本の紹介239 人はなぜ勉強するのか(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。 今週も一週間、お疲れ様でした。__

←先日、久しぶりに「かまど家ピュアカリ」に行ってきました。

僕は、ここのピザが大好きです。

写真は、鉄板の「マリナーラ」です。

3食マリナーラでもいいです。

今日は、午後から豊橋の裁判所で裁判が入っています。午前中から移動します。

今日も一日がんばります!!

さて、今日は本の紹介です。

 人はなぜ勉強するのか―千秋の人 吉田松陰

吉田松陰さんに関する本です。

タイトルがいいですね。 子どもがお母さんに聞きそうなことです。

適切な答えを持ち合わせていないお母さんは、是非、読んでください。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

万巻の書を読むに非ざるよりは 寧んぞ千秋の人と為るを得ん 一己の労を軽んずるに非ざるよりは 寧んぞ兆民の安きを到すを得ん」(69頁)

現代語に直すと、以下のような意味になります。

一万巻に及ぶたくさんの書物を読まないでは、どうして千年の歴史に名を残す人となることができようか。自分一人の労苦を進んで負うのではなくして、どうして天下の人々を安らかにすることができようか

人一倍、勉強をし、かつ、苦労を進んで請け負うことができないで、世の中をよくすることなんてできません。

志が高い人は、みんな強い向上心を持っていますから、勉強熱心ですし、苦労を厭わないという共通点があります。

ここでいう勉強は、もちろん本を読むことも含まれますし、それにとどまらず、人の話を聞くことや実際に体験してみることもすべて勉強です。

心のどこかで「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」と願っている人は、吉田松陰さんの教えに従い、日々、勉強をしましょう。