おはようございます。 今週も一週間お疲れ様でした。
サブタイトルは、「人間関係が好転する『こころの技法』」です。
人間関係の捉え方を学ぶにはとてもいい本です。
すべては捉え方、解釈の問題であることを再認識できます。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「人生におけるその相手との出会いの『意味』を深く考えるとき、一つの視点を心に抱くことによって、しばしば、その『意味』が明瞭に浮かび上がってくる。それは、人生における、人との出会いは、すべて、自分という人間の成長のために、与えられた出会いではないか。その視点である。」(193頁)
「その視点である。」
私は、著者がいう「視点」は、他の本でいう「解釈」の意味で理解しています。
出来事に意味はない。あるのは解釈だけである。
この発想は知っているのと知らないのとでは、日常生活で直面する試練に対する向き合い方が大きく異なります。
出会いも同じだと思います。
出会い自体に意味などありません。
あるのは、その出会いにどのような意味を与えるか、という個々人の解釈だけです。