本の紹介411 871569(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
871569

さて、この本のタイトル、何て読むでしょう。

「やないごろく」

「箭内語録」

だそうです。

箭内さんは、クリエイティブディレクターでさまざまなCM等を手がけている方です。

箭内さんの「いい言葉」を集めた本です。

おすすめですよ!

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

抜擢されたとき尻込みするのもよくないですね。チャンスに照れちゃダメです。『自分はまだ経験が浅いもので』なんていう必要はない。めぐってきたチャンスは、つかむのが礼儀です。それが後に続く人にとって目印にもなるんですから。」(55頁)

新入社員は意外と、会社に入ったら仕事を学ぶことが100%だって思いがち。だけど、新入社員の最大の仕事は、いま停滞してる職場を活性化していくこと。新入社員が入ってくるときって『スゲェやつが入ってきて、俺の仕事とられちゃうんじゃないか』とか『自分の考えが古いってことを思い知らされるんじゃないか』とか、上の人たちは意外とドキドキしているんですね。待ち受ける側はそう思ってるのに、入る側が『お邪魔します』みたいに実際以上に小さくなって入っていったらもったいないんです。(NHK入局式特別講演にて)」(227頁)

4月から仕事を始める方、このことをよく覚えておきましょう。

遠慮無用。

「なんかすごいのが入ってきたね」と言われてなんぼですから。

競争社会で勝ち抜くのに、遠慮なんて何の役にも立ちません。

与えられた役割をしっかりこなし、どんどん仕事を覚えて、会社に貢献するのです。

そうすると、まわりから信頼され、重要な仕事をまかされるようになります。

「まだ1年目だから・・・」なんて寝言は、恥ずかしいのでやめましょう。

まわりから「まだ1年目だから仕方ないね・・・」と言われるのを真に受けてはいけません。

「1年目なのにすごいね!」と言われることを目標にしましょう。