本の紹介610 才能を伸ばすシンプルな本(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間がんばりましょう。

今日は本の紹介です。
才能を伸ばすシンプルな本

1頁目にアリストテレスの言葉が紹介されています。

人間は繰り返しおこなっていることの結果である。したがって、卓越性とは行為ではなく習慣なのだ。

いくつかの視点で「才能を伸ばす」ために重要とされていることを紹介しています。

とてもわかりやすく書かれており、おすすめです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

超一流のエキスパートたちの姿勢には甘えも傲慢さもない。いつも汗水たらして一生懸命に努力をする。気が向かなくても、毎朝起きてひたすら課題に取り組む。それが超一流のエキスパートたちの特徴だ。スーパーリアリズムで有名な画家チャック・クロースは、こう言っている。『ひらめきに頼っているようではアマチュアだ』」(145頁)

結局は、上記のアリストテレスの言葉にもあるように、「習慣」の問題なのです。

どこまでいっても、結局はそういうことなのです。

何をすべきか、何が大切かがわかっている人は多いけれど、それをずっとずっとやり続けられる人はほとんどいません。

途中でやめてしまうのです。

何度となくこのブログに書いてきたことですが、習慣化するのに必要なのは、才能・能力ではなく、技術です。

習慣化する方法を知っているかどうかなのです。

努力を続けることさえできれば、たいていのことはうまくいきます。