おはようございます。
帯には「ビールは0.2秒でつげ!」と書かれています。
キャッチーなので、このフレーズが選ばれたのでしょうが、本の内容は、もっと真面目な内容です。
あるべき姿勢・考え方について触れられており、いずれも王道の内容です。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「量は質に転化します。成果が出ない人はやはり量をこなしていません。おもしろい仕事がない、自分には向いていない、だから会社をやめますなど、若い人でグジグジ言っている人がよくいます。試行錯誤もせず、努力の量が全然足りない段階でほかの会社に行ったって一緒です。・・・日本人は、自分たちは馬車馬のように働かされて蟻地獄のようだとよく言いますが、能動的にやっていないから、いつまでたってもラットレースから抜けられないんです。量は質に転化するので、やるときは徹底的にやらないといけません。」(69~70頁)
同感です。
能動的に仕事に取り組む人と受動的に仕事に取り組む人とでは、天と地ほど成果が異なることは争いがないところではないでしょうか。
目の前の仕事をいかに能動的に取り組めるか。
これは目の前の仕事それ自体の問題ではなく、その仕事に対するその人の解釈の問題です。
単にやらされている作業と解釈するのか、
その仕事に価値を見い出し、社会への影響等を想像できるか
そういう話なのだと思っています。
愚痴を言い出したらきりがありません。
幻冬舎の見城社長の言葉を借りるならば、「憂鬱でなければ、仕事じゃない。苦しくなければ、努力じゃない」と思うわけです。
能動的に仕事をすれば楽しくなるのか、と言われれば、決してそんなことはありません。
能動的だろうがなんだろうが、仕事は苦しいです。1日終わるとぐったりします。
まあ、でも仕事ってそういうものじゃないですか?
そう思うわけです。