おはようございます。
さて、今日は、本の紹介です。
イノベーションのDNA 破壊的イノベータの5つのスキル (Harvard Business School Press)
ハーバード・ビジネス・スクール教授で、「イノベーションのジレンマ」という有名な本の著者が書いた本です。
この本の特徴は、題名通り、「破壊的」なイノベーションをいかに行うかという点が具体例を踏まえて述べられているところです。
この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「イノベータは人と違う考え方をするが、スティーブ・ジョブズがいうように、実はつながっていないものをつなげることによって、違う考え方をしているにすぎない。アインシュタインはかつて創造的思考を『組み合わせ遊び』と呼び、『生産的思考の本質的特徴』とみなした。」(47頁)
「スティーブ・ジョブズ曰く、『創造とは結びつけることだ』。彼はこう続ける。『創造的な人は、どうやってそれをやったのかと聞かれると、ちょっとうしろめたい気持ちになる。実は何をやったわけでもなく、ただ何かに目を留めただけなのだ』・・・」(52頁)
いい言葉ですね。
「実はつながっていないものをつなげること」によって、新しい商品、サービスが生み出されているということですね。
「組み合わせ遊び」というのも、おもしろい表現ですね。
私は、どこにいても、何をしていても、この「組み合わせ遊び」をしています。
「あ、このサービス新しいな! でも、もうひと工夫ほしいな~。あれと組み合わせるとかなり斬新だな。」などとひとり遊びをしています。
いつも言うことですが、大切なのはここからなのです。
いいと思ったアイデアを実行に移すことをしなければ、単なる妄想で終わってしまいます。
いいアイデアは、実行に移しましょう!!