おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
帯には「他の人とは逆を行かねばならない」と書かれています。
特に目新しさはありませんが、そのとおりです。
著者は、本の中で挑戦すること、失敗すること、適応することが大切だと説いています。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「一生、競争を避けて生きるのは、競争を勝ち残っていくよりも難しいのではないでしょうか。いつかどこかで競争しないといけないのであれば、早くから競争に慣れ、正しい競争の仕方を覚えておくべきです。
現状を肯定したいだけのオンリーワンや、競争からの逃避であるブルーオーシャン探しは意味がありません。」(139~140頁)
ある意味、逆転思考です。
ブルーオーシャン探しを「競争からの逃避」と捉える発想、私は嫌いではありません。
ニッチな世界で生きるよりも激しい競争に晒される戦場で勝ち残る力を身につけたいと思ってしまいます。
やり方よりもあり方、すなわち、姿勢の問題でしょうか。
競争から逃げるという姿勢からは強さを感じることはできません。
強くありたいと思えば思うほど、厳しい道を選びたくなってしまうのでしょう。