弁護士法人栗田勇法律事務所 > 法律相談Q&A > 会社清算 > 【会社清算⑩】債権申出期間中の弁済が許される場合とは?

【会社清算⑩】債権申出期間中の弁済が許される場合とは?

清算手続において、債権申出期間中に債務の弁済が許される場合とはどのような場合ですか。

清算会社は、債権申出期間中に、債務の弁済をすることができないことは、既に【会社清算⑨】で解説したとおりです。

しかしながら、この原則を貫くと、例えば、公共料金等の支払いすらすることができず、清算業務に支障を来す可能性があります。

そこで、会社法は、例外的に、一定の債権について、裁判所の許可を得て弁済することができるようにしています。

すなわち、少額債権、清算会社の財産につき存する担保権等によって担保される債権、その他弁済しても他の債権者を害するおそれがない債権に関する債務は、裁判所の許可を得て弁済することができます

なお、清算人が複数いる場合、裁判所の許可の申立てには、清算人全員の同意が必要とされています。

また、清算会社は、条件付債権、存続期間が不確定な債権その他その額が不確定な債権に係る債務も弁済することができます。

ただし、この場合、総債権者に対する公平な弁済を確保するため、裁判所に債権評価のための鑑定人選任の申立てを行い、鑑定人の鑑定評価に従って当該債務の弁済を行うことが必要です。


カテゴリー: 会社清算, 法律相談Q&A パーマリンク

コメントは停止中です。

弁護士法人栗田勇法律事務所 〒420-0858 静岡県静岡市葵区伝馬町9-10NTビル301 TEL 054-271-2231 アクセスページへ ご相談のお申込に関するQ&A お問い合わせはこちら
営業エリア

静岡市葵区・駿河区・清水区、焼津市、藤枝市、島田市、
吉田町、牧之原市、御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、
磐田市、浜松市中区・東区・西区・南区・北区、湖西市、
富士市、富士宮市、裾野市、沼津市、御殿場市、三島市、
熱海市、伊豆の国市