真似してみましょう!