本の紹介521 心理学的に正しいプレゼン(企業法務・顧問弁護士@静岡)

おはようございます。

今日は本の紹介です。
心理学的に正しいプレゼン

プレゼンやセミナーをやる機会が多い方は、是非、読んでみて下さい。

既に自己流のやり方が固まっている方こそ読むべきでしょう。

きっと新しい気づきがあるはずです。

さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。

人はあなたが言ったことは忘れるかもしれないが、あなたにどんな気持ちにさせられたかということは絶対に忘れない」(カール・W・ブフナー・長老派教会の長)(203頁)

深いですね。

でも、わかる気がします。

セミナーでも、1年後に振り返ったときに、どんな内容だったのかは正確に思い出せませんが、講師の説明がわかりやすかったことや、とても前向きな気持ちになれたことなど、そのときの印象は覚えているものです。

私もよくセミナーに講師として呼ばれますが、細かい知識をセミナーで伝えることはほとんどしません。

だって、どうせ忘れちゃいますし、知識は、本やインターネットを見れば載っていますので。

私がいつもセミナーで伝えたいと思っているのは、考え方や意識です。

「知識ではなく意識の問題」というのは、私がよくセミナーで使うフレーズです。

セミナーを通して、100人のうち1人でも意識が変わったら、それだけでやった甲斐があると思っています。