おはようございます 今週も一週間がんばりましょう!!
←先日、4月から新しくメンバーになった事務所スタッフの誕生日会を行いました
これからいろいろなことを吸収して、社会に貢献してもらいたいと思います。
事務所として、全面的にサポートしたいと思います。
今日は、午前中は、労働事件の裁判が1件入っています。
午後は、裁判が1件、裁判の打合せが1件、新規相談が1件入っています。
今日も一日がんばります!!
さて、今日は本の紹介です。
幸福論 [単行本]
須藤元気本、第7弾です。
この本は、須藤さんが、2005年の春から夏にかけて、四国八十八ヵ所を旅したときの記録です。
須藤さんが感じたことが書かれています。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「須藤家の家訓が『頭を使え』だったせいか、今までの人生で思考の堂々巡りを感じることが多かった。頭で考えることが多くて、自分の直感と向き合うことがほとんどなかったように思える。僕は最近、頭は『秘書』のようなもので、自分の直感こそが、『社長』であり、すべての決定機関だということに気づいた。そして改めて、自分の直感と向き合いたかったのである。つまりは、自分との対話をしたかった。物事を決断する時には、”損得=頭”ではなく、”感情=直感”を優先する。『これをやれば後で後悔する』という考えではなくて、『気持ちいいからこれをやる』という直感を大切にしたい。」(143頁)
みなさんは、決断する時の判断基準を持っていますか?
なにかをやるかやらないかを決めなければならないとき、みなさんは何を重視しますか?
これをやることは、自分にとって得か損かという理屈で考えることも多いと思いますが、直感的に「やりたい」「やるべきだ」と思ったときは、それが自分にとって損をすることだとしてもやってみる。
そもそも「損する」とは何をもって損と考えるかによりますが、多くの人は、「儲からない」とか「メリットがない」という経済的な観点で「損得」の判断をしているのではないでしょうか。
このような判断基準自体は否定しません。当然、あり得る判断基準です。
ただ、仮にこのような「損得」という判断基準に依拠するにしても、「損」と思えることがいつ「得」に変わるかわかりません。
世の中、一見、「損」に見えるものが、長い目で見れば「得」であったり、逆に一見「得」に見えるものが、実は「損」であるなんてことはざらにある話です。
つまり、自分自身の頭でぱっと見の「損得」を判断したところで、たかがしれているということです。
だったら、そんな小さな基準で物事を判断するのではなく、直感的に「やってみたい」「やるべきだ」と思ったことは、すぐにやってみるべきではないでしょうか。
とにかくやってみる。
このチャレンジ精神が大切なんだと思います。