本の紹介1136 行動の品質(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。

「はじめに」は、「なぜ、僕たちは同じ人間にもかかわらず、成果に対して大きな差がつくのでしょうか?」という一文からスタートします。

著者が10年にわたる起業家支援の中で見出した、成功する必要の共通項が紹介されています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

・・・まさにお節介化、コスト化と言われるわけです。進歩は、往々にして自己満足的になってしまいます。そのコストはお客様が負担をします。行き過ぎると、最悪の結果になってしまうのです。日本は、本当に進歩が得意です。ただ、あまりにも進歩が行き過ぎてしまい、あらゆるところで、このような異常ともいえることが起きています。」(42頁)

手段の目的化が引き起こす無駄な進歩です。

いまや車に乗っていても、運転席のまわりには1度も使わないボタンだらけです。

使わない機能を削除したらどれだけコストダウンできるのでしょう。

サービスはシンプルでわかりやすいのが一番です。