おはようございます。
タイトルだけを見ますと、落ち込んだ人が読む本のようにも思えますが、決してそうではありません。
人生や仕事に対する考え方に影響を与える本です。
おすすめです。
さて、この本で「いいね!」と思ったのはこちら。
「すごい人を見て『才能だな』と言う人は、あきらめている。
『努力だな』と言う人は、挑戦している。」(120頁)
「あきらめている人というのは、能力や環境のせいにして、『やらない理由』を探すものです。でも、何かを成し遂げる人というのは、共通して、『できる理由』を探し続けています。」(121頁)
上の2つの文章に共通するのは、自分ができない理由を自分にはどうしようもできないものに求めるという発想です。
才能、能力、環境のせいにした瞬間、もはやできない理由は自分のせいではないという理由付けに走っているため、改善の動機が生まれることはありません。
どこまで行っても、できない理由は自分の努力不足だと認識するほかありません。
事実、多くの場合、そうなのですから。