- 【特許法】特許法102条2項に基づく損害額の推定覆滅部分に対する同条3項の重畳適用を認めて実施料相当額の損害賠償を請求できるとした事例(知財高判令和4年10月20日)
- 【民執法】民事執行法197条1項2号に基づく財産開示手続の実施決定に対する執行抗告においては、請求債権の不存在または消滅を執行抗告の理由とすることはきないとされた事例(最判令和4年10月6日)
- 【著作権】社内イントラネットに新聞記事をスキャンして掲載したことが著作権侵害にあたると判断された事例(東京地判令和4年10月6日)
- 【不動産】悪臭被害を理由とした古民家の買主の宅建業者への損害賠償請求について悪臭の発生が認められる証拠はないとして棄却された事例(津地裁伊賀支判令和4年9月21日)
- 【不動産】営利法人の6件の転売取引に関与した買主側媒介業者代表者に無免許営業幇助を認定し罰金刑を言い渡した事例(名古屋高判令和4年9月15日)
- 【会社法】弁護士である取締役による他社の買収・管理に関する対会社責任(東京高判令和4年9月15日)
- 【会社法】デッドロック状態にある株式会社の解散請求が認められた事例(東京地立川支判令和4年9月9日)
- 【会社法】グループ会社における取締役解任の正当な理由(東京高判令和4年9月7日)
- 【会社法】手続規制の対象たる利益相反取引に関する取締役の責任(東京高判令和4年7月13日)
- 【会社法】利益相反取引に該当する他社株式の取得取引において、取得株式の客観的評価額と実際の取得価額との間に乖離があったとしても直ちに会社に損害が発生したとはいえないと判断した事例(東京高判令和4年7月13日)
- 【会社法】退職慰労金を減額して支給する取締役会決議の適法性(福岡高宮崎支判令和4年7月6日)
- 【会社法】表見支配人による債権譲渡が公序良俗違反により無効とされた事例(札幌高判令和4年7月7日)
- 【会社法】不十分な収容人数の会場の選定と抽選による出席可能株主の決定の許容性(静岡地沼津支決令和4年6月27日)
- 【プロ責】自らの逮捕事実を速報するツイートをされた者がTwitterの運営者に対して上記ツイートの削除を求めることの可否(最判令和4年6月24日)
- 【不動産】宅建業者が新規契約広告宣伝費名目で収受した媒介報酬の報酬制限超過分や架空費用等の返還を認めた事例(東京地判令和4年6月22日)