本の紹介2065 影響力の魔法(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。

著者は、元TBS社員からプルデンシャル生命保険を経て、現在は、会社の経営をされている方です。

「影響力」がいかに大切であるかについて、これまでの著者の経験から説かれています。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

僕は『ポジティブ・シンキング』を信じません。いくら心の中で、『お前は勝てる』『きっとうまくいく』『自信をもて』などと、自分を励ましたり、勇気づけたりしても、心はそれを真に受けてはくれないからです。そうではなく、大事なのは『やるべきことをやってきた』『自分との約束を守り続けてきた』という『事実』。この『事実』さえ揺るがなければ、心はそれを信じることができるのです。それを『自信』というのではないかと思うのです。」(135頁)

全く同感です。

以前、ブログにも書きましたが、私は「根拠のない自信」という言葉を信じていません。

まさにこの本の上記記載と同様の理由から、そんなものは存在しないと思っています。

一朝一夕に自信など持てるはずがありません。

人が寝ているとき、休んでいるとき、遊んでいるときにどれだけ努力してきたか。

その積み重ねでしか自信は持てないのではないでしょうか。