おはようございます。
人は理屈ではなく感情でモノを買うことを前提とし、どのようにすれば選んでもらえるのか、ということが説明されています。
マーケティングの本が好きな人には特別目新しい内容ではありませんが、とてもわかりやすくて良い本だと思います。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「プロのコピーライターが肝に銘じている言葉に、『お客さまは読まない(聞かない)、信じない、行動しない』というものがあります。・・・だから、お客さまの興味を突いて、読んでもらうための工夫をします。アメリカの伝説のコピーライターと言われるジョセフ・シュガーマンは、『広告の第1センテンスの目的は第2センテンスを読ませること。第2センテンスの目的は第3センテンスを読ませること』と言いました。すべての文は、次の文を読ませる目的を持っているということです。」(171~172頁)
自社のホームページ内の文章を自分で作った経験がある方でしたら、よくわかると思います。
また、自分が、他の会社のホームページ等を読んでいるときを想像すればわかると思います。
そうです。 閲覧者(お客様)は、じっくり文章を最初から最後まで読んではくれないのです。
「これだけがんばって書いたのだから、きっと一生懸命に読んでくれるだろう」は通用しないのです(笑)
基本、最後まで読んでくれない前提で、いかに最後まで読んでもらうのかを必死に考え、工夫しなければいけません。
「広告の第1センテンスの目的は第2センテンスを読ませること。第2センテンスの目的は第3センテンスを読ませること」
この言葉をしっかり頭に入れておくことが大切ですね。